すりへらない心をつくるシンプルな習慣 心屋仁之助

 

「ま、いっか」で執着を手放す

著者の心屋仁之助氏は性格リフォーム心理カウンセラーです。
セミナーでは自作の歌をギターを弾いて歌う
ちょっと変わったカウンセラーです。


この本を開くとまず目に入るのは
「自分をすりへらしながら、生き急ぐように働いていませんか?」
という一文です。

この本には

・自分の価値観を考えて疑ってみる
・相手の価値観を変えようと思わない
・自分の価値観の一つを変えてみる

⇒ 「〇〇するべき」ではなく「〇〇したいからする」を基準にする

 

「息」は「自分の心」

・深呼吸して自分の心に意識を向ける
⇒ 深呼吸すると心が落ち着きリラックスする

 

「非難」「批判」は「ほう、そうか」でかわす

 

・素直になるには…
相手にどうしてほしいか伝える(イメージの中で)
私はなかなか素直になれず
本当は相手に「もっとこうしてほしい」と思いながらも我慢してしまうところがあります。
「相手に向かって伝えるなんて、恥ずかしくて言えない」
…と思って言わないで積もり積もって爆発してしまうという悪循環を繰り返していました。
この「イメージの中で相手に伝える」という発想はなく、目から鱗でした。

具体的には

1.声をかけたい相手をイメージする

2.イメージの中で相手ににっこりと笑いかける

3.イメージの中で相手をにっこりと笑わせる

4.イメージの中で相手にして欲しかったことを伝える

 

妄想は得意なので、これならできる!!
と思いました。

 

がんばり屋で優しくって気をつかいすぎるから、ついつい自分の身を削って働いてしまうー
そんなあなたに読んで欲しい本です。

「ハーバードの人生を変える授業」 タル・ベン・シャハー 訳:成瀬まゆみ

「歩きなさい」「手放しなさい」「すべてをシンプルにしなさい」

著者のタル・ベン・シャハー氏は
ポジティブ心理学とリーダーシップ心理学の授業が、
大学の歴史上最も人気のある科目の1つとなっているハーバード大学の講師です。

この本は52の章立てで毎回ワークがあります。
このワークを実践すると「生産的知識」を育むことができます。

「生産的知識」とは
単なる知識ではなく、自分たちをとりまく世界をよく理解して、
状況にうまく対処するための知識」です。

この文章を見ると「えっ?、難しそう…」
と思うかもしれません。
が、本書は1つの章が4ページ。

ワークも
「毎日感謝することを5つ書きとめる」
「やりたかったことをやる」
「あきらめることを決める」
といった内容です。

この本の中で一番印象に残ったのは
「PRP法」
自分自身が人間であることを許すこと
状況を再構築すること
そしてより広い視野から見ること
の3段階を踏む方法です。

例えば…
「最近、腹がたったこと」を例にすると
まず、自分が人間であることを許し、起こった出来事と
そのときに感じた感情をあるがままに認めます。

次に状況の再構築です。
その出来事がもらたしたよいことは何かをじっくりと考えます。
楽しいことではなかったかもしれませんが、
それによって何かいいことはなかったのでしょうか。

最後の段階で、一歩引いて、その状況を広い視野で眺めてみます。
その経験をより大きなスケールで考えることができますか
1年後、その状況をどう考えているでしょうか。
小さなことで大騒ぎしていないでしょうか。

「怒り」や「不安」といった感情はそのままにしておくと
膨れ上がることが多々あります。
PRP法で認め、再構築し、一歩引いて見ることによって
その「怒り」や「不安」は昇華していきます。

 

52章なので1年かけて1つの章、1つのワークをやり続けることで
1年後には「人生が変わる」のではないか。
飽きっぽい私には1年かけては難しいなぁ。
「1年かけて検証する、ハーバードの人生を変える授業」
って読書会を毎週するのも面白いかも…(*^^*)

 

 

ジェラルド・G・ジャンポルスキー 「ゆるしのレッスン」

ジェラルド・G・ジャンポルスキー

「ゆるしのレッスン」

「ゆるすということ」は自由な人生への入り口であり、

心にも体にも深い癒しをもたらす

しかし、実行に移せる人はなかなかいない

本書はそのように「ゆるしたいけどゆるせない」

という方々に最適の18のレッスンを紹介

これらのレッスンに挑戦し、実践しようという意志さえあれば

必ず「ゆるし」に到達することができる

(「ゆるしのレッスン」裏表紙より)

「自分をゆるす」

ゆるしていいんや…が感想です

この本は私のソウルメイトの一人から贈られました

会って2回目で(笑)

