キネマの神様 原田マハ

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今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「私の号泣本」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時

試聴はこちらから


https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/08/9-4_honsuki-club_20190817.mp3

ラジオネーム しまりす

原田マハ キネマの神様 文春文庫


①この本のおすすめどころ
ズバリ、親子愛。
映画の話ももちろん映画好きとしては非常に嬉しかったですが、
号泣するほど感動したのは、深い親子愛でした。

読み終わったとき、「この本に出会えたことが幸運だった」「日本語が読めて良かった」と思ったものです。
そして、ひとつだけ、しかもこの本の中で最も重要な作品として出てきた映画を私は見逃していたので、急いでDVDを借りて観ました。
本来は、映画館で観るべきだとは思いつつ、もうかなり前の映画なのでそれも叶わず、キネマの神様にお許しを乞うた次第です。
映画のタイトルは『ニューシネマパラダイス』。これにも、あったかい涙が流れました。こうして、『キネマの神様』とこの名画が私のなかでゴタマゼになって、なんだかとっても心地いい記憶となっているのです。

② この本との出会い
テレビで男性のタレントさん(お笑い系、名前はど忘れ、顔は覚えているのですが……)が「号泣した!」と言っていて、どんな本かなと興味をもったのがキッカケでした。
原田マハさんの本としては、『カフーを待ちわびて』の次に読んだのがこの本だったと思います。
もう何年も前のことですが、どうしても「号泣した本」となると、この『キネマの神様』が一番に思い浮かびます。

③ 直近の号泣した出来事
最近は号泣した記憶がないのが正直なところ。
なんだか、寂しい話です。
私は生きているのか!?と自分に問いかけてしまいそうになります。
というわけで、直近でも5年以上前のことですが、初めて自力で一冊(1年かけて)本を翻訳して、最後の一文を書き終えたとき。
朝方5時くらいでしたが、ひとり泣きに泣きました。
いや、本当に若かったです。

【あらすじ】
無職の娘とダメな父。ふたりに奇跡が舞い降りた!
39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、しかも多額の借金が発覚した。
ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることになった。
〈ゴウ〉のハンドルネームで父が書くコラムは思いがけず好評を博し、借金とギャンブル依存から抜け出せそうになるが、ある時〈ローズ・バッド〉を名乗る覗の人物に反論されて……。
〝映画の神様〟が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。


著者 原田マハ
1962(昭和37)年、東京都小平市生まれ。
関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。
馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森美術館設立準備室在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。
その後2005(平成17)年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞しデビュー。
2012年に発表したアートミステリ『楽園のカンヴァス』は山本周五郎賞、R-40本屋さん大賞、TBS系「王様のブランチ」BOOKアワードなどを受賞、ベストセラーに。
2016年『暗幕のゲルニカ』がR-40本屋さん大賞、2017年『リーチ先生』が新田次郎文学賞を受賞。

著書
『本日は、お日柄もよく』
『ジヴェルニーの食卓』
『デトロイト美術館の奇跡』
『太陽の棘』など多数

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