余命3年 社長の夢 小澤輝真

「元受刑者にせよ、中卒者にせよ、障害者にせよ、仕事があるということは、とても重要なのだ。そして、どのような人でも、必ず能力を発揮できる仕事はある」

著者の小澤輝真氏は父親の会社、北洋建設株式会社の代表取締役社長である。
父親から譲り受けたのは会社だけではなく、「脊髄小脳変性症」という病もだった。
この病気は親が原因となっている遺伝子を持つと子供には半分の確率でその遺伝子の変化が伝わる。
小澤氏の父親もこの病気で亡くなっている。

小脳などの神経細胞が少しずつ萎縮していく進行性の病気で、言語や運動の機能に障害が起こる。
小澤氏は表紙にもあるように車いすを利用している。
医者から「余命はおよそ10年でしょう」と宣告されてから7年経った。
なので、「余命3年」なのである。

小澤氏の会社は父親の代から、元受刑者を受け入れている。
仕事だけではなく、居場所づくりである。

人は仕事さえあれば再犯しない

元受刑者は出所しても仕事が直ぐには見つからず
元受刑者だという事がわかって首になるケースもある。
住む場所がなく、出所時にまとまったお金も無く、結局は三度の食事と雨風をしのげる場所を求めて、あえて微罪を犯して刑務所に戻るケースも多い。

会社では過去をオープンにする。
先輩から過去を話し、アドバイスもし安心感が生まれる。
初めからオープンにすることで隠し事は無くなり嘘もつかなくてよくなる。

北洋建設だけが元受刑者の働きやすい場所では根本的な解決にはならない。
小澤氏は少しでも元受刑者が仕事につけることができるように国へも働きかけている。
再犯で刑務所に戻れば、その費用は税金で賄われている。
元受刑者達が自立できることが、節税にもなるのである。

人生で一番大事なものは自分

一番大切なものはと聞かれて小澤氏は
「家族や友達を大切に思うのも、お金を使うのも自分です。
だから自分を大切にしてください。
将来、いやなことがあっても自分を守ってください」
と答えている。
全ての人へのメッセージだ。

「脊髄小脳変性症になったからこそできたこと、実現したことがたくさんある」
どこまでも前向きな小澤氏の人生と未来がここに記されている。


【感想】
病気を発症し余命が宣告された後に小澤氏が残りの命をどう使いたいか考えた。
でてきたのは「元受刑者らの就労支援をより進めてていこうと思った」
この一文に痺れた。

これまで自分がやりたくてできなかった事をする…のではなく
家族と残された時間を密に過ごす…ではないのだ。

私が余命を宣告されたならどうするだろう??
自分や家族、友人以外の誰かのために生きるという選択肢は今の所無い。
社長であれば、社長職を譲り家族や友人たちと過ごし
自分の為に残された時間を使う。

小澤氏に残された時間は後3年。
私が小澤氏に出来ることはないだろうか…と考えた。
まずは、この本を買い、レビューを書き、拡散しよう。

【目次】
はじめに
第1章 余命宣告
第2章 経営者になる
第3章 仕事と再犯
第4章 霞が関
第5章 大切なもの

あさ出版
200ページ
2019年7月12日第1刷発行
本体価格 1400円
電子書籍あり

著者 小澤輝真
北洋建設株式会社代表取締役社長
1974年、北海道札幌市生まれ。
1991年、創業者である父の死に伴い、17歳で北洋建設入社。
2012年、父と同じく進行性の難病である「脊髄小脳変性症」を発症し、余命10年と告げられる。
2013年より現職。北洋建設は、創業以来500人以上の元受刑者を雇用。
「人は仕事があれば再犯をしない」という信念のもと、余命宣告以降、より積極的に受け入れを進めると同時に、大学院へ進学し「犯罪者雇用学」を専攻。
企業が元受刑者を雇用しやすい環境づくりを訴えている。
2009年、放送大学教養学部卒業。
2012年、日本大学経済学部卒業。2015年、放送大学大学院修士課程修了。
東久邇宮文化褒賞、法務大臣感謝状など受賞・表彰多数。

