栗本薫 「天狼星」

和歌山県のだいぽんさん

栗本薫さんの「天狼星」

栗本薫さんが生み出した、名探偵伊集院大介の飄々とした人柄や、

大学を梯子していろんな勉強をして

「人間学」なるものの研究をしながら、

様々な難事件を解決したり、時には失敗したり

(これは、「伊集院大介の失敗」という短篇でも描かれています)

人間味溢れるところが魅力です。

そんな優しい人物である名探偵に、

初めて怒りの感情を持たせる宿敵シリウスとの対決が

「天狼星」シリーズでは描かれています。

この本と出会ったのは、高校時代だと思います。

その時はまだ一作目と二作目しか読んでいなかったのですが、

表紙の天野喜孝さんのイラストに惹かれて購入しました。

でも、よく見るとグロテスクです。

生首がテーブルの上に置かれているのですから。

「だいぽんさんにとって推理小説とは何ですか?」

僕にとって推理小説とは頭の体操だけでなく、

人間の闇の部分を照らす媒体だと考えています。

「人間学」を名探偵伊集院大介は探求していましたが、

まさに推理小説には「人間」が描かれているので、

ついつい読んでしまうのです。

勿論、洋の東西を問わず古典にも人間の生き様が描かれていますが、

推理小説にはエンターテイメント性もあり、つい手にとって読んでしまいます。

♬「天狼星」

天狼星(てんろうせい)は、おおいぬ座のシリウス。

狼の目のように青白く輝くことから、

このように呼ばれます。その天狼星は、星座の星で一番明るく輝きます。

そんな天狼星が見やすくなるのが、真冬の星空です。

これからの季節、天狼星が綺麗に見えますね。

夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

「8の殺人」 我孫子武丸

兵庫県にお住まいのラジオネーム大乃国信夫さん

「8の殺人」 我孫子武丸

「この本の魅力は?」

ユーモアミステリーと評されているだけあって読みやすさは抜群。

登場人物もそれぞれの役割が明確になってますし。

それでいて、謎解きは丁寧に行われ、

古典と言われそうな作品を引き合いに出すあたりは、

昔ながらのミステリーファンもくすぐりそうです。

作家 ジョン・ディクスン・カーはここで知りました。

何と言っても一番の魅力は、使われたトリック。

私にとっては脳に刻印されるほどの衝撃。

アッと開いた口がしばらくふさがらないほど。

20年以上前ですけど、それ以降のどのトリックでも上書きされませんね。

あくまでも好みです。

8の形をした奇妙な屋敷で起きた密室殺人を含む連続殺人事件。

解明に乗り出した速水警部補、

その弟の推理マニアとお転婆な妹がなぜだったか解決に一役買う

(この辺、覚えてません)。

ユーモアと言われる彼の魅力の一つに小さな設定あり。

速水兄妹のお父さんは、結婚した時から子供は三人、

すべて男と決めつけ、名前もあらかじめ決めてました。

二人目まではともかく三人目は女の子。

女の子とはいえ、男の名前で頑と譲らぬ父。

落とし所は…、なかなか。センスです。

「この本との出会いを教えてください」

20年以上前、確か新聞広告で売り出し。

すでに本格ミステリーの雄と言われた島田荘司(しまだそうじ)さんが、

推薦したデビュー作家の一人。

京都大学推理小説研究会出身。

このサークル出身で、島田氏が推薦したのが

我孫子武丸、綾辻行人(あやつじゆきと)、歌野晶午(うたのしょうご)、

法月綸太郎(のりづきりんたろう)。

書店でも四人並べて売られてましたね。

まとめて買った記憶があります。

当時は四人のうち、綾辻、我孫子が格上の評価、

文章の軽さから我孫子は少し下に評価されがちだったかな?

