「チーム」 堂場瞬一

 

「俺のために走ってくれ」

箱根駅伝の出場をかけて行われる予選会。
出場できなかった大学から好タイムを出した選手が選ばれる
「学連選抜」チーム
監督は予選会11位美浜大の吉池
その吉池から「終わりじゃない。俺と一緒に箱根に行こう」
と、声をかけられたのは、城南大4回生の浦大地。
浦は膝を故障して1回生の時に箱根のメンバーに選ばれていたが回避。
3回生で初めて箱根10区を走るが7位で襷をもらったが
途中で失速し最下位。
昨年の自分を吹っ切るために浦は学連選抜で走る決意をする。

 

学連選抜、最初の練習日。
浦は吉池からキャプテンを命じられる。
寄せ集めチームでミーティングを行うが、その中で一人不機嫌全開の
東京体育大の山城は予選会でもトップでゴールをする天才的ランナー。
しかし、周りを一切寄せ付けず見下した態度でマイペースを貫きとおす。
「こんな寄せ集めどこがチームだ」と吐き捨てミーティングの途中で席を立つ。

合宿、直前の練習で寄せ集めから少しずつチームになっていく学連選抜。
目標は「優勝」
いよいよ箱根駅伝がスタートする。
PICK-UP TEAMの学連選抜は果たして何位でゴールするのか?

 

箱根駅伝物は「風が強く吹いている」に続いて2作目。
それも「学連選抜」という特異なチーム。
浦が昨年のリベンジが出来るのか?
後半のレースは読みごたえがあり、テレビの前で応援している様な感覚になりました。
この小説が発表された翌年に学連選抜が総合9位、復路3位となり話題になったとか。
来年の箱根は学連選抜にも注目しちゃおうと思った1冊でした。

 

「ハーバードの人生を変える授業」 タル・ベン・シャハー 訳:成瀬まゆみ

「歩きなさい」「手放しなさい」「すべてをシンプルにしなさい」

著者のタル・ベン・シャハー氏は
ポジティブ心理学とリーダーシップ心理学の授業が、
大学の歴史上最も人気のある科目の1つとなっているハーバード大学の講師です。

この本は52の章立てで毎回ワークがあります。
このワークを実践すると「生産的知識」を育むことができます。

「生産的知識」とは
単なる知識ではなく、自分たちをとりまく世界をよく理解して、
状況にうまく対処するための知識」です。

この文章を見ると「えっ?、難しそう…」
と思うかもしれません。
が、本書は1つの章が4ページ。

ワークも
「毎日感謝することを5つ書きとめる」
「やりたかったことをやる」
「あきらめることを決める」
といった内容です。

この本の中で一番印象に残ったのは
「PRP法」
自分自身が人間であることを許すこと
状況を再構築すること
そしてより広い視野から見ること
の3段階を踏む方法です。

例えば…
「最近、腹がたったこと」を例にすると
まず、自分が人間であることを許し、起こった出来事と
そのときに感じた感情をあるがままに認めます。

次に状況の再構築です。
その出来事がもらたしたよいことは何かをじっくりと考えます。
楽しいことではなかったかもしれませんが、
それによって何かいいことはなかったのでしょうか。

最後の段階で、一歩引いて、その状況を広い視野で眺めてみます。
その経験をより大きなスケールで考えることができますか
1年後、その状況をどう考えているでしょうか。
小さなことで大騒ぎしていないでしょうか。

「怒り」や「不安」といった感情はそのままにしておくと
膨れ上がることが多々あります。
PRP法で認め、再構築し、一歩引いて見ることによって
その「怒り」や「不安」は昇華していきます。

 

52章なので1年かけて1つの章、1つのワークをやり続けることで
1年後には「人生が変わる」のではないか。
飽きっぽい私には1年かけては難しいなぁ。
「1年かけて検証する、ハーバードの人生を変える授業」
って読書会を毎週するのも面白いかも…(*^^*)

 

 

「おーちゃんのおーけすとら」 ディック・ブルーナ

兵庫県のヅカさん

「おーちゃんのおーけすとら」 ディック・ブルーナ

高2の時、お世話になったクラブの先輩全員に絵本を選んでプレゼントしました(15人位?)

トランペットの部長とFacebookで最近繋がり、

まだ持ってるでーとメッセージが(´,,•ω•,,`)♡

しかも彼はいまプロの音楽家に。嬉しかったですね~

「部活は吹奏楽ですよね~。

どんな雰囲気だったんですか?

心に残る演奏曲も教えて下さ~い」

吹奏楽部でした。

和やかな、先輩後輩のない雰囲気でしたねー

夏のコンクールで、ショスタコーヴィチの祝典序曲を

練習しまくったことを思い出しました(๑•́ ₃ •̀๑)/

「この本はどこで見つけたんですか?」

卒業式のまえに、皆に絵本をプレゼントしたいと思って、

摂津本山のひつじ書房に行きました。

あとは梅田の紀伊國屋で揃えたかなー

「 今、贈りたい本があれば教えてください」

そうですねー

いま、またプレゼントするとしたら、

くちびるに歌をかな?٩(๑❛ᴗ❛๑)۶コンクールの雰囲気とかが懐かしいので。

「本を贈る時に心がけている事があれば教えてくださいませ」

やっぱり相手に沿って選ぶかなー

読んでほしいだけではなく、喜んでほしいですからねー

♬ 摂津本山の「ひつじ書房」

当店は児童図書専門店として1975年に現在の場所に開店致しました。

赤ちゃん向けの絵本から、「指輪物語」「星の王子さま」など

ちょっと年齢層の高い 子どもたちや大人にも読んでいただける物語まで、

子どもの本の世界で評価を得ている良書を数多くとりそろえているそうです。

「ムーミン谷のクリスマス」トーベ・ヤンソン

「あの人に送る一冊」

東京都 京極 優希さん

「ムーミン谷のクリスマス」

参加している研究会(聖書の勉強会)の参加者様へ。

クリスマス会のプレゼント交換用にトーベ・ヤンソンのムーミンコミックスから

『ムーミン谷のクリスマス』を選びました。

ムーミン好きの方に当たったので何たる偶然!

