「のび太」という生き方 横山奉行

具体的に描ける夢は叶う

「ドラえもん」に出てくるのび太は
・勉強はクラスの最下位
・スポーツは苦手
・担任の先生やママに怒られる
・ジャイアンやスネ夫にいじめられる
と、なにもかも上手くいっていない子「ダメのび太」

しかしながら
・誰にでも優しい
・動物や植物を心から愛する気持ち
・感情が豊か

そして長編作品では
・友達に信頼され
・ときには集団のリーダーシップを取り
・ジャイアンやスネ夫も遊ぶときは声をかけ
・担任の先生やママも怒っても決して見離すことはない
・困ったことがあると必ず誰かが助けてくれる

そして、念願か叶いマドンナのしずかちゃんと結婚

➡ 夢を叶える「のび太メソッド」を紹介します

ドラえもんの秘密の道具の意味

・最初はあらゆる問題を解決するが最終段階では、道具を使用しても根本的な解決には繋がらない結果に終わる
➡ ひみつ道具に頼らないで、自力で問題の解決に対処することがベスト
  自分の良いところを伸ばし、ちょっと足りないところを後押しする触媒のような存在

道具を使うことでドラえもんに非難されることで、のび太は必ず自分で試行錯誤しながら問題に取り組んでいる

夢を叶えるために必要なこと

◆のび太の夢は具体的
 ・テストで良い点を取りたい
 ・泳げるようになりたい
 ・〇〇へ行きたい
➡ 具体的な夢は叶う
◆計画を立てて準備する
 ・日頃からすきま時間を見つけて実現したいことを口の中で唱える
 ・「ぼくだって…」と小さな夢次々と描き、実践し続ける 
➡ 「人にできて自分にできないことは無い」という気持ちで課題に取り組む
◆「負けん気」という情熱を持つ
 ・負けん気はプラスのベクトル
 ・夢の萌芽を育てるための大切なエネルギー源

のび太メソッド

◆心配なことは考えない
 ・今、やっている事に全力をつくす
 ・先は考えない
◆カッコイイ自分を想像する
 ・自分の特技を縦横に駆使して、夢のなかで活躍する自分をイメージする
 ・現実離れした夢でもOK
◆現実では恰好をつけない
 ・周りに自分の長所や短所を正直に伝える
 ・自分らしさをさらけ出す
 ➡ 適切なサポートを受けることができる
◆やりたいことは絶対やる
 ・周りの人たちを十分に納得させることのできるような目標を提示する
 ・私利私欲のためにやらない
 ➡ 本当にやるべき目標のためには、良い仲間が集まり結果的に良い成果が得られる
◆自分の夢でまわりを感動させる
 ・常にみんなの幸せを願う
 ・感動させる夢だけで終わらせず行動する
 ・「自分の力でやってみよう」と決意し行動する
 ・「失敗してもいい」と思いきる
 ➡ 自分の夢のリーダーは自分

まとめ

1.周りを感動させる具体的な夢を持つ
2.夢だけで終わらせずに行動する
3.カッコイイ自分を想像し、現実には自分らしさをさらけだす
4.失敗したら再チャレンジ

小さな夢であってもこの4つを信じてやっていくと、ドラえもんやジャイアン、スネ夫、しずかちゃんの様に夢に向かってサポートしてくれる仲間ができます。

【感想】
実は私はのび太が大嫌いでした。
困ったらすぐにドラえもんに泣きつき道具を出してもらって物事を解決する。
道具を正しく使わずに調子に乗って使い過ぎてのび太が困ることになる。
そんなのび太を見て「自分で解決せずに道具に頼るからこんなことになるんだ」と斜に構えていました。

そんな私も自分の子どもを育てるなかで、少しずつのび太が受けいられる様になってきたのです。
今回、この本を読んで実はのび太は
・夢はあきらめない
・感情が豊か
・心優しい
・長所も短所も周りに隠さず自分らしさをさらけだしている
・困っている人は放っておけない
・他人の素晴らしい面を素直に認める
よくよく考えてみると、とても子どもらしい子どもだったんですね。