約束のネバーランド 白井カイウ・出水ぽすか

今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「子ども」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時半
「ホンスキー倶楽部」

試聴はこちらから

https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/04/5-3_honsukiclub_20190224.mp3

ラジオネーム オニゲテンコウ

白井カイウ 出水ぽすか「約束のネバーランド」集英社 ジャンプコミックス

① この本のオススメどころ
脱獄です。
ある孤児院からの脱出を描いたお話。
なぜ脱獄をしなければいけなかったのか…それはその孤児院の秘密を知ってしまったから(゜Д゜)
連載3年目!スタートから衰えることのない人気…アニメも大人気で1期終了。

この本の最大のオススメどころは…創刊51年を迎えた少年ジャンプで唯一女性が”主人公”ということ。
もちろんそれ以外にも頭脳戦というのもありますが!

今まで少年ジャンプは少年向けで主人公はすべて男でした。
ちょうど連載が始まった2016年は漫画業界でいえば勝負の年でした。
各漫画雑誌を支え続けた長期連載組が相次いで終わりを迎えて「世代交代か?」と思われていた。
ある意味、少年ジャンプの今後を担うであろう看板作品として始まり、大ヒット。

「ジャンプらしくない」ストーリーと可愛らしい絵柄というギャップが読者のハートを射止めた。
子供の脱獄って今まであるようで無かったです。大人の脱獄はないようである。海外ドラマ”プリズン・ブレイク”を参考に考えているそうで子供版プリズン・ブレイクです。

②この本との出会い
コミックナタリーさんです。コミックスになってから読んだらドハマリ。
「ドラゴンボール」「ONE PIECE」のような名作を初めて読んだときと同じリアクションでした(゜Д゜)

③子どもの頃の思い出
今でも付き合いがある友達と遊ぶことです。
学生時代(小学生~)は何人かではなくて数人と遊んでて家で遊んだり夏だとプールへ行ったりと。
ベタすぎてすいません。

【あらすじ】
母と慕う彼女は親ではない。
共に暮らす彼らは兄弟ではない。
エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。
しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。
真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

著者 白井 カイウ(しらい カイウ、本名・性別・生年月日非公表)
日本の漫画家、漫画原作者。
大学卒業後、一般企業に就職したが、退職後プロ漫画家を志望し作家活動を始めた。
2015年、ネット漫画サイト『少年ジャンプ+』(集英社)にて読切作品『アシュリー=ゲートの行方』(作画Rickey)の原作者担当としてプロデビューを果たした。
作画担当の出水ぽすかと手を組み2016年2月、同サイトにて二作目の読切作品となる『ポピィの願い』を発表した。
その後アマチュア時代に書き溜めたものを元に連載作品を作り上げ、『約束のネバーランド』(作画出水ぽすか)を『週刊少年ジャンプ』2016年35号より連載中である。

著者 出水ポスカ
1988年東京都出身
職業:漫画家、イラストレーター
連載中作品:約束のネバーランド

最後まで読んで頂きありがとうございます。
当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。


ユニクロ潜入一年 横田増生

「勤務時間中にボーっとしていようものなら時給泥棒のように見られるのがユニクロという職場である」

著者の横田氏はこの本の前に「ユニクロ帝国光と影」を出版している。
ユニクロは出版社の文藝春秋を相手に名誉棄損で訴える。
裁判ではユニクロ側が敗訴となったが、2011年以降決算報告に横田氏は参加できなかった。
社長の柳井氏が直々に決算会見への参加のお断りとの伝言を部下に伝えていた。

柳井氏は雑誌プレジデントで「会社見学をしてもらって、あるいは社員やアルバイトとしてうちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたいですね」と語っている。
この文章を読んで横田氏は「この言葉は、私への招待状なのか」潜入取材をしてみろと言う柳井氏からのお誘いだと思い、実際に潜入取材をするキッカケの一つとなる。

