40代からの「太らない体」のつくり方 満尾正

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「太らない体は長生きする体」

平均寿命が伸びてきて人生100年時代と囁かれています。
著者の満尾正氏は内側からのアンチエイジング治療をされている専門医です。
満尾氏の著書から健康で太らない体を作るコツを紹介します。

老廃物をきちんと排出する

排便、排尿、発汗、呼気(吐く息)は、老廃物や有害物を取り除く「体内そうじ」の手段です。
排泄機能を高めることは健康維持に重要な役割を果たしています。

消化器のリセットをする

小腸、肝臓、すい臓などの消化器は栄養素を吸収する大事な役割があります。
3回の食事だけでなく、間食が多ければ消化器は休みなく働き負担が大きくなります。
・間食をやめる
・食事の間隔を十分にあける(理想は6時間)
・発酵食品(みそ、納豆、漬物、ヨーグルトなど)や食物繊維(野菜、いも、きのこ、海藻など)を多く摂る
➡ 排泄の機能を高める

汗をかく

体の中に有害物質(水銀、鉛、カドミウムなど)が溜まると活性酸素が大量発生し、体の酸化を進行させます。
汗をかくことによってこれらの有害物質を排出することができます。
・有酸素運動
・軽い筋力トレーニング
・低温サウナ
・岩盤浴
・半身浴

注) 高温サウナで汗をかいて水風呂に入るのを繰り返すと、心臓や血管などの循環器に大きな負担がかかっています。
その後の冷えたビールはもってのほか!!

ゆっくりじっくり体の奥から温めて発汗させましょう。
水分を十分に補給して、無理に長時間入らないように。

抗酸化物質を摂って体の錆に対抗する

抗酸化物質とは活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える物質のことです。
活性酸素は微量であれば人体に有用な働きをしますが、大量に生成されると過酸化脂質を作り出し、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こします。
(厚生労働省 eーヘルスネットより引用)

抗酸化物質を多く含む食品
・ベータカロチン…にんじん、かぼちゃ、ほうれん草など
・ビタミンC…レモン、ミカン、ブロッコリー、コマツナなど
・ビタミンE…アーモンド、ほうれん草、かぼちゃ、イワシなど
・ポリフェノール…ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など
・フラボノイド…レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶など

太らない体を作る食生活

「糖」は体の大切なエネルギーですが、摂りすぎると「糖化」という悪い作用が過剰に働きます。
血管に糖化+酸化で動脈硬化が発生しやすくなります。
皮膚のコラーゲンが糖化すると、肌の弾力が無くなり一気に老けた印象になります。

糖化防止の食生活

・一気に大量に食べない
 1回の食事時間は最低でも20分を目安にしましょう。
 食事に時間をかけると食事中に満腹サインを受け取ることができます。
 (糖が血液で脳に運ばれ、満腹のサインが出るまでに約20分かかります)


・十分に時間を置いて食べる
 6時間おきに3食をとるのが理想です。
 寝る3時間前には夕食を終えて、少し空腹感を覚えて寝ましょう。

・糖質の多い食材はたくさん食べない
 穀類、イモ類、甘いものは食べる量に気を付けましょう。
 

若返りホルモンDHEAの分泌を促す

DHEAは男性ホルモンの材料です。
男性ホルモンは筋肉量や筋力の維持に関わっています。
男性ホルモンの減少が続くと、筋肉がやせてお腹周りの脂肪が増えやすい体型になってしまいます。

DHEAとは

・DHEAは「デヒドロエビアンドロステロン」というホルモン
・男性ホルモンや女性ホルモンに材料になる
・筋力、免疫力、意欲、行動力の維持
・骨粗しょう症の予防

DHEAの血中濃度が下がると出る3つの症状

・筋肉量、筋力が低下する
・免疫力が低下する
・意欲が低下する

DHEAのレベルを維持する4つの習慣

・良い睡眠を確保する
・寝る前には糖質やアルコールを過度にとらない
・軽い運動をする
・血液中のDHEAレベルを維持する

軽い運動をする

太らない体を作る習慣で始めたいのが軽い運動です。
この本では
「有酸素運動」
「筋力トレーニング」
「ストレッチ」
を紹介しています。

有酸素運動

・酸素を体に取り込み、体内の糖質や脂肪をエネルギーとして消費する運動
・有酸素運動によって全身持久力が高まる
・もっとも手軽で効果的なのは「歩く」
・1日10分を細切れ3回、週4回
・1分間100メートルのペースで続ける

筋力トレーニング

・基礎代謝量を増やすのに効果的
・若返りホルモンDHEAの分泌をよくする
・成長ホルモンの分泌もよくする
・軽い簡単なトレーニングを続ける
・脚を鍛えるスクワット
・腕を鍛える膝つき腕立て伏せ
・お尻を鍛えるバックキック

ストレッチ

・ストレッチでゆっくり筋肉を伸ばす
・有酸素運動や筋肉トレーニングの前後にもストレッチは欠かせない
・事前のストレッチは体を温め、筋肉や関節をほぐす
・事後のストレッチは筋肉の血流をよくして、疲労回復を早める
・反動をつけずに20秒以上かけてゆっくり伸ばす
・伸ばす筋肉や部位を意識して行う
・痛みがなく、気持ちがよい程度に伸ばす
・呼吸を止めずにゆっくりと深い呼吸をしながら行う

まとめ

太らない体になるためには
◆老廃物を排泄する
 間食をやめて食事と食事の間を6時間あけて排泄の機能を高める
 汗をかく
 抗酸化物質を摂る
◆糖化防止の食生活をする
 時間をかけて食べる
 十分に時間をあけて食べる
 糖質の多い食材を食べ過ぎない
◆若返りホルモンDHEAの分泌を促す
 DHEAの分泌は筋力、免疫力、意欲に関係する
 良い睡眠をとり、寝る前に糖質を摂らず、軽い運動をする
◆軽い運動をする
 有酸素運動、筋トレ、ストレッチ

【感想】
この本は文庫本でも出ているのですが、単行本の方がカラーで図もたくさんあるので、よりわかりやすくなっています。
実は単行本の方が値段も安いのでこちらがおススメです。

食事の摂り方などは本によっては、こまめにちょこちょこ食べる
といった方法を勧めているものもあるので、自分のライフスタイルにあった食べ方が良いでしょう。

老化度のチェックシートもあるので、まずは自分の老化度を知り、運動や食事もできるところから無理なく初めていくのがおススメです。

なんども「続ける」という言葉が出てきました。
続けるための工夫が必要です。

【目次】
1章 あなたの人生、今日からの「1週間」が勝負です!
2章 すぐ効く! 太らない「歩き方」「体の動かし方」
3章 脂肪・贅肉を一気に捨てる「体の大掃除」
4章 忙しい人・疲れやすい人「熟睡・快眠のコツ」
5章 「体にいいこと」だけをやりなさい!

三笠書房
127ページ
2014年1月20日第1刷発行
本体価格 552円
電子書籍あり

著者 満尾正
満尾クリニック院長/日本キレーション協会代表/米国先端医療学会理事/日本抗加齢医学会理事(2015年‐2017年)/医学博士。
1957年横浜生まれ。
北海道大学医学部卒業後、内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。
ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング専門病院「満尾クリニック」を開設。
米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師

著書
「60代からの強い体のつくり方」
「125歳まで元気に生きる」
「体に毒をためない食べ方」など多数

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