発想の我孫子、構成力の綾辻、これはテキトーな感想。

「信夫さんにとって推理小説とは?」

難しいねー。

脳の覚醒かな。

ストーリーも楽しいけどやはり謎解き。

自分でいろいろ推理するのは普段の脳細胞。

でも、謎が解けたことないから、すべて私の頭より外の発想。

読後、毎回使ってなかった脳細胞に刻み込んでます。

だから、覚醒かな。今後はボケ防止になりそうですけど。

♡「8の殺人」は速水三兄妹シリーズとして、

8の殺人

0の殺人

メビウスの殺人

講談社ノベルスから出ています。

「京都大学推理小説研究会とは」

『蒼鴉城』

京都大学推理小説研究会が年に1回、発行している機関誌です。

毎年、11月の学園祭(通称NF)の期間中に販売しています。

会員が執筆した創作小説や評論などが掲載されています。

なお、読み方は「そうあのしろ」または「そうあじょう」です。

学園祭での販売に足を運ぶことができない人のため、通信販売を行っているそうです。

京大ミステリ研からの挑戦状。

ジグソーパズル付き推理小説『鏡の国の住人たち』

本作は推理小説と300ピースのジグソーパズルがセットになった変わり種です。

「ジグソーパズルの謎を解くと驚愕の真相が明らかになる」だなんて、

凝った仕掛けを実現しています。

パズル付きなので当然のことながら箱入りで、外箱を見ると、

「1、推理小説の問題編を読む」→

「2、謎の真相を解くため、推理しながらジグソーパズルを組む」→

「3、パズルの謎が解けたら、解決編を読んで事件が解決!」

なーんてことが書いてある。…

「占星術殺人事件」 島田荘司

東京都の ジョディさん

「占星術殺人事件」 島田荘司

「占星術殺人事件」の魅力は?

島田荘司のデビュー作であり、のちに、

何作もシリーズで書かれている名探偵、御手洗潔もデビューした作品です。

なんといってもトリックの凄さがイチオシですが、

時代の味わいや、占星術とのからみ、

そして!御手洗潔のキャラクターの素晴らしさ!ムードもたっぷり。

絶対に後ろのページを見ずに、先入観なしで、読んで欲しい作品です。

「この本との出会いは?」

これは…あまり覚えていません。普通に本屋さんで手に取りました。

「ジョディさんにとって推理小説とは?」

先が気になって仕方がないもの!読むのが止まらなくなる話が好きです。

「ラジオネームのジョディの由来をお聞かせください」

若い頃、外資で仕事していて、何人かそーゆー外人名がついていたんです(^O^)

その頃の仲間は、いまでもジョディって呼びます(笑)

