「き・く・あ」の実践 小林正観

「人は、何歳になっても、どんな立場でも、きっと誰かにほめられたくて生きているのです」

この本はタイトルの「『き・く・あ』の実践」に惹かれて読みました。
「き・く・あ」って何??
副題に「今すぐ幸せになれる方法」も気になるところです。

幸せって??

 

 

 

 

☆天国度100パーセントとはよき仲間に囲まれること
 本当の幸せとは人の間で生きて
 友達や周りの人が温かくて愛情に満ちていて
 自分に対して本当に愛情だけで
 接してくれる状態です。

☆「どこへ」「何を」ではなく「誰と」が大切
 40歳を過ぎたら「どこへ行くか」ではなく「誰と行くか」
 「何を食べるか」ではなく「誰と食べるか」
 「何をしゃべるか」ではなく「誰としゃべるか」
 に切り替えていきましょう。
 自分が一緒にいて幸せと思える、そんな人間関係の人
 4、5人で一緒に旅をすると田んぼのあぜ道でおにぎりを
 食べるだけでも幸せです。

☆どんな状況や環境でも本人が「幸せ」を感じていればそれが「幸せ」
 その人自身の「心」が幸せ・不幸せを決めています。

☆「幸」と「不幸」は一つの時計の振り子
 不幸を知ってこそ幸せを感じます。
 例えば、風邪をひいて何もノドが通らずに寝込んでしまったときに
 少し元気になって食べるおかゆの美味しさです。
 普段元気な時は、おかゆでは物足りなくても
 食べることができない状態(不幸な状態)が続き
 やっと食べることができたときに口に入れたおかゆは
 とても美味しく、また健康であることの
 ありがたさを感じる一瞬です。

☆「今」目の前に存在する一つひとつのことを大事にし、一人ひとりを大事にする
 「念」を入れる
 →「念」は「今の心」と書きます。
 過ぎてしまった過去にクヨクヨせず、
 まだ起きていない未来の現象に心配せず
 最も大事なのは「今」この瞬間です。

時間に追われる生活をしていると
今の瞬間を丁寧に心で念じて
一つひとつに取り組んでいく。
簡単なようで、意識をしないとできません。

四六時中、念を入れるのは難しいので
まずはご飯を作るときに
念を入れる=食べてくれる家族の顔を思い浮かべて
気持ちを込めて作ろうと思います。

あなたは、どの場面に「念」を入れますか?

「き・く・あ」の実践とは

 

 

 

 

「き」=競わない
「く」=比べない
「あ」=争わない

簡単そうに見えて実は難しい「き・く・あ」の実践
普段何気なく過ごしていると、気がつかないうちに
人と競い、比べていませんか?
学校の勉強も仕事も、自分軸ではなく
誰かと、何かと比べて目標を設定してしまっていることが
往々にしてあります。
選んだ結果をすべて受け入れられる人にとってのみ
人生は楽しく展開します。

気が付くと人と比べて嫉妬したり、イライラしたり
している自分に気が付くときがあります。
そんな時には友人が教えてくれた言葉
「比べるのなら昨日(過去)の自分」
を思い出し、羨んだり妬んだりしないように
なりたいです。

 

 

【目次】

 

プロローグ
第1章 人生とは”刹那”を生きること
第2章 謙虚な人が宇宙に好かれる
第3章 「過去寄せて」自由に生きる
第4章 楽しいうれしい「き・く・あ」の実践
第5章 ほめてよく効く言葉の薬
第6章 喜びのある場所に神さまはやってくる
第7章 今、目の前の幸せに気づく
エピローグ 「どうして?」よりも「どう生きるか」

サンマーク出版
199頁

著者 小林正観
1948年東京都生まれ。
中央大学法学部卒
学生時代から人間の存在能力やESP現象
超常現象などに興味を抱き
独自の研究を続ける
心理学博士、教育学博士
社会学博士
著者
「神さまが教えてくれた幸福論」

「この世の悩みがゼロになる」他多数

断る力 勝間和代

「断る力とは交渉力」

人に頼まれて気が進まない時に断ることができますか?
私は断る事が苦手でついつい引き受けてしまい、
後で後悔する事がよくあります。
なんとか断る力を身に付けたいと思い手に取りました。

なぜ断れないのか?


・自己主張ができない
・嫌われたくない
・「断る」のイメージがネガティヴ
・日本の典型的な人間関係
  互いに空気を読みながら嫌なことがあってもやり過ごす気質

「断る力」とは

・望まないことには「NO」ということを相手に伝え、
  適切な自己主張を行う
・長期的な良い関係を築くための力
・相手に対して適切な意見を主張すること
・人に対して自分の意思をある程度うまく伝え、
  互いにとってよりよい環境を一緒に作っていける力

「断る力」をつけるにはどうすればいいか

・相手との対等な人間関係が必要
・相手をよく知る
  相手がどういう体験があるのか
・Not To Do List
   断ることしてはいけないことリストを作る
・「断る」という選択肢を持つ
・出された指示に質問する
・依頼ができる内容か判断する材料を持つ
・自分の意見や要求を(断りたい)相手の権利を
 侵害することなく誠実に率直に対等に表現する

断ることの効用…「ノー」とは

・相手と自分に誠実でありたいからこそ言うことば
・あなたと私は違うそれがOKだから伝えることば
・何ができて何ができないかをわかってもらう理解のことば
・相手と長くよりよい関係を築く架け橋のことば
・あなたを「燃えつき」から救う魔法のことば
・おかしいことにはおかしいと立ち上がる勇気のことば
(出所 特定非営利活動法人アサーティブジャパン)