私がのび太が嫌いだったのは実はのび太にはドラえもんの様に困った時にはいつも助けてくれるロボットが居て羨ましい…。
のび太に嫉妬してたんですね(笑)

本には具体的にドラえもんのストーリーの紹介もあり、解説しています。
じっくり読むと漫画のドラえもんが読みたくなってきますよ。


【目次】
はじめに
序章   ドラえもんがいなかったら
第1章 ドラえもん社会は現代の縮図
第2章 失敗して、夢は叶う
第3章 夢の叶え方 まずは、心
第4章 夢の叶え方 のび太メソッド
第5章 叶う夢には、法則がある
第6章 「のび太なり」の努力で十分
第7章 ドラえもんは、あなたにもいる
終章 「ドラえもん」からのメッセージ
あとがき

アスコム
176ページ
2004年12月10日第1刷発行
本体価格 1200円
電子書籍あり

著者 横山奉行
1942年岐阜県生まれ。
1976年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。
フルブライト交換留学生(ペンシルバニア州立大学)。
富山大学人間発達科学部名誉教授。
生涯スポーツ専攻。教育学博士。
ドラえもんアナリスト。
登場人物が夢や悩みにどのように対応し、解決したかを考え、人生を豊かにする方法を模索する「ドラえもん学」を研究。
1999年、富山大学にて単位認定のない自由参加型ゼミ「ドラえもんの世界」を開講。
ドラえもんの誕生日である同年9月3日には、ホームページ「ドラえもん学コロキアム」を開設し、「ドラえもん学」を宣言。
2004年、「ドラえもん文庫」を開設

著書
『野比家の謎 「ドラえもん学」研究序説』
『ドラえもん学』
『ドラえもんのことば』など

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晴れの日に、傘を売る。 WATERFRONT支持率ナンバーワンの傘を生んだ「良品薄利」の経営    林秀信



今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「雨」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時半
「ホンスキー倶楽部」

試聴はこちらから
https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/05/6-2_honsuki-club_20190520.mp3



かおる文庫のおすすめブックコーナー

偶数週にお送りするこのコーナー。
北海道在住、ブックコーディネーターのかーるさんが選んだ本を紹介します。

「晴れの日に、傘を売る。WATERFRONT支持率ナンバーワンの傘を生んだ「良品薄利」の経営」
林秀信

【内容】

企業努力で価格を下げ、お客様の支持率を獲得せよ!

500円という低価格での革命を起こした「ウォーターフロント」は社員30名ほどの小さな会社だった。

「晴れの日でも売れる傘」について語る傘大好きな社長のビジネス書。

【感想】

個人的にウォーターフロントのカラフルな傘が好きなので、たまたま手に取りました。
著者はもともと、治療院や飲食店を経営して繁盛していたのにも関わらず、傘が好きだという理由で傘屋を目指します。

お客様が感動する傘という目標のために掲げていることは、
良いものを安く!
選ぶ楽しさを大切に!
市場よりもお客様の支持が大切!

そこにあるのは傘への愛、関わってくれる全ての人に対する愛です。
安くて長持ちする傘を売れば利益がでないはずですが、そこを様々なアイディアと企業努力で乗り切ります。
500円の低価格でも品質にこだわり、デザインや柄を数多く用意します。

面白い販売戦略として、アソート方式というやりかたを取り入れています。
カラーバリエーションのある傘をセットで納品することで、カラフルな傘売り場となり、お客様を惹き付け、選ぶ楽しさを提供できるのです。

お客様が満足するものを提供すれば売れると信じて、飛び込み営業から始めていくやり方には驚きを感じます。
正しいことをすると人が集まるという著者の言葉と、その情熱に心動かされます。

東京のお店にもぜひ足を運んでみたいです♪
1階から4回まですべて傘という素敵な空間はアートのようです。
ビジネス書というよりも、忘れがちになる
もの作りの素晴らしさと情熱が伝わる本です。