音譜この本は1980年に第26回江戸川乱歩賞に応募された

『占星術のマジック』を改稿・改題した作品です。

事件の解決編が「袋とじ」という体裁で刊行されたことでも話題になり、

初版の袋とじ未開封の物はコレクターズ・アイテムとして高値で取引されています。

Amazonでみたら10/29現在3万円の根がついていました。

映画『星籠の海 (せいろのうみ)探偵ミタライの事件簿』

脳科学者・御手洗潔を主人公とする

小説作日本を代表するミステリー作家・島田荘司の大人気シリーズ品は、

1981年の「占星術殺人事件」からはじまり、総部数330万部を更新し続けています。

第1作目「占星術殺人事件」は、

2014年1月にイギリスの有力紙「ガーディアン」において

「世界の密室ミステリーベスト10」の第2位として認められるほどの

本格ミステリー作品。

和製シャーロック・ホームズとも称される

天才探偵・御手洗潔が登場する作品は、中短編あわせて49作を数え、

34年もの長きに亘って、ファンに愛され続けられています。

レベルを越えた天才ぶりゆえに、

このキャラクターを演じることの出来る俳優など存在しない――。

それゆえに、映像化を拒み続けてきた原作者・島田荘司が、

ただ1人「彼であれば……」と、その出演を熱望したのが

、映画『ウォーターボーイズ』で一躍脚光を浴び、

その後テレビドラマ「のだめカンタービレ」『幕末高校生』

『神様はバリにいる』など様々なジャンルの話題作に出演し、

現在の日本映画界の一翼を担う玉木宏です。

そしてその確信は、前述のドラマ「天才探偵ミタライ~難事件ファイル

「傘を折る女」~」(フジテレビ系列)によって見事に証明されました。

「期待以上の御手洗で、原作者として大変うれしく思います」と島田氏も大満足だそうです。。

「99%の誘拐」岡嶋二人

神奈川県 まっちゃん

「99%の誘拐」岡嶋二人

99%の誘拐なんですが、ミステリーであるのは間違いないんですが、

犯人は分かっているので、正式には推理小説に当たらないかもしれません。

「いえいえ、大丈夫です。

古畑任三郎の様に、最初に犯人が事件を起こして、

追い詰めていく展開もあります」

この本の魅力は、30年前なのにすごくトリックが新しくて

今でも十分通用するところです。

(ネットゲームとか、パソコンとか)

一番は、誘拐犯人が何故誘拐を行なったのか?

この理由が分かりやすく、

感情移入しやすくて思わず犯人を応援してしまいます。

読後感もとても爽やかだし、

タイトルも秀逸だと思います(100%ではなくて99%なんです)

「99%の誘拐」との出会いを教えてください

これは誰かに進められたのではなく、たまたま本屋で見つけてタイトル買いです。

まっちゃんにとって「推理小説」とは?

