木星買います   アイザック・アシモフ



今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「雨」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時半
「ホンスキー倶楽部」

試聴はこちらから(紹介した本の放送日です)
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アイザック・アシモフ「木星買います」に収録「雨、雨、向こうへ行け」ハヤカワ文庫
ラジオネーム 京都のよっしー

① この本のオススメどころ
隣家に引っ越してきた家族は、人づきあいが悪く、そしてなぜか雨を極度に怖れて閉じこもりがちな奇妙な人々だった。

少しでもお近づきになりたい主人公の家族は、互いの子供をダシに、なんとか彼らをピクニックに誘い出すが、そのピクニックの最中にも携帯しているアネロイド気圧計の針を気にしながら、しょっちゅう空を見上げてはソワソワと落ち着かない隣家の家族たち。

運悪く今にも雨が降りそうな空模様になってきたため、恐慌状態で逃げるように家路につき、家の前で挨拶もそこそこに車から飛び出して玄関へと走り出す彼ら。
そこにとうとう雨が降り出して…

ショートショートなので、ここまで話すとあとはオチだけなんですが、手軽に読めるボリュームと「あーーーーっ」となる、おかしみと憐れみと悲しみがないまぜになったようなオチがオススメどころです。
個人的には、「世にも奇妙な物語」の一編として映像化してほしいくらいです。

注:私ごとですが、今住んでいる家が狭いことと、読み終えた本でも売ったり人にあげたりせずに持っておきたい派であることから、ほとんどの蔵書は田舎の実家の本棚に置いており、現在すぐ手元にはありません。
なので、前述のストーリーも記憶をたどって書き連ねており、一部不正確かもしれませんがご容赦ください。

あと、ネットでレビューを読んでると、この話を含む短編集の評判、あまりよくなかったのが、ちとショックでした。

② この本との出会い
「わたしはロボット」をはじめとする一連のロボットSFが好きで、アシモフの作品は何冊か買って読みましたが、そのうちの一冊である「木星買います」という短編集(ショートショート集)に収録されている一編でした。

③ 雨の思い出
ズバリ、初めて付き合った彼女との相合傘です。

付き合い出してすぐくらいのデートの帰り道、どしゃ降りではないけれど小雨と言えるほどでもない雨が降り出して、最初は僕が差した傘の下で、彼女が左、僕が右側で肩を並べて歩いてました。

その時、傘を持ってたのは僕の左手です。わかりますか?
つまり、あたかも、いとはんに傘を差し掛ける丁稚どんの姿です。
ハッキリ言ってよそよそしい。

ここから彼女の肩に手を回したかったら、
①右手に傘を持ち替えて、
②左手をフリーにする、
③フリーになった左手を彼女の肩にまわす、
の3ステップが必要なんですが、この一連のステップをどうやったら「さりげなく」できるか、僕の灰色の脳細胞が目まぐるしく回転し始めました。

とはいえ、どう思い悩んだところで、やったこともないことを「さりげなく」「スマート」にこなすことができるわけもなく、結局は「えいやっ!」の思い切りだけで、かなりぎごちなかっと思いますが、彼女の肩に手を回すことに成功。
それからはずっとそのままの体勢で歩きました(肩に手を回したら回したで、今度は離すタイミングがわからんかった笑)。

著者 アイザック・アシモフ
1920.1.2 – 1992.4.6
米国のSF作家,生化学者。
ロシアのスモレンスクに近いペトロビッチ生まれ。
コロンビア大学[’39年]卒。
別名フレンチ ポール。
1923年渡米し、’28年帰化。
ボストン大学で生化学者として核酸の研究に専念する。
また、「ロボット工学の三原則」を提唱し、ロボット・テーマのSF小説を書く。
世界SF大会でヒューゴー賞受賞。
「アイザック・アシモフズ SFマガジン」を創刊して、精力的な活動を続ける。


「ロボット三原則」
第一法則:ロボットは人間に危害を加えてはならない.またその危険を見過ごすことによって,人間に危害を及ぼしてはならない.

第二法則:ロボットは人間に与えられた命令に服従しなくてはならない.ただし,与えられた命令が第一法則に反する場合はこの限りではない.

第三法則:ロボットは前掲の第一法則,第二法則に反するおそれのない限り,自己を守らなければならない.

この三法則(三原則)は,1950年にアシモフが執筆した『われはロボット』の扉に記されている.後にアシモフは,この三法則に先立つものとして第零法則を提示した.すなわち下記のようなものである.

第零法則:ロボットは人類に危害を加えてはならない.またその危険を看過することによって,人間に危害を及ぼしてはならない.

