娘役 中山可穂

「おまえは何のために俺のところにやってきたんだい?」

一亀会の片桐は大鰐組の組長ムッシュこと大鰐健太郎の命を狙い
三か月間尾行を続けていた。
片桐にチャンスが巡り、きらびやかな建物に入っていく
ムッシュの後に続くとそこは宝塚大劇場だった。
なんとかムッシュの真後ろの席を手に入れて
その細い首に手をかけようとしたときに
舞台からラインダンスの靴が片桐を目掛けて飛んできた。
ここから片桐の人生が変わっていく。


 

 

 

 

これだけだと単なる極道の話ですよね。
物語はやくざの片桐のパートと雪組娘役のび太こと
野火ほたるのパートで構成されています。
片桐はほたるの靴が縁でほたるを陰ながら応援することにします。
極道もんなので表には迷惑をかけない
ある縁で一瞬、ほたると片桐が言葉を交わす
場面があるのですが、それがまた片桐に負い目となる
出来事も起こり
最後は昔のフランス映画を思い出すような演出でした。
若かりし頃のアランドロンが私の脳内で再生され
本を閉じた時には「FIN」と浮かびました。

私が小学生の頃はちょうど「ベルサイユのばら」が全盛期でした。
安奈淳さんや麻実れいさんの頃です。
祖母に「見たい」とせがんだのですが、チケットは取れませんでしたが
宝塚大劇場までは連れていってもらえました。

それから40年も経ち、とあるご縁で娘と宝塚大劇場に
足を運びました。
初めて生で見る舞台に感動し圧倒され何度か観劇し
宝塚そのものに興味を持ちこの本にたどり着きました。
また、舞台に足を運びたいなぁ。

 

 

 

 

KADOKAWA
211頁

著者 中山可穂
1960年生まれ
早稲田大学教育学部英語英文科卒
1993年「猫背の王子」でデビュー
1995年「天使の骨」で朝日新人文学賞、
2001年「白い薔薇の淵まで」で山本周五郎賞を受賞
著書
「マラケシュ心中」
「男役」
「ケッヘル」など多数

ジェラルド・G・ジャンポルスキー 「ゆるしのレッスン」

ジェラルド・G・ジャンポルスキー

「ゆるしのレッスン」

「ゆるすということ」は自由な人生への入り口であり、

心にも体にも深い癒しをもたらす

しかし、実行に移せる人はなかなかいない

本書はそのように「ゆるしたいけどゆるせない」

という方々に最適の18のレッスンを紹介

これらのレッスンに挑戦し、実践しようという意志さえあれば

必ず「ゆるし」に到達することができる

(「ゆるしのレッスン」裏表紙より)

「自分をゆるす」

ゆるしていいんや…が感想です

この本は私のソウルメイトの一人から贈られました

会って2回目で(笑)

「えっ? 私は許せてない人に見えた?」

1回目では読んでいて「ゆるす」がわからなかった

「イラッ」とした時に相手をゆるすと共に

自分のマイルールをヅカヅカふみこまれることが嫌だけど

「嫌」と思う自分をゆるす

それが理解できるまで1年かかりました

自分を客観視する

自分のルールを守るために周りの人に憤慨することもあった

マイルールにがんじがらめになる自分がいた

その事を気づかせてくれた一冊です

「ユダヤ人大富豪の教え2」 本田 健

🎶大阪府 キーボーさん

「ユダヤ人大富豪の教え2」 本田 健 著

「どこが目からうろこでしたか?」

人生で最も時間を効率よく使いたければ

自分の一番得意で好きなこと以外はやってもらう、任せる天才になる。

ということが印象的です。

ノウハウではなく、幸せに生きる心構えを学べる本です。

「いつ頃読みましたか?」

本を読んだのは1年前ぐらいです。

「本を読んで変わった事はありますか?」

お金の本質を知り、感謝で受け取り払えるように心がけるようになりました。

「任せる天才になる」

なかなかできません。

人に任せるより自分でやった方が早い…。

私自身の大きな課題でもあるんです。

本田健さんと言えば、お金に関する著書が多い。

きーぼーさんからこの本をお借りしました。

「あとがき」より

税理士の父をもった私は、小さい頃から、

何かとお金のことを考える機会がありました。

(中略)

私は、感情的にも経済的にもお金から自由になっていく過程で、

自分を癒すことの大切さを痛感しました。

どれだけお金を稼いでも、感情的に癒されていなければ、不幸なままです。

感情的にお金から自由になるためには、お金にまつわるドラマを思い出し、

1つずつ癒していく必要があります。

お金に関して、あなたが小さい頃、どういうドラマがありましたか?