横田氏は本名では門前払いになるので、名前を変えることにする。
一度奥様と離婚をし、奥様と再婚する際に奥様の性を名のることで名前を変え、履歴書は弁護士に見てもらい、裁判になることも予測して万全を期して臨む。

横田氏は2015年10月~2016年12月までの間に、イオンモール幕張新都心店、ららぽーと豊洲店、ビックロ新宿東口店でアルバイトとして勤務。
中国とカンボジアにあるユニクロの工場にも現地取材を行っている。

人件費は1円でも安く

即日採用、翌日出勤となり現場へ赴く。
アルバイトは日本人だけでなく外国人労働者も居る。
特にビックロ新宿東口店ではその比率が高い。
外国人労働者が増える理由はアルバイト代が安いからである。
時給1000円、東京の新宿でこの金額である。
人件費は1円でも安い方がいいというのがユニクロの考え方なのだ。

大学生も多く、感謝祭など繁忙期は人手が足りなくて連勤になり大学の授業に出られないといったケースも複数ある。
体調を崩して辞めていくケースも書かれてある。

閉店後は空になった棚に商品を陳列していく。
売り場が広い店舗だと品出しの量も多い。
夜には派遣社員が来て品出しを行う。
派遣社員の時給は午後10時~午前5時までが1500円。
本来なら派遣社員は使いたくないのだろうが、棚に商品が無い状態は作れない…背に腹は代えられないのでやむなしなのであろうとと推測している。

社長こそが潜入取材を !!

最後に横田氏は柳井社長に提案をしている。
社長こそが潜入取材をするべきだと。
NHK BSプレミアムで放送されていた「覆面リサーチ ボス潜入」という番組を紹介している。(本番組は終了しているが動画で見ることができる)
企業のトップが名前を変えて変装をし現場に入り、実態を知ることが必要であると。
柳井氏は店舗に足を運んではいるがそれは「社長」としてである。
あらかじめ社長が来るとわかっていれば体裁を整えて当たり前。
普段の様子をみることはできない。

【感想】
ユニクロでアルバイトをしようと思っている人は一読をおススメします。
業務内容が細かく書いてあるので予備知識として読んでおくと、現場に出たときに予測がつきます。
それぐらい細かく内容が書いてあります。

読んでいて感じたのは柳井社長は勉強家でいろいろなことを吸収し、柔軟な発想もできる人なのではないか…。
そして自分の周りにはイエスマンしか置いていないのではないかということです。
だからこそ、いろいろな事を思いつきすぐに実行し激を飛ばす。
しかしそれは前回言った事と180度違うこともあります。
それがそのまま社長言葉として「部長会議ニュース」として各店まで配布される。
現場に居るものはたまったものではありません。

本書にもありましたが「トップダウンであってボトムアップはない」
一代で築き上げたトップにありがちです。
私が過去に勤めた会社にもよく似たような社長がいました。
ユニクロと違い規模の小さな会社なので大きな混乱はありませんでしたが、それでも社長の思いつきは「今回のはいつまで続くのか」と社員の間で噂になっていました。

この潜入取材から約3年経っていますが、その後ユニクロは従業員にとって少しでも働きやすくなったのか…気になるところです。

インターネットで著者の横田氏と元ユニクロ社員との対談を見つけました。


元社員が実名で語る「ぼくがユニクロを辞めた理由」

【目次】
はじめに
序章  突きつけられた解雇通知
第一章 柳井正社長からの”招待状” 
第二章 潜入取材の始まり
第三章 現場からの悲鳴
第四章 会社は誰のものか
第五章 ユニクロ下請け工場に潜入した香港NGO
第六章 カンボジア”ブラック告発”現地取材
第七章 ビックロブルース
終章  柳井正社長への”潜入の勧め”

文藝春秋
302ページ
2017年10月25日第1刷発行
本体価格 1500円
電子書籍あり

著者 横田増生
1965年、福岡県生まれ。
アイオワ大学ジャーナリズムスクールで修士号。
1993年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務め、1999年フリーランスに。著書
『ユニクロ帝国の光と影』
『アマゾン・ドット・コムの光と影』
『評伝 ナンシー関―心に一人のナンシーを』
『仁義なき宅配 ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』など