その結果として,第一法則は下記のように変更を受けた.
新しい第一法則:ロボットは人間に危害を加えてはならない.またその危険を看過することによって,人間に危害を及ぼしてはならない.ただし,第零法則に反する場合はこの限りではない。
(コトバンクより引用) 


あっちがわ イシズマサシ

「じつは これは ボールじゃないんだ。ひとのね…」

主人公は小学生の男の子。
学校や家の近所や田舎での出来事が、見開きのページで絵と詩の様な短い物語で書いてあります。
どの物語もこの世ではあり得ない様なお話です。

緑色の消防車が建物を燃やしている

原っぱで友達が穴に落ちた。
手を伸ばして助けようとした。
すぐそこに見えているのに手が触れることができない。
どこに落ちたのだろうか。

そんな不思議な15の物語

【感想】
どのページにも出てくる主役の男の子の目が白眼なんです。
子どもが読むと怖いだろうなぁ。

15のお話のうち「きょうけん(狂犬)」が一番ゾクッと来ました。
物語だけだとそんなに怖くない話も絵が怖さをそそります。

日常ではありえない話ばかりです。
だからこそ絵本の題名が「あっちがわ」なのかもしれません。
短い文章なので、その後をいろいろ想像してしまいますよ。

岩崎書店のホームページでこの本を検索したら対象が幼児になってました。
幼児には怖すぎて一人でトイレに行けなくなっちゃうかも…。

岩崎書店
32ページ
2019年6月11日第1刷発行
本体価格 1400円

著者 イシズマサシ
1963年広島県生まれ。 

作家/写真家/絵描き
武蔵野美術大学卒業後、グラフィックデザイナーを経て、三年間海外を放浪する。旅の途中でダライ・ラマ氏を撮影(写真家として初のポートレイト)。
帰国後、写真と執筆業に携わる。

著書
『月とキャベツ』写真集
『モメント イン ピース』
『東京遺跡』
『あさやけのひみつ』など

最後まで読んで頂きありがとうございます。
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死神の浮力 伊坂幸太郎

今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「雨」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時半
「ホンスキー倶楽部」

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ラジオネーム ジョナ

伊坂幸太郎 「死神の浮力」文春文庫

① この本のオススメどころ
タイトルに浮力とあるように、体が軽く浮かぶように、軽快で愉快な読み心地がします。
その秘密は、主人公の死神の、ちょっとずれた言動の可笑しさにあります。
「醜い?」と訊ねる女性に、「いや。見やすいぞ」と答えたり、「大名行列みたいだ」と表現する人に、「大名行列か、懐かしいな」と話したり。
死神の仕事は、人間になりすまし、調査対象が死ぬか生きるかを判定することです。
彼らが、仕事をしているときは、決まって雨が降るのです。

② その本との出会い
「死神の浮力」は長編ですが、かつて「死神の精度」という短編集が出ていて、その作品で、シリーズのファンになりました。
白状すれば、伊坂幸太郎のデビュー作を読んで以来、すべての作品を単行本→文庫の順で、数回ずつ読み返すくらいにハマっています。

③ 雨の思い出
「死神の浮力」を読んでいる数日間、雨でした。やっぱり、そうか、と感じました。

あと、大学の頃、海外研修でイギリスに一月ほど短期滞在したことがあるのですが、ロンドンはすぐ雨が降るためか、天気予報が時間単位だったり、誰も傘を持たずに、濡れるままに過ごしていたのが、印象に残っています。

「走っても、先は雨だよ」と話したとされる宮本武蔵の言葉が思い浮かびました。

【あらすじ】
娘を残虐に殺された小説家の山野辺は苦しみのなかにいた。
著名人であるが故にマスコミからの心無い取材にさらされ、さらに犯人とされていた男・本城が第一審で無罪になったのだ。

しかし、山野辺は彼が犯人であることを「知っていた」。
彼はサイコパスと呼ばれる反社会的人格者で、 自分が犯人である証拠を、山野辺宛てに送ってきていたのだった――。

控訴の猶予期間は二週間。
山野辺とその妻、美樹は一時的に自由の身になった本城を探し、動き始める。
そこに千葉という男が現れ「本城の居場所を知っている」と言う。
実は千葉は人間の生死を判定する〝死神〟だった。
山野辺夫妻は半信半疑ながらも、千葉と行動を共にすることにする。

山野辺夫妻・千葉チーム対サイコパス本城の勝負の行方は?
そして今回、千葉が「担当している」のは誰なのか?  そして調査の結果は?