晴れの日にも買いたくなる傘は、使い捨てではなく本当に欲しい傘なのです。

ホームページ
https://www.water-front.co.jp/flagshipshop/

【目次】
はじめに――自由が丘・街物語
晴れの日でも売れる傘
 「シェア17%」の秘密 
「いい傘を500円で」
 小売店とともに 
 晴れの日に傘を売る 
傘の黒澤プロダクション
 工場あってのメーカー 
 プロ集団としての会社 
「良品薄利」の経営 
唯一の才能、それが「傘づくり」
 終わらない改良 
 究極の傘をめざして 
 もっと新しい驚きを 
傘のことだけ考えて生きる
 仕事に浪漫を! 
 生涯、一所懸命 
おわりに――自由が丘を「傘の街」に!

著者 林 秀信(はやし・ひでのぶ)
株式会社シューズセレクション代表取締役社長。
1946年、長崎県生まれ。
上京後、飲食店経営などを経て、洋傘の研究開発に着手。
86年、生産から加工、販売までの一貫した流通の確立を目指して同社を設立。
有名ブランドのOEM受注生産で得た技術的基盤を背景に、2000年、「SUPER VLE(スーパーバリュー)500」シリーズを発表。
超薄型の折り畳み傘「ポケフラット」は月間売上30万本という大ヒット商品となり、「2004年 日経優秀製品・サービス賞」を受賞。
高機能・高品質でありながら、500円・1000円という超低価格の傘で注目を集め、販売数を伸ばし続けている。
独自商品の開発に力を入れ、国内外で取得した特許等の産業財産権は161件。
従業員35人という少数精鋭の経営で、年間販売数1870万本(2013年)、全国シェア17%を誇る。


「僕の野望は人類を傘から解放すること。要するに、毎朝、天気を気にしながら傘を持っていくかどうか決めるなんて、面倒なことをせずにいつもポケットやバッグに入れていても気にならないサイズの傘があればいいんです」(プレジデントオンラインより引用)

著者兼社長の林氏のインタビューがプレジデントオンラインに掲載されています。
   ↓  ↓   ↓  ↓
https://president.jp/articles/-/18518

迷路の外には何がある?  スペンサー・ジョンソン

「僕はどうして一緒に行かなかったんだろう?」by ヘム


日本で400万部、全世界で累計2800万部突破、Amazon史上最大の 大ベストセラー『チーズはどこへ消えた』待望の続編登場 。
二人の小人、ヘムとホー。
チーズが無くなってしまっても次のチーズを探しにいかなかったヘム。
そのヘムの側から書いています。

すべてはぼくしだいだ。

ホーが恋しくなったヘムは「なぜ、一緒にいかなかったんだろう」と悔い、新しいチーズを求めてチーズ・ステーションCから出る。
ホーが残した言葉を見ても、わけがわからないヘム。
疲れて寝てしまい起きると、知らない小人が傍に居た。
その小人はヘムに赤い石を食べる様に勧める。
食べてみると甘くて酸っぱくジューシーだった。

小人の名前はホープ。
近くのフルーツ・ステーションAに住んでいて、赤い石は「リンゴ」だった。
ホープはリンゴが少なくなってきているので、新しい食べ物を探していた。
ヘムに渡したのは最後の1個のリンゴだった。
ヘムとホープは一緒に探しに行くことにするが、なかなか見つからない。
ホーが恋しくなるヘム。

あるかどうかわからなくてもあると信じなければならないときもある

これまでの信念を捨てて新しい信念の元チーズを探そうと気持ちを新たにしたヘム。
ホープはヘムに問いかける。
「迷路の外には何があるの?」
「何もないよ」と言っていたヘムだがしばらく考えてこう言った。
「迷路の外には素晴らしものがある」
今まで迷路の中しか探していなかったヘムは迷路の外に探しに行くことにする。

