「ペンギンは空を見上げる」八重野統摩

今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「上半期に読んだ、私のおすすめ本」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時半
「ホンスキー倶楽部」

試聴はこちらからできます。

https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/06/7-1_honsukiiclub_20190613.mp3

ラジオネーム ぶるぼん
八重野統摩「ペンギンは空を見上げる」ミステリ・フロンティア

① この本のおススメどころ
自分の手によって成功も失敗もきちんと糧にして成長していくところがオススメです。
物語は宇宙に憧れ、自作で風船ロケットを作る小学6年佐倉ハルくん。
夢に近づくために手作りロケットで成層圏からの写真撮影を試みています。
もし私だったら、きっとネットで検索をしてすぐ答えを見つけてしまうと思うのです。
失敗をしないために・・・。

パソコンやスマホの普及によって、答えをすぐ探してしまうようになってから、私は失敗という言葉をとても恐れるようになった気がします。
しかしハルくんはネットの答えに頼らず、自分で考え実践し失敗から何がダメだったのかを考え次に活かします。

こういう学習の仕方は本来あるべき姿だと思うのに、私はいつのまにそのことを忘れてしまったのだろう・・・と気がつくきっかけになりました。
主人公が小学生ではありますが、大人が読んでもたくさんの気づきを得ることができ、また子供にも「失敗を恐れずチャレンジする」ことを伝えることができる良作だと思います。

② この本との出会い
SNSで紹介されていたのがきっかけです。
ペンギンが好きでペンギンの文字に心惹かれて読んでみました。
本の表紙の写真もとても素敵だったのも印象に残ったきっかけかもしれません。

③ 今年(上半期)1番の出来事
生まれて初めて北陸に行ったことです。
今年の10連休に富山、石川、福井とまわってきました。
趣味の1つに日本100名城というスタンプを集めているのですが、東京在住の私には西日本や北陸はなかなか行く機会に恵まれませんでした。

今回のゴールデンウィークで富山、石川、福井のスタンプが全部押せたので、歴史に触れたり、その土地のおいしいものを食べたり、他の観光施設を見ることができたりと、とても充実した旅行になりました。

日本三名園の1つ兼六園にも初めて行ってみたのですが、ちょうど虹が出ててとてもきれいな庭園を見ることができました。

【あらすじ】
将来、NASAのエンジニアになりたい小学六年生の佐倉ハルくんは、風船宇宙撮影を目指しています。
できる限り大人の力を借りず、自分だけの力で。
そんなことくらいできないようでは、NASAのエンジニアになんて到底なれないから、と。意地っ張りな性格もあってクラスでは孤立、家に帰っても両親とぎくしゃくし、それでもひたすらひとりで壮大な目標と向き合い続けるハルくんの前にある日、金髪の転校生の女の子が現れて…。ハルくんの、夢と努力の物語。
奮闘するこの少年を、きっと応援したくなるはずです―読み終えたあとは、もっと。

著者 八重野/統摩
1988年生まれ、北海道札幌市出身。
立命館大学経営学部卒業。
電撃小説大賞への応募作が編集者の目に留まり、2012年に書き下ろし長編『還りの会で言ってやる』でデビュー