「コロボックル物語」 佐藤さとる

「生きるって素晴らしいと思えること」

ホンスキーズBOOK おすすめの児童文学

オススメ人 ラジオネーム 兵庫県 けろさん

・この本の魅力

小学生の頃はまだ近所に自然がたくさん残っていました。

だんだんと田んぼもなくなり、近所の撮影所も縮小され住宅が増えましたが、少し足をのばせば嵐山がありました。

本当に小さな人がいそうなところがいっぱいあったんです。

物語は本の中から飛び出し、現実の世界に想像を広げていたんですね。

明日は会えるかしらと、いつもワクワクしてました。

 

・この本との出会い

小学校の図書室へ行く片隅に大きな花壇のようなものがありました。

大小さまざまな草木が植えてありました。

よく見ると、ダムや小川や小さな水車小屋などなどが。。。

これはきっと小人がいるに違いないと思いました。

入学当時、コロボックル物語に出会う前の話です。

そこから離れの木造の図書室へ向かう道が、小学校で一番好きな場所でした。

数年後、村上勉の表紙を見つけたときは、やっぱり!って思いました。

・児童文学の魅力

まず挿絵。

随分大きくなるまで、挿絵のある本以外読まないっていうか、パラパラとめくって挿絵が好みだったら読んでました。

そして希望。

たとえ主人公がつらい立場にあったとしても、生まれてきてよかったんだと思える。

生きるって素晴らしいと思えること。

 

♬コロボックル物語 (講談社文庫 コロボックル特設ページより)

コロボックル物語は1959年に第一巻『だれも知らない小さな国』刊行

その後1987年に『コロボックルむかしむかし』まで6巻

そして2014年作者が佐藤さとるさんから有川浩さんに変わって「有川版コロボックル」が始まりました。

何故、有川浩さんなのかと言うと…

そもそもコロボックル物語の成り立ちからのお話になります。

「コロボックル物語」は、
第1巻の『だれも知らない小さな国』が1959年に私家版として刊行されました。
その私家版は同年講談社から、若菜珪さんの挿画によって刊行され、
1965年に刊行された3巻目から村上勉さんとのタッグに代わります。
こうして佐藤さとるさん作、村上勉さん絵による、このシリーズは、大人気となり、
1987年までに6冊の作品を刊行して、児童書の単行本、青い鳥文庫、
そして講談社文庫の3種類となりました。
しかし、いつの間にか、大人向けといえる、講談社文庫版は絶版になっていました。
年を経て、2010年の秋。
名作が絶版になっているなんて! と、講談社文庫版の復刊が始まります。
第1巻の解説を書いてくださったのが梨木香歩さん。
そして2巻目『豆つぶほどの小さないぬ』の解説を書いてくださったのが、有川浩さんでした。

小さいころからコロボックル物語の大ファンで、「佐藤さとるさんがいたから作家になった」
と公言していた有川さん。
片や佐藤さとるさんは、有川さんの作品を読んでファンになっていました。
そこで、てファン同士の対談が実現したのです。
2011年7月6日。暑い夏の日のことでした。
椿の木の陰に、フキの葉が青々と茂り、まるでコロボックル小国そのもののような、
佐藤さとるさんの自宅に、有川さんが訪れます。
そこで佐藤さとるさんは、有川さんにこんな言葉をかけられました。
「ぼくはこの物語の続きを誰でも禁則さえ守れば書けるようにオープンエンドにした。

でも誰も書いてくれない。有川さん、書いてみたら?」
それは、コロボックルたちが見守る中で手渡された、バトンのようでした。
1987年から27年を経て、いま、「コロボックル物語」の新刊が発売されます。
それは、名作を読み継ぎ、書き継ぐという
奇跡の瞬間──。
そして、奇跡のスタートなのです。

「コロボックル絵物語」 有川浩 絵・村上勉 

 

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「カフーを待ちわびて」原田マハ 宝島社文庫

「嫁に来ないか。幸せにします」

ホンスキーズBOOK テーマ「おすすめの恋愛小説」

オススメ人 群馬県 ラジオネーム ぐんまちゃん

 

・この本のオススメどころ

原田マハさんのデビュー作にして「第1回日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作です。

舞台は沖縄の離島、与那喜島(よなきじま)

雑貨商を営みながら淡々とした日々を過ごしていた主人公の友寄明青(ともよせあきお)は 島の旅行で訪れた神社で奉納した絵馬に遊び心で

「嫁に来ないか。幸せにします。与那喜島 友寄明青」と書き残します。

するとある日、「幸(さち)」と名乗る女性から思いがけない手紙を受け取るのです。

「お嫁にしてください」と。

折しも島で持ち上がったリゾート開発に翻弄されながらも、 突然現れた幸と送ることになった奇妙な共同生活。

そんなふたりに起こったひと夏の出来事。

ふたりに訪れるエンディングは読む人の想像に委ねられる 優しくて温かくてちょっぴり切ない恋の話です。

「カフー」とは果報。沖縄の方言で「幸せ」を意味する言葉です。

・この本との出会い

原田マハさんの第10回本屋大賞ノミネート作「楽園のカンヴァス」を読んでファンになり、 2冊目として手に取った本です。

 