「えっ? 私は許せてない人に見えた?」

1回目では読んでいて「ゆるす」がわからなかった

「イラッ」とした時に相手をゆるすと共に

自分のマイルールをヅカヅカふみこまれることが嫌だけど

「嫌」と思う自分をゆるす

それが理解できるまで1年かかりました

自分を客観視する

自分のルールを守るために周りの人に憤慨することもあった

マイルールにがんじがらめになる自分がいた

その事を気づかせてくれた一冊です

横山秀夫「動機」

横山秀夫さんの「動機」

横山さんが書く刑事は「無骨」と言う二文字が似合う男達です。

靴底をすり減らしながら、聞きこみに行き

容疑者の部屋の前に何日も張り込む…。

そんな雰囲気が本から漂ってきます。

この「動機」は4つの話が収録されています。

署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失。

犯人は内部か外部か。

私が小さい時は、刑事ドラマが多く夢中になって見ました。

桜木健一さん主演の「刑事くん」

丹波哲郎さんや和製ブルースリーと言われた倉田保昭さんが出ていた「Gメン75」

歩いていて横一列になると「あっ、Gメン75みたいやなぁ」と言ってました(笑)

天地茂さんの「非情のライセンス」

まだまだありますが、その中でも好きだったのは

「太陽にほえろ」

ショーケンさん演じるマカロニ刑事

松田優作さん演じるジーパン刑事

でも、私が好きだったのは、チョーさんに山さんでした。

昔ながらの聞きこみを靴底をすり減らしながら地道に行う刑事。

そう、横山秀夫さんの警察小説に出てくるのは

「太陽にほえろ」のチョーさんや山さんなんです。

興味を持たれた方は、一度手に取って読んでみて下さい<(_ _)

「点と線」松本清張

「点と線」松本清張

料亭「小雪」の女中2人と、東京駅の13番線プラットフォームで見送られていた

機械工具商会を経営する安田辰郎。

この3人は、向かいの15番線プラットフォームに、

同じく「小雪」で働くお時が男性と夜行特急列車「あさかぜ」に乗り込むところを見つける。

だが数日後、お時とその男・佐山は、香椎の海岸で情死体となって発見された。

一見ありふれた情死に見えたが、博多のベテラン刑事・鳥飼重太郎は、

佐山が持っていた車内食堂の伝票から事件の裏の真相を探るため

一人、捜査をすることにする。

一方、佐山は現在社会をにぎわしている××省の汚職事件の関係者であった。

この事件を追っていた本庁の刑事・三原紀一は、

心中事件を追って九州へ向かい、鳥飼と出会う。

捜査の結果、二人は、東京駅で13番線プラットフォームから

15番線プラットフォームが見えるのは、

1日の中でわずか4分間しかないことを突き止め、

安田を容疑者として追及しようとする。

だが、安田には完璧なアリバイがあった。

作品が書かれた当時はまだ新幹線が開業しておらず、

飛行機の利用も一般的ではなかったため、

日本国内の旅行・移動には、相当遠距離でも鉄道(主に急行列車)

が用いられていたこと等、当時の社会状況が反映された内容になっています。

今は、列車に乗る時に時刻表を見て、列車と列車の繋がりや

空き時間が何分あるから、駅そば食べよう…。

って考える人は随分少なくなったでしょうね。

今や、スマホで出発駅・到着駅・時間を設定するとすぐに出てきますものね。

20代の頃に、特急を使わずに東京に行こう!!と友達と4人で時刻表を調べながら

前日の夜7時に大阪を出て、あくる日の6時過ぎに東京につきました。

楽しかったなぁ。

今でも時刻表は売っているので、そんな旅をまたしてみたいと思います。

「八朔の雪 みをつくし料理帖」 高田 郁

「八朔の雪 みをつくし料理帖」 高田 郁さん

時代小説です。

幼い頃に水害で両親と親友を亡くした澪。

生き倒れになりそうな所を大阪の有名料理屋「天満一兆庵」の女将、芳に助けられる。

その後、訳あって澪と芳は江戸へ。

「つる屋」という蕎麦屋で働く澪は、江戸で上方の料理を出すが、

なかなか客に受け入れられない。

幾多の困難に立ち向かいながらも作り上げる料理と、

人々の人情が織りなす、連作時代小説です。

号泣とはいきませんが、何回も読んでいて涙ぐんでしまいました…。

一冊目を読み始めてはまってしまい、

「花散らしの雨」

「想い雲」

「今朝の春」

と読み終えて、只今第五弾「小夜しぐれ」を読んでおります。

文庫本で読んでいるのですが、巻末には解説ではなく

話に出てくる料理のレシピが載っています。

それもまた楽しみです。

ちなみにこの本は、大阪天満宮の古本まつりで私の所にやってきた本達ですチョキ