ちどり亭にようこそ ~京都の小さなお弁当屋さん~ 十三湊

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今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「おススメの美味しい本」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時

試聴はこちらからできます。

https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/07/8-2_honsuki-club_20190711.mp3

かおる文庫のおすすめブックコーナー

北海道在住のブックコーディネーター 
かーるさんが本を紹介するコーナーです。
今回は「おススメの美味しい本」

以前ご紹介したことがあるのですが、大好きな本なので紹介内容を追記しました。

ちどり亭にようこそ
~京都の小さなお弁当屋さん~
著者:十三湊 とさ みなと
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

◎あらすじ
京都の仕出し弁当屋「ちどり亭」。
美人店主花柚(はなゆ)の作るお弁当を食べるとどんな人も笑顔がこぼれます。
花柚と彼女を囲む人々の美味しくて心温まる人間ドラマ。

◎みどころ
京都の四季を背景に、料理を愛する人々の日常とちょっとした事件がほのぼのと描かれます。

主人公の彗太(けいた)はアルバイトの大学生。
飲み会のあとに行き倒れ、花柚に拾われたのが出会いです。
二日酔いで弱った体に、花柚の料理はじわーっと染み渡り、それがきっかけで自炊を始めてついには店で働くことになります。

店主の花柚は24歳。
毎週見合いするのが趣味の旧家のお嬢様。
将来の旦那様のため磨いた料理の腕は、
今のところお弁当屋さんでいかされています。

このお話の序盤にでてくるお弁当の説明はとても素敵です。
数のそろった日本のお弁当は、世界でも特殊なコンパクトなのに完結している食事だそうです。
花柚の料理の先生曰く、お弁当は家族が遠く離れたところで食べることを考えて作られた「持ち運べる家庭」なのです。

届けたい誰かのために作るものは、それだけで価値がありますね。
何があってもゆるがないような、軸があるものをやってみたいと料理を仕事に選んだ花柚。
季節にあわせた丁寧な料理は、日々の営みに忘れそうになる食事への感謝を思い出させてくれます。

たとえ人生を大きく変えられなくても、
そこに込められた想いは人を動かす原動力になるのです。
四季折々の日本の美しさ、料理の素晴らしさを生き生きと伝えてくれる本です。

気に入ったら続編もあります。よりお楽しみいただけますよ。

著者 十三湊
『C.S.T.情報通信保安庁警備部』で第20回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞して作家デビュー。
『ちどり亭にようこそ』が第10回エキナカ書店大賞を受賞し、人気を博す

著書
「夏のおわりのおくりもの」
「今朝もどこかでサンドイッチを」
「彗星の夜と幸福な日」ついに、はなゆさん結婚 

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