瞬読 山中恵美子

「読むから書き出すまでが瞬読」

 本を読んでレビューを書いているので、できるだけ早く本を読むことができないかと日ごろから考えています。
そんなときに大手書店で出会ったのがこの本。
帯に「1冊3分で読めて、99%忘れない読書術」とあり疑心暗鬼に(笑)
パラパラと見てその日は棚に直しました。
 ある日、いつもいく近所の小さな書店に行くとこの本が置いてあります。
「あれ? ここにも置いてある」と気になり再度ペラペラとめくって、試しに…と購入しました。

右脳をフル活用

◆瞬読の真髄=右脳を使うことで潜在意識に働きかける
 ・読む(input=右脳)をして書き出す(output=左脳)
 ・書き出すのは概ね原稿用紙1枚程度(400字)
 ・書くことで脳に刺激することにつながる
 ・本から取り込んだ知識を記憶として定着させる
 ・目指すは「情報処理」
◆音読厳禁
 ・目的に応じて読み方は変える
 ・瞬読では情報処理を最優先にさせる
◆キーワードは右脳
 ・視覚的に記憶された「映像」は記憶の中から情報として比較的容易に引き出すことができる

 ・右脳への働きかけで本を読む速度が向上すると脳全体も活性化
  →理解力や記憶力など多くの能力も連動して向上する
   1.情報を受け止める力
   2.反復練習を行う力
   3.情報を処理する力

本は読むものではなく見るもの

◆トレーニングの実践的な方法
 ・1ページ10秒程度ずつ眺めてページをめくり目でそれを追うだけ
 ・文字の全部を読もうとしたり意味をとろうとしない
◆ステップ1 変換力を鍛える 
 ・脳は「バラバラに見える文字」を「すでに知っている情報に変換しよう」とする
 ・制限時間内で行う
◆ステップ2 イメージ力を鍛える 
 ・文字をイメージとして受け取り(インプット)ビジュアルとして連想(アウトプット)する
◆ステップ3 本を右脳読み 
 ・なるべく多くの文字を一度に見るようにする
◆ステップ4 本の内容をアウトプット
 ・インプットした情報をアウトフィットする
  箇条書きや印象に残った単語を書くのでもOK
  手書きで行う→手先を動かすことで脳を刺激する

【感想】
この本を読んだだけでは瞬読はできません。
前半は瞬読の解説
後半には瞬読ができるようになるトレーニングがあります。
最初のトレーニングは言葉がバラバラになっているのを見て元の単語を連想します。
カタカナ、漢字、ひらがなと漢字、3文字から10文字前後とバリエーションに富んでいます。
後半は文章を見てそれを写真や絵の様にイメージします。
どちらも1秒以内で見ると制限時間があります。

やってみての感想はカタカナだけひらがなだけより漢字が混じっている方が変換しやすいと感じました。
もう一つ感じたのはいろんな語句を知らないと変換ができないという事です。
例文で「小路篤者実武」とありますがこれは「武者小路実篤」です。
この人のことを知らなければ変換はできません。
文章をイメージするのトレーニングは普段小説をよく読むかたなら自然とできるような気がします。

三日坊主なのでトレーニングは2日くらいしかしていませんが、本を読むときに面で捉えるようにはなりました。
小説を読んでいても「この文章は一言一句追わなくてもいい」と思うと面で捉えてページをめくる様になり少し読むのが早くなったような気がします。

【目次】
はじめに
第1章 「瞬読」は、従来の「速読」とはまったく別物である
第2章 えっ、これだけ!? 瞬読はこんなに簡単にマスターできる !
第3章 瞬間トレーニング ステップ1「変換力を鍛える」
第4章 瞬間トレーニング ステップ2「イメージ力を鍛える」