・初恋の思い出

私の初恋は小学校5年生の時の同級生の女の子。席替えの時に隣同士になったのが嬉しくて 毎日学校に行くのが楽しかったですね。授業は聞いていなかった気がします(笑)

 

原田マハ

ご自身の公式サイトより… わが人生のキーワードは「度胸と直感」だとわかった。

Naked Maha   http://haradamaha.com/

 

「カフーを待ちわびて」についても書かれています。

たまたま知り合いになった角川書店の編集者に「共同執筆で働く女性のインタビュー集を作らないか」と持ちかけられたマハさん。

その取材で、沖縄の女性社長をインタビューすることになり沖縄へ出向きます。この頃には文章を書きなれてきて、「ひょっとしてそろそろ小説書いてもいいかもな…」と漠然と考えていた時期だったそうです。

那覇で取材をしたのち、やんばるへ行き、そこで泊まった民宿のおかみさんから勧められて行った伊是名島に渡り、浜辺で遊ぶ男性とラブラドール犬に出会います。

以下、文章を抜粋します。

 

もちまえの好奇心から、「何て名前のワンちゃんですか」と聞いたところが、「カフーっていうんです」と。

「どう言う意味ですか?」

「沖縄の言葉で、『幸せ』という意味です」

・・・・・・ その瞬間、何かが、どーんと下りてきた。

沖縄の離島の浜辺で、幸せという名の犬に出会ってしまった・・・・・。

帰りのレンタカーの中で、すっかり小説のプロットができあがっていた。

もし、あの犬の名前が「シーサー」だったら、小説を書くことはなかっただろう。

飼い主の名付けセンスに感謝。

 

 

 

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コーヒーが冷めないうちに   川口俊和

「どうじょうだけで、いっしょに、いるなんて、まっびらごめんだ」

 

明治七年にオープン、地下にありエアコンは無く天井にはシーリングファンがついている…過去に戻れる喫茶店
その店の名前は「フニクリフニクラ」

過去に戻るにはめんどうくさいルールがある

・過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会う事ができない
・過去に戻ってどんな努力をしても、現実は変わらない
・過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ
etc…

他にも色々ルールがあるが、それでも過去に戻りたいと願う4人の女性たち。

そして、伝えたい言葉を胸に抱えてほんの数分「あの時」に戻っていく。

恋人


現実は変わらないが、未来は変わるかも…。
コーヒーが冷めないうちにページを開いてみて下さい
そこにはハートフルな物語があなたを待っています。

 

「コーヒーが冷めないうちに」 

著者 川口俊和

サンマーク出版

348頁

 

インターネットラジオゆめのたね放送局

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か「」く「」し「」ご「」と「    住野よる

「確信してるんだろう。この哀しみや怖さが消えることはないと」

 

とある高校のクラスメイト5人

…地味な自分に引け目を感じている。
気になるのに言い出せないことも。
ミッキー…ヒロインよりヒーローにのりたい。
必殺技は飛び蹴り
パラ…パッパラパーで予測不能。
ふざけているようで実は本気?
ヅカ…体育会系で明るい長身の「王子様」
皆に好かれるクラスの人気者
エル…内気で控えめ。
裁縫が得意。
ある日突然不登校に。
(帯より抜粋)

京から順に、一人称で5つの物語。
一人ひとり皆んなには言えない秘密がある。
それは、あるものが見えてしまうのだ。
見えてしまうが故に、上手く立ち回れたり、深読みしたり。

そんな5人の進行形学園物語。
安心して読めます(*^^*)

私はこの本で2つの勘違いと一つの発見をしました。

先ずは勘違い。
か「」く「」し「」ご「」と「
を「書く仕事」と思い込んで買って読んでみると…

うわあぁぁぁぁ…💦💦💦

「隠し事」

そしてもう一つ。
もう、これは勝手な思い込みだったのですが…
著者の住野よるさんって

「男性」だったんですね…

女性だと思い込んでました。
私だけ???????

そして発見。
…って言うより感じた事ですが、

この表題になっている
か「」く「」し「」ご「」と「

これは大人になるにつれて身についてしまうものなんじゃないかと思います。
感度の差はありますが…。
主人公たちの様に感じる事が出来れば、客観視もできるのかもしれません。
そうでないから、悩んだり真意が知りたくなるのかも。

「若いって良いなぁ」
なんて事を思ってしまったのでした(笑)