そのドラマが、あなたのお金観を決めています。

無意識のうちにあなたが感じたお金に対してのイメージです。

それを癒していくことによって、少しずつお金から自由になることができます。

このあとがきを読んだだけでも「お金」に関するイメージが随分と変わりました。

そして、小さい頃の「お金に関するドラマ」…私は小さい頃は貧乏。

毎日、キャベツの味噌汁だけの日々が続いた時がありました。

でも自営業だったので、日銭はあるし食べ物を扱っていたので「なんとかなる」

そして今も「なんとかなっています」

まとまったお金が必要な時に、どうしようと思っていたら臨時収入があったりします。

ある友人はそれは、「へび年生まれだから」とも言われましたが、

「へび年」だからか、なんとかなっていた「お金のドラマ」のせいなのか…。

乾石智子 「夜の写本師」 東京創元社

「おすすめのファンタジー本」

滋賀県 ラジオネーム ぱたぽん

乾石智子 夜の写本師 東京創元社

①この本のオススメどころ
ファンタジーの重要な道具立てである「魔法」の多彩さ。
本を使うギデスディン、紐を結ぶテイクオク、動物を操り動物に変化もできるウィダチス、人形を使うブードゥー教にも似たガンディール呪法、相手の力を奪うエクサリアナ。
主人公は宿敵の魔道師と戦う為に、魔道師とはまた違った「夜の写本師」という、書いた書物や紙片を開いたり目にしたりしただけで魔法が発動する、魔道師ならぬ魔道師という道を選びますが、またその写本師の工房の描写が非常におもしろい。
魔法の師弟関係は、ゲド戦記にしても他のファンタジーにしても、徒弟関係のようなものがありますが、この作者の作品の魔道師たちの師弟はその傾向が特に強いように思います。
また、タニス・リーを彷彿とさせるタペストリーのような繊細な文章で紡がれる物語は、時間や空間を行き来して時代背景や人物関係を把握するのが大変な部分もありますが、そこはページを行きつ戻りつしながら読む楽しみでもあります。

②この本との出会い
書店の店頭で。
トーンを抑えたケルト模様のような表紙も好感が持てたし(アニメや漫画っぽい表紙は、登場人物に対する思い入れを削ぐし、想像の余地が少なくなるので苦手)、ぱらぱらページをめくってみて、大好きなタニス・リーの再来かというほどの巧みで濃密な文章と、魔法やキャラクターの造形に惚れ込みました。

③ぱたぽんさんにとってファンタジーとは?
生涯の友達

♬タニス・リー

1947年9月19日2015年5月24日[1])はイギリス生まれのファンタジー作家。

ダーク・ファンタジーの女王」と呼ばれた。

著作数は100冊近いが翻訳されたものは少なく、その大半が絶版になっている。

2015年5月24日、死去。67歳[1]

主な作品  闇の公子(こうし)、 惑乱の公子(わくらんのこうし) ハヤカワ文庫

石田衣良「約束」(角川文庫)

東京都  佐藤みつひろさん

2017年のベスト本は、
石田衣良さんの「約束」(角川文庫)です。

① ベスト本の理由
6月参加したビブリオバトルで、初出場初優勝できたので(^ω^)

② その本との出会い
以前にも読んでいましたが、ビブリオバトルに参加が決まり、テーマが「Re」でした。

自分自身が、鬱病から寛解(かんかい)できた体験を交えて、
「レジリエンス」の小説として読み直すことができました。

レジリエンス…精神的な回復力・防御力という意味

③ 2018年に読んでみたい本、又は著者

角田光代さんの「源氏物語」。

「世界最古にして最高の長編小説」と言われる源氏物語に挑戦してみたいです!

♪石田衣良 約束

「小学館 ホームページより」

未発表作品も追加! 絶望から再生へのドラマ

もうこれからいいことはやってこない、八方ふさがりの人生を受けとめるしかない――誰の身にも起こり得るさまざまな絶望や苦しみの局面。そんな人生の難局から、ちいさな希望の光を求めて立ち上がろうとする人々のドラマ。

親友を目の前でうしなうことになった小学四年生の深い傷と再生を描く表題作「約束」。

十九歳の息子の車椅子を押す父親が、家族のため歯を食いしばり踏みとどまる「青いエグジット」。

女手ひとつで育てた長男の思いもよらない病に気丈に向き合う母親の「天国のベル」。

モトクロスの練習に励む高校生が、ある悲劇を背負った女性と出会う「冬のライダー」。

不登校の中学生と廃品回収車の老人のあいだに不思議な絆が生まれる「夕日へと続く道」。被写体にしている桜の前で、カメラマンが悲しげな女性と遭遇する「ひとり桜」。

十歳のひとり息子が病魔に襲われ、大手術にのぞむある一家の奇跡を綴る「ハートストーン」。

さらに、未発表作品「みどりご」を今回初収録した全八編。

涙のあとには、きっと明日を生き抜く希望が生まれるはず。一度は立ち止まった人々が、ふたたび人生を歩き出す瞬間を、小説の名手が鮮やかに描いた珠玉の短編集。

「夜王」(全29巻、原作:くらしなりょう&漫画:いのうえのりよし著)

「おすすめのお仕事本」です

北海道 ラジオネーム 澄野弘文

「夜王」(全29巻、原作:くらしなりょう&漫画:いのうえのりよし著)

①この本のオススメどころ
接客のプロ、ホスト。人をもてなす心が学べますし一人の男の成長が見れます!
新宿歌舞伎町ってヤヴァイところというイメージがこれを読んで変わりました。

②この本との出会い
同じ舞台で内容は違うけど「新宿スワン」(全38巻、和久井健著)を読んでから「こ~いう夜の話を題材にした作品を何かあるかなぁ~?」と思っていたときに…これを見つけました。
TBS系列でTOKIOメンバー、松岡さんでドラマ化されたことを思い出しました。
「お客様が喜んでくれる」という点ではホストも飲食店、接客すべてに共通して言えることですから。

③ ひろふみさんのお仕事エピソード
北海道にあるホテルでかれこれ5年働いています。
飲食店で接客をすると色んなお客さんがいらっしゃいます。
そこに来るお客さんの人間模様が見れますよ。
一番ビックリしたのは宿泊のお客さんが夕食中…いきなり夫婦喧嘩はじめちゃったことです。
酔いが回った奥様が旦那さんと些細なことで口論になって(奥様が旦那様に)みそ汁ぶっかけて部屋に帰ってしまった。
色んなお客さんがいるんでこーいう体験談もあり得なくはない話ですが、その現場を見てビックリしたのは覚えています。

♬夜王

主人公の的場りょうすけが本作の主人公。北海道・札幌出身

テレビドラマではTOKIOの松岡まさひろさんが主役を演じています。

ホストのイメージ

ゲイバーは行った事があるけど、ホストクラブは無いわ…。

これからも無いわ…きっと(笑)