SB Creative
214ページ
2018年11月10日第1刷発行
本体価格 1400円
電子書籍あり著者 山中恵美子
1971年、兵庫県生まれ。
甲南大学法学部卒業。
一般社団法人瞬読協会代表理事。
SSコミュニティ株式会社代表取締役社長。
大学在学中に日本珠算(そろばん)連盟講師資格取得。
学生時代より、母親の経営するそろばん塾にて、指導を開始。
卒業後、関西テレビ放送株式会社に勤務。
2003年、自身のそろばん塾を開校。
現5教室、のべ2,000人以上を指導。
2009年、学習塾を開校 

最後まで読んで頂きありがとうございます。
当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。

ゆめつげ 畑中恵

【あらすじ】
江戸は上野の小さな神社で神官を務める、のんびり屋の兄、弓月としっかり者の弟、信行。
夢に入って過去や未来を見る「夢告」が得意な弓月だが、迷い猫を探せば、とっくに死んで骨を見つけるという具合で、全く役に立たないしろもの。
が、何を見こまれたか、大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼が…。
礼金に目が眩み弟をお供に出掛けたものの、事態は思わぬ方向に転がって行く。
果たして、大店の一人息子は見つかるのか?

【感想】
しゃばけシリーズの畠中さんの作品です。
この物語には妖かしは出てきませんが、夢で占うことができる弓月が、なんとなくしゃばけの若旦那を彷彿とさせます。
設定が幕末なので、その時代ならではの展開もあり、中盤から引き込まれるように読み切りました。

角川文庫
317ページ
2008年4月25日第1刷発行
本体価格 560円

著者 畑中恵
1959(昭和34)年、高知県生れ、名古屋育ち。
名古屋造形芸術短期大学卒。
漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。
その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。

著書
「しゃばけ」シリーズの他、
『まんまこと』
『つくもがみ貸します』
『こころげそう』など多数

やねうらたんていモリー コマヤスカン

「このこが ほんとうに かわいいんなら、いつまでも とじこめていちゃ だめだ」by モリー

名探偵モリーはヤモリ。
今回の事件はアシダカグモが足を2本残して食われてしまった。
クモが食われるのはこれで3匹目。
「クモ・ガブリ事件」である。

モリーは娘のジュニアと一緒に現場を確認したあと
犯人と思われる、ヒキガエルの親分 ドン・ゲーロに会いに行く。
ドン・ゲーロは犯行を否認し、モリーに息子が一人いなくなったから探す様に命じる。

モリーとジュニアは現場に戻るとジュニアが
犯人と思われる足跡を見つけた。
とたんにモリーとジュニアは背後から襲われる。

モリーとジュニアは無事なのか?
「クモ・ガブリ事件」の犯人は?

 

 

 

 

 

 

 

感想】

絵がとても丁寧で色使いもきれいな絵本です。
名前がモリー、ドン・ゲーロ、ジュニアとなっているので
海外のお話かと思いきや、設定は日本です。

細部までこだわって描かれている絵に引き込まれてしまいます。
一番すきな場面はモリーが金魚鉢に落ちて
びっくりしている金魚のパティです。

この絵本はシリーズ化して欲しいし
コヤマスカンさんの他の絵本も読んでみたいと思いました。
この絵本の塗り絵が出ないかなあ…。

 

 

 

 

 

くもん出版
32ページ
2019年3月2日第1刷発行
1300円(本体価格)

 

著者 コマヤスカン
1967年、三重県生まれ。1
0歳のときに観た映画「スター・ウォーズ」に感化され、SFやファンタジーのイラストを描きはじめる。
34歳にして絵本作家になることを決意し、子どもの本の専門店メリーゴーランドの「絵本塾」で絵本作りを学ぶ。
2008年、第30回講談社絵本新人賞を受賞した『あっぱれ! てるてる王子』で絵本作家デビュー。

著書
『新幹線のたび~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~』(第43回講談社出版文化賞絵本賞受賞)
『決戦! どうぶつ関ヶ原』
『ドングリ・ドングラ』
『ホンシメジ先生となぞのテングバナキン!』など

最後まで読んで頂きありがとうございます。

当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。
グッドレビュアー

プロフェッショナルな読者