40数年ぶりの文楽鑑賞

「やっぱりLIVEはええね」

リアルに観るのはこれで2回目です。

最初は小学生の時。

芸術鑑賞で学校の体育館で観ました。

 

初めて観る文楽に心を奪われ

暫くは、テレビで文楽をやっていると見ていた小学生でした。

 

今回は梅田のグランフロント北館ナレッジシアターでの開催の

うめだ文楽2018に行きました。

 

前半は文楽がテーマの小説「仏果を得ず」の作者

三浦しをんさんと文楽に携わる3人の若手との対談でした。

 

祖父が文楽の三味線弾きの人間国宝で

小さい頃から三味線に慣れ親しんできた鶴澤寛太郎さん

一度はサラリーマンになってはみたものの

舞台の世界に行きたくて研修生になった義太夫の豊竹希太夫さん

小学生の頃から文楽に携わることが夢だった吉田蓑紫郎さん

 

文楽は歌舞伎と違い世襲制ではないので

誰でも文楽界に入ることができます。

トークショーの3人の中でも親族に文楽に携わっているのは

三味線の寛太郎さんだけ。

 

楽しいトークショーの後は

実際に演目を見ました。

勿論前半のトークショーに出ていた3人がメインで出ています。

 

「傾城恋飛脚~新口村の段~」

あらすじ

「前段まで」

大阪・淡路町の『亀屋』は大坂と江戸の間で

手紙や金銭などを運ぶ飛脚問屋

亀屋の養子、忠兵衛は一人娘の婿と決まっていながら

新町の遊女・梅川と恋仲となってしまう

恋のライバルに金がないことをなじられてカッとした忠兵衛は

武家屋敷に届けるはずの金を

梅川の身受け金として使ってしまう

公金に手をつけた忠兵衛は死罪を覚悟

故郷の新口村へと梅川を連れて逃げていく

 

 

「新口村の段」

昔馴染みの家に身を寄せこっそりと外の様子をうかがう忠兵衛と梅川

雪の降る中歩いてくる実父、孫右衛門の姿を見つけ

「今生の別れ」と手を合わせる

年老いた孫右衛門が氷に足を滑らせて転ぶのを見て

思わず外に飛び出し介抱する梅川

孫右衛門は次第にこの娘が息子、忠兵衛の逃避行の相手と察する

公金を横領して逃げている二人のうわさは村でも広がっていたのだ

父子の再会を願う梅川に涙をこらえながら孫右衛門は

親としての複雑で苦しい胸の内を切々と語り

罪を償うように諭す

そして追手の気配を感じた孫右衛門は…

 

文楽は知っている人も多いでしょうが

人形一体を3人で動かすのです。

ちょっとした頭や手の動きで感情までも表します。

 

気がつけば食い入るように人形を見て

義太夫の語りもそれぞれの役で声色が変わり

太鼓の音が雪が降る音になる

あっという間に1時間の演目が終わりました。

普通にドラマを見るよりも神経を集中させて見ました。

毎年、梅田文楽は開催されているので

来年も見に行こうと思います。

 

国立文楽劇場にも行ってみたいな

http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html