何度か壁を壊すが何もなかったが、ある時小さな穴を見つける。
ヘムとホープがその穴を潜り抜けると迷路の外に出た。
緑の草原でいたるところにチーズとリンゴを見つけた。
幸せな気分になっていたヘムはホーを探しに行こうとする。
すると、向こうからホーがやってきた。

世界の変化に対応するための「6つの絶対法則」

「チーズ」は、良い仕事、愛情あふれる関係、お金、所有物、健康、または精神的な平和など、あなたが人生で欲しいものを表す例え。
「迷路」は、あなたが自分のチーズを見つけて楽しむことを困難にしている状況の例え。

1.あなたの信念に気づこう
 信念とは、あなたが真実だと信じる考えのことである
2.あなたが考えたこと全てを信じてはいけない
 「事実」はあなたの物の見方にすぎないときもある
3.役に立たないことは捨て去ろう
 古い荷物を持って新しい探索に乗り出すことはできない
4.迷路の外に目をむけよう。
 ありそうにないことも考慮してみる…不可能なことも検討してみる
5.新しい信念を得よう
 あなたが考えても、あなたはあなたである
6.あなたが信じることに限界はない
 あなたは自分が考えているよりずっと多くのことを行い、経験し、楽しむことができる

【感想】
最初、この本を読んだ時にはあまりピンときませんでした。
前作の「チーズはどこへ消えた?」を読まずにこの本から読んだのです。
今回あらためて「チーズはどこへ消えた?」を読みヘムの人となりも理解したうえで読むと自分の行動に後悔し、相棒のホーを恋しく思って次へ踏み出すことができたヘムを応援していました。

この本ではホープというもう一人の小人が現れてヘムをサポートします。
ホーは一人でも進むことができる小人ですがヘムはそうではありません。
ホープが居たからこそ迷路の外に出ようと思うことができたのです。
共に歩むことができるパートナーの存在が大切だと感じました。

お互いを刺激しあい干渉しすぎないパートナーと迷路の外にも目を向けて多くの経験を楽しむこと。
これが世の中の変化に対応するのに大切なことなのではないでしょうか。

この本は前作を読んでから読むと理解も深まります。

【目次】
まえがき
セミナー シカゴにて
もともとの物語「チーズはどこへ消えた?」
新しい物語 その後、起こったことは…
ディスカッション
あとがき

扶桑社
102ページ
2019年2月27日第1刷発行
本体価格 1000円
電子書籍あり

著者 スペンサー・ジョンソン
著者 スペンサー・ジョンソン
医学博士・心理学者
心臓のペースメーカー開発にもたずさわる
さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ
シンクタンクに参加する一方
著者活動を続けている
ハーバードビジネススクールの名誉会員著書
「1分間マネジャー」
「1分間意思決定」
「人生の贈り物」他、多数

最後まで読んで頂きありがとうございます。
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チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン

「物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと」

アメリカ合衆国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソンが著した童話、ビジネス書。
日本で400万部、全世界で累計2800万部突破した名著を紹介します。

チーズを手に入れれば幸せになる

登場するのは「スニッフ」「スカリー」の二匹のネズミと「ヘム」「ホー」の二人の小人
食糧が欲しい幸せになりたいと願い、ランニングシューズを履きランニングウエアを着て毎日、迷路に出てチーズを探し回っている。

ある日チーズ・ステーションCで好みのチーズを見つけた。
毎朝、急いでステーションCに通うヘムとホー。
しばらくして二人はゆっくりと起きて歩いてチーズ・ステーションCに向かうようになる。
そこにはチーズがあって当たり前、毎日お腹いっぱい食べて家に帰る様になる。
安心しきっていた。

自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたくなる

ある日、チーズ・ステーションCのチーズが無くなっていた。
スニッフとスカリーは、チーズが段々と少なくなっていっているのに気づいていたので、二匹はすぐにチーズを探しに出かけた。
チーズ・ステーションCの状況が変わったので、自分たちも変わることにしたのだ。

