罪の声 塩田武士

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今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「上半期に読んだ、私のおススメ本」


インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時

試聴はこちらからできます。

https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/06/7-2_honsukiiclub_20190613.mp3


ラジオネーム  ひろさん
塩田武士 「罪の声」 講談社

① この本のおすすめどころ
自分が学生時代にニュースで見ていたグリコ森永事件(作品のなかでは「ギンガ萬堂事件」)
結局犯人が分からず時効になってしまいました。
色んな犯人説があるなかで、これが真相かも?!と、思ってしまうくらいのリアリティな所です。

②  この本との出会い
この本が新刊で出た頃からずっと読みたくて、でも、古本屋派の僕は新品で買う勇気もなくて…。
たまたま行った古本屋で108円で売ってました!
読んだ後は、めちゃくちゃ面白かったので新品でも買う価値あり!と思いました。

⓷  今年一番の出来事
北海道に来て2年半。初めて「札幌雪まつり」に行きました。

【あらすじ】
「これは、自分の声だ」
京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。
ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。
テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。
それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった。

未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。
昭和最大の未解決事件―「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは――。気鋭作家が挑んだ渾身の長編小説。

【感想】
元々新聞記者だった塩田武士さんは、この小説が書きたかったのですが、なかなか編集者からOKが出なかったそうです。
自分が書く前に誰が他の人が小説にしたらどうしよう…と思っていたくらい。
そもそも、この事件に興味を持ったのは、学生時代に読んだ本に脅迫電話に子どもの声が使われたと知り、事件当時の年代から自分と同年代では?
どこかですれ違っていたかもしれない…。
と思ったそうです。

この話は2年前に森ノ宮にある「まちライブラリー」でのイベントで塩田武士さんのインタビューがあり、直接聞きました。

事件は未解決ですが、自分の声が使われたと知った犯人の子ども…今は大人ですが、どんな心境なのか…。
事件が解決していたとしたら犯罪者の子どもとしての人生…。
未解決なら罪の意識に捕らわれた人生なのでしょうか?

加害者の家族…という視点から、この事件を見ることができる1冊です。

小栗旬さん、星野源さんが出演 で映画にもなり2020年に公開予定です。
観てから読むか、読んでから観るか…(角川映画の宣伝でしたね)

著者 塩田武士
1979年兵庫県生まれ。
関西学院大学社会学部卒業後、神戸新聞社に入社。
2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞を受賞し、小説家としてデビュー。
同作は第23回将棋ペンクラブ大賞文芸部門大賞も受賞。
2012年神戸新聞社を退社。
専業作家となる。

著書
『女神のタクト』
『ともにがんばりましょう』
『歪んだ波紋』など多数

最後まで読んで頂きありがとうございます。
当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。

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