「ムーミン谷のクリスマス」を選んだ理由は?

クリスマス会のプレゼント交換用に1000円程度(これは決められた金額です)

のプレゼントを近所にある雑貨とデザイン中心の本を置いてある書店で探していたとき、

置いてあった絵本が可愛くて目を引きました。

その中で、クリスマスということもあり、

『ムーミン谷のクリスマス』というムーミンコミックを選びました。

クリスマス会には、毎回本を選んでいるのですか?

いつも選んでいるわけではないです。

大学生の頃、ボランティア先のクリスマス会のときに

子供にあげるプレゼント(くじ引きで選ばれる)に

銀色夏生さんの要らすとストーリー、

『ナルシスナルくん』を選んだことがあるくらいです。

優希さんのムーミンへの思いを聞かせて下さい( ˊᵕˋ* )

ムーミンへの思い……スナフキンは私の哲学、

それ以上でもそれ以下でもありません。

本を贈るときに心がけていることはなんですか?

本を贈るときに心がけていることですね。

もし贈るとしたら小説や専門書のような本は

避けるようにしたいと思っています。

絵本のような年齢関係なく楽しめるものが無難だと思うので、

そういう類いのものを選ぶ傾向があります。

☆2015年は、「ムーミン」出版70周年です。

みんなにもっとムーミンを知ってほしい。

そんな思いで始まった8月9日の「ムーミンの日」。

2005年ムーミン60周年を機に、

作者トーベ・ヤンソンの誕生日8月9日をムーミンの日と定めて以来、

8月9日には様々な催しを開催しています。

「生きるって、すばらしいことだなあ。

どんなものでも、なんの理由もなしにいっぺんにかわることがあるんだねえ」

―ムーミントロール―

「空の名前」 高橋健司

「空の名前」 高橋健司

写真集

読むより見ると言った本です。

「雲の章」「水の章」「氷の章」「光の章」「風の章」「季節の章」に分かれています。

「水の章」より

「洗車雨」

洗車できるくらいの雨?

と思っていたら…

7月6日に降る雨の事を言います。

7月7日に降る雨は、「洒涙雨」

中国から伝えられた言葉で、牽牛と織女の会う事のできない怨みをいうそうです。

漢字の使い方もオシャレ

七夕は晴れる日が少ないですよね

漢字は中国から伝えられる

日本語は綺麗で奥が深いと思います。

「半夏雨」

夏至から数えて11日目の半夏生の日に降る雨を言います。

半夏生は知っていました

本で…「半夏生」と言う警察小説があるので。

目からウロコの理由

「天使の梯子」

曇っているが、ある一部分だけ陽が射している。

雲の切れ間から差し込む、幾筋もの神々しい御光は、あたかも天と地を行き交うための

階段の様に思えます。

そこで、ヨーロッパでは、これを天使の梯子、ヤコブの梯子などと言うそうです。

この本は、ぼーっとしたい時

雨が降っていて外には行きたいけど、気持ちは外に行きたい

気持がうつうつとしている時

この本を読むと旅行に行きたくなる。

写真を見ながら妄想…

その場に自分が居てる様な妄想をしていて、あっという間に時間が経ちます。

自分の気持ちを切り替えてくれる一冊です。

同じ出版社から

「宙の名前」

天体写真と、夜空にまつわる言葉の数々をまとめた永遠の名著。人気のロングセラーをデジタル化、きれいになって再登場!

「色の名前」

自然にまつわる多彩な色の名前を、その由来となった自然風景の写真とともに紹介した、

色彩図鑑。

光琳社から出版ですが、

光琳社は今はないのでAmazonなど通販か古書店でこの本は買えますよ。

たまには写真集を見てみるのもいいのでは??

「八朔の雪 みをつくし料理帖」 高田 郁

「八朔の雪 みをつくし料理帖」 高田 郁さん

時代小説です。

幼い頃に水害で両親と親友を亡くした澪。

生き倒れになりそうな所を大阪の有名料理屋「天満一兆庵」の女将、芳に助けられる。

その後、訳あって澪と芳は江戸へ。

「つる屋」という蕎麦屋で働く澪は、江戸で上方の料理を出すが、

なかなか客に受け入れられない。

幾多の困難に立ち向かいながらも作り上げる料理と、

人々の人情が織りなす、連作時代小説です。

号泣とはいきませんが、何回も読んでいて涙ぐんでしまいました…。

一冊目を読み始めてはまってしまい、

「花散らしの雨」

「想い雲」

「今朝の春」

と読み終えて、只今第五弾「小夜しぐれ」を読んでおります。

文庫本で読んでいるのですが、巻末には解説ではなく

話に出てくる料理のレシピが載っています。

それもまた楽しみです。

ちなみにこの本は、大阪天満宮の古本まつりで私の所にやってきた本達ですチョキ