著者 伊坂幸太郎
1971年生まれ
千葉県松戸市出身
宮城県仙台市在住
東北大学法学部卒業

受賞歴
1996年 第13回サントリーミステリー大賞佳作(『悪党たちが目にしみる』、大幅に改訂されて『陽気なギャングが地球を回す』として祥伝社から出版)
2000年 第5回新潮ミステリー倶楽部賞(『オーデュボンの祈り』)
2004年 第25回吉川英治文学新人賞(『アヒルと鴨のコインロッカー』)
2004年 第57回日本推理作家協会賞 短編部門(『死神の精度』)
2006年 平成17年度宮城県芸術選奨 文芸(小説)部門
2008年 第21回山本周五郎賞、第5回本屋大賞(『ゴールデンスランバー』)など

「いづみさん」 今日マチ子(マンガ)・青柳いづみ(文)

「秘密を守れない=嘘をつくのが下手な私」

本の最初には女優青柳いづみさんのポートレート。
そのあとに「声」「口紅」「窓」など24のエッセイが綴られたている。

ページの下には青柳いづみさんのエッセイ。
その上にはエッセイの文章に絡めて、今日マチ子さんのマンガが描かれている。
時にはエッセイの補足であったり、全く別の話であったり…。

本番が近づくとご飯が食べられなくなり、お風呂や本を読むことや音楽を聴くことさえもできなくなる。
本能の赴くままに行動をするので、白い衣装を着たままミネストローネを食べたり、片づけもしなくなり思考停止の状態に陥って、たくさんの人に迷惑をかける…と綴ってある。
それぐらい本番に向けて精神が集中していく様をサラッと書いているが、舞台にかける集中力が研ぎ澄まされていくのを感じる。

舞台女優、青柳いづみを知る1冊。


【感想】
今日マチ子さんのマンガが青柳いづみさんのエッセイをよりミステリアスにしています。
1ページの上段がマンガ、下段がエッセイになっていますが、マンガだけを読み後でじっくりエッセイを読むのもいいかもしれません。

私は同時並行で読みました。
実はいづみさんの心のうちをマンガで表現しているのかも…。
普通ならエッセイにまつわる写真で構成しそうですが、あえてストーリーのあるマンガにすることで、違う世界に連れて行ってくれます。

演劇を見ることが無いので、青柳いづみさんのことはこの本で知りました。
ポートレートを見る限りでは、少女の様でもあり大人の女性でもあり、いくつもの表情を持っている人…という印象です。
どんな女優さんなのか舞台上でのいづみさんを知りたいと思いました。

筑摩書房
146ページ
2019年5月14日第1刷発行
本体価格 1800円


著者 今日マチ子(マンガ)
漫画家。
1P漫画ブログ「今日マチ子のセンネン画報」の書籍化が話題に。
4度文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出。
戦争を描いた『cocoon』は「マームとジプシー」によって舞台化。
2014年に手塚治虫文化賞新生賞、
2015年に日本漫画家協会賞大賞カーツーン部門を受賞。
短編アニメ化された『みつあみの神様』は海外で23部門賞受賞。

著書
『センネン画報 +10years』
『もものききかじり』
『ときめきさがし』など。

著者 青柳いづみ(文)
1986年生まれ。
桜美林大学総合文化学群にて演劇を専攻。
2007年、藤田貴大率いるマームとジプシーの旗揚げに参加。
翌年、チェルフィッチュに『三月の5日間』ザルツブルグ公演から参加。
以降、両劇団を平行して活動。
2013年3月、演出家の飴屋法水と共同で短編作品『キッチンタイマー』を発表。
8月、漫画家・今日マチ子の代表作をマームとジプシーが舞台化した『cocoon』に主演。2014年3月から5月にかけて、小説家・川上未映子の書き下ろしテキストを藤田貴大演出で一人芝居として7都市8会場で発表。

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「バイオレンスバロン」いほぶこね

「その猫、凶暴につき」

著者と愛猫との日々の暮らしを綴るコミック。
友人が捨てられていた子猫を拾ってきて著者に連絡がある。
見に行き友人とコタツに入って話をしていると子猫は著者の膝に乗ってきた。
その時の様子があまりにも可愛くて飼うことに。
名前はバロン。

飼い方を詳しく知らなかった著者は子猫のバロンと遊ぶときに自らの手を使って遊んでいた。
バロンは遊ばれている手を噛む。
甘噛みを知らないので思いっきり噛む。
そのまま大人の猫…バイオレンスバロンになってしまった…。

人の腕に爪をたて噛む。
甘えてくるときや大人しいときもある。
が、なぜか結末は著者が噛まれている(笑)

そんなバロンと後にやってきたもう一匹の猫ラムも含めての日常です。

【感想】
猫が飼いたくても娘たちに反対されて飼えない私は、本に出てくる猫を愛でて気持ちを満たしています。
今回バイオレンスバロンを読んで、犬も猫も小さい時にしつけをすることが必要だと強く感じました。

絵で見るバロンに爪を立てられる様子は擬音も含めて、その痛さが伝わってきます。
猫はツンデレですが、バロンのツンデレぶりはすさまじい。
懲りずにバロンと関わる著者の行動に「あ、それは噛まれる…」と思うと結末は思った通り…。
最後のページのバロンは迫力があります(笑)
猫好きにはたまらない1冊です。

【目次】
登場人物紹介
バロン&ラムとの馴れ初め
第1章 バイオレンス猫
第2章 迷惑な猫
第3章 かわいそうな猫
第4章 謎な猫
第5章 可愛い猫
愛猫たちと仲直り!?