ヘムとホーはいつも通りにやってきてチーズが無いことに驚く。
二人はひどい目にあわされたとわめき散らし、憂鬱になった。

翌日もまた次の日も二人はチーズ・ステーションCに向かった。
どうすれば良いか相談している間、スニッフとスカリーはチーズ・ステーションNを見つけた。

そこには、大量の新しいチーズがあった。
ホーは「出かけよう」とヘムに声をかけるがヘムは動こうとはしなかった。

変わらなければ、破滅することになる

ホーは一人で新しいチーズを求めて迷路に出た。

一歩踏み出すことが不安になり恐怖にも感じたが前に進むことにする。

進む中で今までの不安や恐怖が無くなっていることに気づくホー。
恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる。
恐怖に捕らわれていたのだと悟ったのだ。

ホーは新しいチーズを楽しんでいる自分を想像するようにした。
失ったものではなく、手に入れるものの事を考え続けた。
そしてホーはチーズ・ステーションNを見つけた。
スニッフとスカリーに挨拶をするとホーはチーズにかじりついた。
ホーはヘムを呼びに行こうと思ったが思いとどまった。
ヘムも自分で見つけようとしなければならないからだ。
ここにたどり着くまでに壁に印を書いてきた。

友人はそれをたどってやって来ると信じて…。

【感想】
短い寓話の中にとても興味深いたくさんの人生教訓が書かれていました。
話の中では「チーズ」を見つけてそれがある日無くなります。
この「チーズ」を「パートナー」「仕事」「お金」と置き換えると自分の事として捉えることができます。

自分が見つけた大切なもの(者・物)を失った時にいつまでも、そのものに固執するのか。
それとも次にむけて迷路に進んでいくのか。
あらすじのところでは割愛しましたが、ホーはチーズ・ステーションNで新しいチーズを見つけたときに、これまでのことを思い返します。
一歩進むことができたのはなぜか?
餓死するという恐怖だと気づき、自分自身を笑います。

自分が変わるには、自分の愚かさをあざ笑うこと。
そうすれば見切りをつけて前進できる…とあります。
私はなかなか自分自身を笑うことができません。
この本を読んで、次に進むためには過去に恐怖だと思っていることを笑い飛ばすことが必要なんだと知りました。

登場する二匹と二人はそれぞれの特性があります。
スニッフ…においをかぐ、~をかぎつける
スカリー…急いでいく、素早く動く
ヘム…閉じ込める、取り囲む
ホー…口ごもる、笑う
私はどちらかと言えばホーかな?
新しい提案には直ぐには乗れないけど、しばらく時間が経つと進むことができるから。

ぜひこの本を読んでみて自分は登場人物のどれにあてはまるか考えてみてください。

【目次】
ケネス・ブランチャード博士による裏話
ある集まり シカゴで
物語  チーズはどこへ消えた?
ディスカッション その夜
訳者 あとがき

扶桑社
94ページ
2000年11月30日第1刷発行
本体価格 838円
電子書籍あり

著者 スペンサー・ジョンソン
医学博士・心理学者
心臓のペースメーカー開発にもたずさわる
さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ
シンクタンクに参加する一方
著者活動を続けている
ハーバードビジネススクールの名誉会員著書
「1分間マネジャー」
「1分間意思決定」
「人生の贈り物」他、多数

内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術 竹下隆一郎

「内向的な人ほど、物事の本質をつかんでいます」

人脈モンスターたちが活躍する時代はもう終わりを迎えている

人脈モンスター…様々な場所に出かけ名刺を配って人と繋がりをつくりまくる。

◆時代の変化
・TwitterやFacebookなどのSNSの発展で組織や人脈を介さなくても「本当に会いたい人」と個人対個人でつながることが出来るようになった。
→ ここでもみんなと繋がる必要はない。
  限られた自分が好きな人たちとピンポイントで付き合っていくだけで上手くいく。
・インターネットの登場やテクノロジーの進化によって一人でできることが増えた。
 TwitterやFacebookで宣伝ができ、クラウドファンディングで資金集めもできる。
➡ 人脈モンスターにならなくても、大事な少人数の個人と熱量がある深い関係を結んでいた方が、仕事も生活も楽しめて結果がだせる時代になってきた

