言の葉の庭 新海誠



今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「雨」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時半
「ホンスキー倶楽部」


試聴はこちらから

https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/05/5-4_honsuki-kurabu_20190513.mp3



ラジオネーム 雀の額

新海誠 『言の葉の庭』角川文庫

①オススメどころ
1人1人の内面を本人視点でしっかりと描かれています。
アニメ映画はどちらかというとスッキリとした印象ですが、原作は嘘の繰り返し、嫉妬、弱さ、エゴetc…人間の持つ「負の感情」がしっかりと。

東屋にしっとりと漂う、お互いの想い。
そこだけが2人にとって別世界。
時が止まって、強張った心がほぐれて。
ありのままの自分に戻れる場所。
ガッツリなラブストーリーでは無いですが、お互いの淡い想いが滲み出ていて良いですね。

② この本の出会い
去年の古本市で。

③ 雨の思い出
小学4年生だったかな?
ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」がどうしても欲しくて。
コツコツお駄賃貯めて(当時小遣いは無く)。
やっっっと目標金額達成し、買いに行った日曜日(当時は週休2日じゃなかったなぁ…)、朝から小雨でしたねぇ。でも嬉しかった!

父と一緒に車で出発。比較的小さな本屋さんでお目当ての本を見つけたあの時の喜び両手で抱えてレジに並んで。
飛び跳ねたい気持ちを抑えながら自分の番が来るのを待ってました。
袋に入れてもらったけど、それでも雨に濡れないようギュ〜ッと抱えて車まで走って行ったの覚えてます。

今思えば、本スキー(本好き)になったキッカケは「はてしない物語」だったかもしれません。
それ以降、祖母が毎年誕生日に本を贈ってくれたり図書券くれたり。
クローゼットの奥の奥にしまってある「はてしない物語」が気になりだした今日この頃です。


【あらすじ】
また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら―。
雨の朝、静かな庭で2人は出会った。
靴職人を志す高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野。
迷いながらも前に進もうとする2人は、どこへ足を踏み出すのか。
圧倒的な支持を受けた劇場アニメーション『言の葉の庭』を、新海誠監督みずから小説化。アニメでは描かれなかった人物やエピソードを多数織り込み、小説版ならではの新たなる作品世界を作り上げた傑作。

角川文庫
396ページ
2016年2月25日第1刷発行
本体価格 680円
電子書籍あり 


著者 新海誠
1973年生まれ、長野県出身。
日本のアニメーション作家・映画監督、小説家2002年、個人で制作した短編作品「ほしのこえ」でデビュー。
2013年に公開の『言の葉の庭』では、ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭にて長編アニメーション部門のグランプリを受賞。
2016年『君の名は。』公開、次世代の監督として国内外で高い評価と支持を受けている。

著書
「秒速5センチメートル 」

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