日本文芸社
128ページ
2019年5月21日第1刷発行
本体価格 1100円
電子書籍あり

著者 いほぶこね
2018年6月にインスタグラムをはじめ、気性の荒い飼い猫・バロンと、心優しいけどときどき謎な飼い猫・ラムとの日常を描いた漫画を日々投稿中。

いほぶこね インスタグラム
いほぶこね ツイッター 

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死神刑事 大倉崇裕

「逃げ得は許さない。それが私のモットーでして」by 儀藤

【あらすじ】
 警視庁の離れ小島と噂される奥多摩の第三駐在所に勤務する榎田悟は警察学校を2年前に卒業した警察官。
毎日事件もなく住人の大半は高齢者。
荷物を持って駐在所の前を通る高齢者が居れば、自宅まで荷物を運ぶのが榎田の仕事である。

上司の小野寺は後2年で定年のベテラン巡査部長。
小野寺は身長187cm体重95kgの榎田に向かって「宝の持ち腐れだよ」と言い放つ。
榎田は練習では無敵だが試合になると勝てない、ガラスのハートの持ち主だった。

前任の所轄で痴漢をした被疑者・正岡を交番にまで連れて行った。
正岡は起訴されたが最後まで否認。
つい最近、再審で無罪が確定した。

ある日、「警視庁の方からきた儀藤堅忍警部補」が榎田を訪ねてくる。
儀藤は警察署員から「死神」と呼ばれる所属が無く、無罪が確定すると真犯人を求めて単独で再捜査を始める。
相棒には事件に関わった警察官を指名するのだ。
「死神」と呼ばれる所以は、警察にとっての黒星である無罪判決の再捜査に協力した警官は組織の中で信頼を失い生きていけない…。
そんな噂がまことしやかに流れているのだ。

儀藤は榎田を連れて、痴漢事件の関係者一人ひとりにあって話を聞いていく。
被害者の由希子、周りに居た小田氏、桶島氏、女性の菅氏と栗林氏。
被害者の弁護士の東氏、由希子の義父。
調べていくうちに他にも小柄な男がいたことが判明する。
あらゆる可能性を考える榎田は自分自身に吐き気がしそうだった。
そんな榎田に儀藤は耐えて正面から向き合うことを伝える。
それができない榎田に欠けているものは「怒り」でという事も。

真相に近づき事態は動き出す。
真犯人は一体誰なのか?
榎田は死神儀藤によって警察を追われるのか?

【感想】
儀藤はどこにも属さない「警視庁の方から」きた警部補です。
いざとなれば「そんな奴はウチには居ない」と一笑される存在。
そのあたりが「死神」と呼ばれる所以なのかもしれません。

地味で小太りで頭髪は薄く、黒縁の丸メガネ―銀行員か保険の外交員の様な風貌で死神らしくありません。
ところが手がけた事件は必ず真犯人を突き止め、相棒に指名した警察官を再生させます。

組織を重んじる警察組織において、珍しい主人公です。
少し「相棒」の右京さんを意識しているのかな?
と思わせる言い回しなどもありました。

重厚な刑事ものやハードボイルド系が好きな方にはちょっと物足りないかもしれません。
短編なので読みやすく、推理の部分が多いので警察小説が初めての人や軽めの推理ものが好きな人にはおススメです。
表紙と内容にはギャップがあります(笑)
著者の紹介を読んで、名探偵コナンの「から紅の恋歌」の脚本を担当と知り納得しました。

【目次】
死神の目
死神の手
死神の顔
死神の背中

幻冬舎
285ページ
2018年9月18日第1刷発行
本体価格 1700円
電子書籍あり

著者 大倉崇裕
1968年、京都府生まれ。
学習院大学法学部卒業。
1997年、「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作。
1998年、「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。
本格ミステリを主戦場に活躍し、「福家警部補」シリーズ、「警視庁いきもの係」シリーズは映像化され人気を博している。
自らも映像に関わり2017年公開の劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌」では脚本を執筆、映画は同年の邦画でナンバーワンの興行収入を達成した。

著書
「福家警部補の挨拶」
「やさしい死神」
「オチケン !」など多数