“内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術 竹下隆一郎” の続きを読む

最高の組織 大賀康史

「今の会社のマネジメントはおかしい」

就職するとまずはビジネスマナーや組織で働くための作法を叩き込まれる。
上司の指示には従うことが当たり前。
自分の生き方よりも、会社の利益が優先される。
自分は本当に会社の歯車となる人生を望んでいたのだろうか???

自分の人生の目的が会社の売り上げや利益になるということが正しいわけがない


よくある組織の問題点


◆ピラミッド型組織の問題点
・ピラミッドの上層部に能力の無い人や意欲の無い人がいると、下層部に居る人は優秀でも問題の人以上のパフォーマンスが出ない → ボトルネックの問題
・ピラミッド階級を飛び越えることは難しい
 ➡ 対策 ①適切な人材のみ採用
      ②組織長には人の育成や良さを引き出す人材を登用する

◆マトリクス型組織の問題点
・メンバーに高度な判断力が求められる
 ➡ 対策 構成員の自立性を高めるための教育を徹底的に行う

◆文鎮型組織の問題点
・多くのことを把握する必要があり組織長がパンク
・実際にはほとんど見かけない組織でスローガン的に使用される

従業員を束ねている源泉はミッションへの共感

◆ステークホルダーの明確な順位
従業員>顧客>株主・債権者・取引先
従業員が楽しくできることを仕事の中核に据える
→ 質の高いサービス、熱量のあるサービスを作れる
◆理想の組織の一つ「サークル活動」
・理想的な組織形態は輪を描いている
・輪に中心人物はいない
・束ねている源泉はミッションへの共感
・役割はゆるい枠組みが理想
・一人ひとりの好きなことや得意なことを軸として役割分担する
・お互いの幸福を尊重し、促し合う

◆ティール組織(進化型組織) → 形は一つではない
・自己実現の欲求に根差している
3つの特徴 「自主経営」「全体性」「存在目的」
・成功条件
 1.メンバー同士がお互いを信頼し、かつ大切に思っている
 2.全てのメンバーが高い水準で自律的に動けるようなプロフェッショナル
 3.組織のトップはメンバーが動いた結果の責任を取る覚悟があり、そのことをメンバーに伝えている

その人に合った育成方法をカスタマイズする

◆人材の採用基準
◎カルチャーフィット>ポテンシャル>スキル
 ポテンシャル=何か新しいことに取り組んだときにすぐにその勘所を掴み、数か月もすると専門家のようにふるまえる能力
 → 好奇心、ポジティブな感情の動き、地頭の良さ、成果を出す習慣

・カルチャーフィットが合わないと優秀だと思っていた人が、入社後すぐに問題を起こすケースがある
・ポテンシャルがないと、やるべきことが短いサイクルで変わるとスキル以上にポテンシャルが求められ、その人材が力を発揮することが難しくなる
・スキルがないケースは最初の3か月は苦労するが、その後は活躍する
➡ カルチャーフィットとポテンシャルがある人であれば、スキルが多少不足していても採用すべき

◆人材育成法
・一人ひとりに仕事をカスタマイズすれば研修を受けるより効果がある
・「商社出身だから…」「営業出身だから…」「女性だから…」「おじさんだから…」と先入観を持たずにその人を見る
・興味を持ったことに徹底的にチャレンジしてもらう
➡ ①人生の目的の理解→②興味分野の理解→③仕事のアレンジ→④新しいことにチャレンジ  ③と④の繰り返し
◆長時間労働をしない
・時間の制約があると仕事への集中力が高まる
・チームの全員が早く終わるように工夫する
・副業や育児など選択肢が広がる