謎解きやラストのどんでん返しも楽しいんですが、

設定の面白さとか犯人の葛藤とか切なさが残ったりするとより楽しめます。

「ぐーりんのなんやかんや」

岡嶋 二人は、日本の推理作家であり、

井上泉と徳山諄一によるコンビのペンネームです。

名前の由来は「おかしな二人」

日本ではコンビで執筆は珍しいんですよね。

有名な所ではマンガ家の藤子 不二雄さんです。

そして、この小説は第10回吉川英治文学新人賞受賞しています。

♡推理小説の賞を調べてみました。

・日本推理作家協会賞 江戸川乱歩が1947年6月21日に設立

・本格ミステリ大賞 正賞として京極夏彦がデザインしたトロフィーが授与される

・大藪春彦賞 ハードボイルド小説・冒険小説に分類される小説に与えられる

・山田風太郎賞 「ミステリー、時代、SFなどジャンルを問わず、

その年に発表された最も面白いと思われる作品」に授与される

・日本ミステリー文学大賞 推理小説の発展に寄与した個人に与えられる賞

・江戸川乱歩賞 長編小説を公募し、優秀作品に与えられることになった。

現在では推理作家への登竜門

・横溝正史ミステリ大賞 日本の公募新人文学賞

・鮎川哲也賞 特に本格推理小説を志す新人のための賞である

・日本ミステリー文学大賞新人賞 長編推理小説を募集する新人賞

・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞

推理作家島田荘司の出身地である広島県福山市が主催する賞で、

最終選考は島田荘司が1人で行う

乱歩賞、横溝賞、鮎川賞、日本ミステリー文学大賞新人賞、

ばらのまち福山ミステリー文学新人賞)は、

最終選考委員を推理作家が務めています。

・『このミステリーがすごい!』大賞

『このミステリーがすごい!』を刊行している

宝島社が創設した公募の新人賞 評論家が最終選考委員を務めています。

・メフィスト賞 未発表の小説を対象とした新人賞です。

特徴としては、対象となるジャンルが

『エンタテインメント作品(ミステリー、ファンタジー、SF、伝奇など)[1]』

という大まかな区分。

賞を取った推理小説を選んで読むのも1つですね。

「嫌われる勇気」古賀史健 、岸見一郎

大阪府 つむじさん

「嫌われる勇気」

あれを読んだ後気持ちが少し強くなったような気がしました。

「読もうとおもったきっかけは?」

その本を買った時期に特に人目を気にすることでしんどくなっていたからだと思います。

「本の内容のどの部分が「目からウロコ」でしたか?」

課題の分離という考え方が書かれているところですかね…

そこを読んだ時、

人目を気になるということは自分の中であの時ああしとけば良かったと

思うことがあるということじゃないか。

そのことについてこれからどうするか考えるのは自分の課題、

自分のしたことについて誰かがマイナス面しか見ない、

陰口をたたくもしくは直接伝えるなど他者がどうするかは他者の課題、

と考えるようになったことで自分をより保てるようになったような気がします。

「なるほど~。
この本を読んだ後の行動で変わった事はありますか?」

この本を読んだことと関係があるかわからないですが、

最近今まで興味があったことなど行動を起こす力が湧いてきているような気がします。


♫ つむじさん

昨年の10月の読書会では「何かやりたい」「やりたいことをみつけたい」

今年の10月下旬、兵庫県豊岡市の体験スカイダイビングに行くそうです。

・兵庫県豊岡市にあるスカイダイビング関西は、

西日本で唯一のスカイダイビングができるスポット!

日本海側に位置するので、上空3,500メートルから日本海はもちろんのこと、

視界が良ければ日本三景の天橋立まで一望できます。

・「一生に一度は空を飛んでみたい!」と思ったことはありませんか?

体験タンデムスカイダイビングなら、インストラクターと一緒に飛ぶので、

全くの初心者でも大丈夫!予約当日、

クラブに入会したらたった10分の講習でO.K!!

気軽にスカイダイビングを楽しみたい方にオススメです!

「最近今まで興味があったことなど行動を起こす力が湧いてきているような気がします。」

 気がしますどころではない。

1年で大きく変化のつむじさん。

ダイビングの参加費も決して安くない。

今度ダイビングの体験の話を聞きたいなぁ。

叶恭子「知のジュエリー12カ月」

茨城県のろりこさん

叶恭子さんの「知のジュエリー12カ月」という本です。

よりみちパン!セという、中高校生向けお悩み相談本シリーズで、

養老孟司さんから西原理恵子さんまで、いろんな人が書いてますが…。

すごい奔放に生きてらっしゃる方なので、

ルールなんてすっ飛ばせ!的な事が書いてあるのかな?

と思ってたらしごく真っ当な事が書いてあって…。

そして、自分という軸がしっかりしているから、テレビでも堂々として輝いてるのだなーと。

「知ったふり、

わかったふりをするのではなく、

知らないこと、わからないがあれば、

恥ずかしがらずに率直に聞く。

それが、エレガントというものです」

これが、結構響いて仕事でも知ったかぶりせずにちゃんと聞ける様になりました!

おはようございます。

「知のジュエリー12ヶ月」を読んだのはいつ頃ですか?

読んだのは6~7年前かな?

書店で気になって購入ですw

♫ 叶恭子

叶姉妹のお姉さん…どんなイメージがあるか?

ライフスタイルプロデューサー。雑誌に登場するやいなや、

そのゴージャスな装いとたぐいまれなる容姿、

さらには、いかなる因習からも完全に自由な価値観と卓抜な美意識に貫かれた発言が示す

唯一無二な存在感に多くのメディアが注目し、

一躍、世の中からかつてない羨望のまなざしと賞賛の声を浴びる。

自分とは真逆、興味がわかない。

本書は、年齢を問わず、胸の中に「子どものころのわたし」を

抱きつづけているすべての女性たちへ…このキャッチフレーズは興味がわきました。

♫よりみちパンセ

東京の出版社 イーストプレス社が発行しているロングセラーシリーズ

「本当はみんなしっている。寄り道こそ、人生の本道だ」

・「ロボットは東大に入れるか」 人口知能の最前線

・「ふたりのママからきみたちへ」新しい時代の<家族のかたち>を模索する静かな問題作、

満を持して登場!TDR史上初の同性結婚式を経たふたりは、子どもを迎える準備を始めた……

・「15歳から、社長になれる。 ぼくらの時代の起業入門 」 家入一真

軽やかでフラットな感覚で語る、ぼくらの時代の「あたらしい起業論」。

・「この世でいちばん大事な「カネ」の話 」 西原理恵子

貧乏」は、札束ほどにリアルだった。切れば血が出る、読めば肉となるサイバラの物語へ、