神様のカルテ 夏川草介

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今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「上半期に読んだ、私のおススメ本」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時

試聴はこちらからできます。

https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/06/7-3_honsuki-club_20190619.mp3

ラジオネーム なつかん

夏川草介「神様のカルテ」小学館文庫

① この本のおススメどころ

主人公の栗原一止(くりはら いちと)の人となりです。
彼は田舎の病院に勤める内科医。
本庄病院というその病院は24時間365日対応の看板を掲げていて、理念は素晴らしいがそこで働く医者には当然激務が課されているという環境の職場なのです。
徹夜続きなんてザラ。
そんな中で一止は患者に、病気に、ひたすら真摯に向き合う。
マニュアルとか型だけの言葉や対応ではなく、本当に相手のことを思って悩み、考え、行動し、話す。その姿が、すごくいいんです。

ところで、一止は夏目漱石の草枕を愛読しすぎて全文を暗唱できます。
そのため、と言っていいのか、話ぶりがやや古めかしい文語体なのです。
この語り口がまた、いいです。
一止の人となりがすごくよく表れている気がします。

そしてアクセントになっているのが奥さんとのエピソード。
どれだけ心が通い合っているかこれもまたよく描かれていて、恋愛小説でもあるのです。

② この本との出会い

本が好き倶楽部のイベントである、みんなで10000冊読めるかな、に友達が投稿していたのを見て読みたい、と思いました。

表紙絵が有川浩さんの植物図鑑の表紙絵と同じ人が描いていて良さそうに見えたのと、その投稿していた人は結構辛口レビューを書く人なのに、その人をして嗚咽本と言わしめたところが気になって購入しました。

③ 今年(上半期)1番の出来事

大阪ハーフマラソンを完走出来たこと、でしょうか。
ハーフの距離を2時間以内で走れるとは思わなかったので完走のタオルを渡された事を一番信じられなかったのは僕自身でしょう。

【あらすじ】
栗原一止(いちと)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く、29歳の内科医である。
ここでは常に医師が不足している。
専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。
妻・ハルに献身的に支えられ、経験豊富な看護師と、変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をなんとかこなしている。

そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。
大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。
最先端の医療を学ぶこともできる。
だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、死を目前に控えた高齢の癌患者・安曇(あづみ)さんからの思いがけない贈り物だった。

著者 夏川草介
1978年大阪府生まれ。
信州大学医学部卒。
長野県にて地域医療に従事。
2009年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。
同書は2010年本屋大賞第2位となり、映画化された

著書
『本を守ろうとする猫の話』

最後まで読んで頂きありがとうございます。
当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。

 

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