その会社だけが実現する世界、あるいは人への貢献を会社の掲げるミッションとする

リーダーシップに必要なもの…

◆遠大なミッション
・明確にイメージできたものの多くは実現できる。
・できるだけ高いものを目指すことで到達点が変わる
・参加するメンバーの生きる目的と合致しやすくなる
◆情熱と合理性を同居させる
・合理時な運営を理解するためには、自分を常に高める努力を怠らないことが必要
・感性だけで経営は行えない
・日常的に本や人に触れる機会を持つ
◆人に誇れる組織
人の力✖プラットフォームの力(サービスの力)✖ビジネスモデルの力
・挑戦し続ける

【感想】
冒頭のはじめにの所で、この本の要約を書いているのは
さすが本の要約アプリの会社だと思いました。
要約を読んでなおかつ、本文が読みたいと思わせるのは
筆者の会社に対するミッションと熱量と感じました。

あらためて組織の在り方、よくある組織の問題点を読んで
以前勤めていた会社を思い出しました。
私自身が管理職や人事の部署にいたときにこの本があれば、もっと会社に貢献できたのではないかと感じました。

さらに驚いたのは、理想の組織が「サークル活動」である。
確かに中心人物が居なくて、ミッションの共感があれば
それぞれが自主的に活躍するだろう。
従来通りの組織ではなく、今後は新しい組織作りが求められます。

3人以上になると集団になるので、まずは「家族」がピラミッド型の組織になっていないか、振り返り円になるようにしていきたいと思います。
この本は単純に会社組織に向けての組織論や人材育成法ではなく
最小限の単位「家族」にも応用できる1冊です。

【目次】
はじめに
第1章 あらゆる組織が直面する課題
 1.    世の中に多く存在する残念な組織
 2.       組織が抱える構造問題
第2章 これからの成長組織が向かうべき方向性
 1.    従業員を最優先にすることが正しい理由
 2.       輪を描く組織が理想形
 3.      メンバーに与える影響
 4.      ティール組織(進化型組織)の何が凄いのか
 5.      最小単位の組織規模についての示唆
 6.      主体性の強い組織の成立条件
 7.      理想的な組織の形は1つか
第3章 人材採用と心材育成の心得
 1.      才能のある人がなぜ会社に所属するのか
 2.      人材の採用基準
 3.      フライヤー式の採用プロセス
 4.   初めにトップが会う場合の面談の進め方
 5.      入社したメンバーが伸びる人材育成法
 6.      人は勤務時間が長い方が育つのか、短い方が育つのか
 7.      やりがいがあれば報酬が少なくても良いのか?

 8.      会社の業績と報酬のトレードオフをどう考えるべきか?
第4章 これからのリーダーシップとは
 1.      掲げるべきミッション
 2.      合理的⇔情熱的ではない
 3.      人に誇れる組織とは
 4.      挑戦をしなければ、待っているのは衰退だと心得る
第5章 新しい組織論を適用したフライヤーの運営方針
 1.      創業から一年間のバタバタ
 2.      ミッション・バリューの重要性
 3.      フライヤーの社会的な意義
 4.      己を知るということ
 5.      これからの展開の方向性
第6章 社会への提言
 1.      起業家を増やすための前提
 2.      一掃すべき悪しき習慣と新施策
 3.     働き方改革と解雇規制の緩和
 4.     日本の魅力
 5.     何かをチャレンジすることのリスクは、実はほとんどない
おわりに
謝辞

自由国民社
192ページ
2019年3月1日第1刷発行
本体価格 1500円
電子書籍あり

著者 大河康史
株式会社フライヤー代表取締役CEO。
2001年早稲田大学理工学部機械工学科卒業
2003年早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修了。
2003年にアクセンチュア(株)製造流通業本部に入社。
同戦略グループに転属後、フロンティア・マネジメント(株)を経て、
2013年6月に株式会社フライヤーを設立 

大賀康史 ツイッター

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