過去に仕事ではなかなか断ることができませんでした。
今、断っていることってあるかな?
と考えてみると…
1年前から体質改善トレーニングを始めて
お酒を飲まなくなりました。
飲むと次の日の体調が悪くなるのです。
食事会などで「ウーロン茶」と言うと
これまで一緒に飲んでいた友人たちは
「えっ、ビールじゃないの?」と驚きますが
「体質が変わって飲むと次の日体調が悪くなるの」
と正直に話すとすんなり受け入れてもらえました。

そうは言っても、今までの自分とは180度異なり
「断る」ことは簡単ではありません。
上司どころか友達からの頼まれごともまだまだ「NO」とは言えません。

まずは引き受ける時に即答ではなく時間を取り
「引き受ける」か「断る」かの選択を考えるところから始める
小さな一歩かもしれませんが、些細なことでも経験を積むことで
「断る力」がついてくるのではないかと思いました。

【目次】

はじめに
第1章 総論 「断る力」の圧倒的な効用を理解する
第2章 ホップ 自分の揺るぎない軸を持つ
第3章 ステップ 相手への建設的な影響力を発揮する
第4章 ジャンプ 「断る力」で、自分と周囲の好循環を作る
おわりに

文藝春秋
295頁

著者 勝間和代
1968年東京生まれ
経済評論家
公認会計士
早稲田大学ファイナンスMBA、慶応義塾大学商学部卒業
「やればできる」
「専門家はウソをつく」など著書多数

筋トレ最強の食べ方  Testosterone

「夜に食べ過ぎたら、反省はしても後悔はするな」

この本は私が「水・筋トレ・タンパク質」を意識した生活を始めて
体重が減る、筋肉がつく、疲れにくくなるといった成果が
出てきたときに知人に紹介された本です。


筋トレと言っても
・スクワット・腹筋・膝つき腕立てを20回、朝と夕の2回する
・駅ではエスカレーターを使わず階段を使う
ぐらいでしたが、体重が2週間で2kg減り
その後2か月で5kg痩せてリバウンドはありません。
太ももで止まっていたズボンも履けるようになり
疲れにくくなりました。

この本が紹介しているマクロ管理法とは?
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荒神 宮部みゆき

「あれは、ここらのお山の悪気を集めたもののけだ」

【あらすじ】

時は元禄、徳川五代将軍家光の時代。
東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。
隣村の永津野の朱音により
かろうじて命を取り留めた少年蓑吉。
実は、仁谷村を擁する香山藩と永津野藩は
関ケ原の戦い時からの因縁があり
互いに牽制しあっている。
奇異な風土病を巡る騒動…
不穏さをはらむこの香山藩に
「怪物」は現れた。
その後永津野藩の領地に現れる。
香山藩では病みついた小姓・小日向直弥や少年・蓑吉らが
香山と反目する永津野藩では
専横な藩主側近の曽谷弾正や
心優しきその妹・朱音らが
山での凶事に巻き込まれていく

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紙つなげ彼らが本の紙を造っている 佐々涼子

「工場の復旧は自分たちの力で唯一手に入れることのできる未来」

【あらすじ】

2011年3月11日、未曾有の災害が日本で起こった。
「東日本大震災」
宮城県石巻市にある日本製紙の工場。
津波に呑みこまれ、完全に機能停止した状態から、わずか半年で「8号抄紙機」を復活させたノンフィクション。

 

 

何気なく読んでいる本に込められている思いがひしひしと伝わります。

☆ 文庫本

講談社は若干の黄色

新潮社はめっちゃ赤

角川の赤は角川オレンジ

☆ 教科書

毎日めくっても見ずに浸かっても破れないように丈夫

☆ コミック

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「幻夏」 太田愛

 

 

ある夏休みの午後
相馬亮介はお昼ごはんのお弁当を買いに行き
同年代の兄弟、尚と拓に出会う

3人は意気投合し兄弟の秘密基地で
夏休みを過ごす
同い年の尚は亮介に
「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」と打ち明ける。
それでも2人の関係は変わらなかった。

2学期が始まる始業式の日
3人は一緒に学校に向かうが
尚が「忘れ物取ってくる」と家に引き返したまま
行方不明となった。
傍にはランドセルと不思議な印が残されていた。

相馬は刑事になり管轄内で少女の誘拐事件が起きる
現場には相馬が小学生の頃に起きた
行方不明事件と同じ印が残されていた。

捜査には担当課ではないものの気になり
元上司に様子を聞き、科警研の倉吉望を紹介される。

一方、鑓水は私立探偵となり必要となれば
修司をアルバイトで雇っていた。
そんな鑓水のところに一人の女性が訪ねる。
「23年前に行方不明になった息子を探してほしい」
と依頼し女性は姿を消す。

23年前の行方不明の男は相馬の友人尚だった。
果たして尚は見つかるのか?
誘拐事件は解決するのか?
相馬・鑓水・修司の独自の捜査が始まる。

 

 

前作「犯罪者」同様、あれこれ自分なりに推理をしながら
読んでいたが、やっぱり今回も良い意味で裏切られた。
そして何気に修司と亜連は上手くいき
しれっと相馬と碧子も恋人同士になってる!?
鑓水は生活ランクがかなり下がった感があるし…。

犯罪被害者は全ての生活が変わってしまい
無垢な子ども達まで巻き込んでしまう。
尚と拓の親子と理沙の親子の違いで親子の絆を深めるには
相手を思いやる愛情が不可欠だと感じた。