迷路の外には何がある?  スペンサー・ジョンソン

「僕はどうして一緒に行かなかったんだろう?」by ヘム


日本で400万部、全世界で累計2800万部突破、Amazon史上最大の 大ベストセラー『チーズはどこへ消えた』待望の続編登場 。
二人の小人、ヘムとホー。
チーズが無くなってしまっても次のチーズを探しにいかなかったヘム。
そのヘムの側から書いています。

すべてはぼくしだいだ。

ホーが恋しくなったヘムは「なぜ、一緒にいかなかったんだろう」と悔い、新しいチーズを求めてチーズ・ステーションCから出る。
ホーが残した言葉を見ても、わけがわからないヘム。
疲れて寝てしまい起きると、知らない小人が傍に居た。
その小人はヘムに赤い石を食べる様に勧める。
食べてみると甘くて酸っぱくジューシーだった。

小人の名前はホープ。
近くのフルーツ・ステーションAに住んでいて、赤い石は「リンゴ」だった。
ホープはリンゴが少なくなってきているので、新しい食べ物を探していた。
ヘムに渡したのは最後の1個のリンゴだった。
ヘムとホープは一緒に探しに行くことにするが、なかなか見つからない。
ホーが恋しくなるヘム。

あるかどうかわからなくてもあると信じなければならないときもある

これまでの信念を捨てて新しい信念の元チーズを探そうと気持ちを新たにしたヘム。
ホープはヘムに問いかける。
「迷路の外には何があるの?」
「何もないよ」と言っていたヘムだがしばらく考えてこう言った。
「迷路の外には素晴らしものがある」
今まで迷路の中しか探していなかったヘムは迷路の外に探しに行くことにする。

何度か壁を壊すが何もなかったが、ある時小さな穴を見つける。
ヘムとホープがその穴を潜り抜けると迷路の外に出た。
緑の草原でいたるところにチーズとリンゴを見つけた。
幸せな気分になっていたヘムはホーを探しに行こうとする。
すると、向こうからホーがやってきた。

世界の変化に対応するための「6つの絶対法則」

「チーズ」は、良い仕事、愛情あふれる関係、お金、所有物、健康、または精神的な平和など、あなたが人生で欲しいものを表す例え。
「迷路」は、あなたが自分のチーズを見つけて楽しむことを困難にしている状況の例え。

1.あなたの信念に気づこう
 信念とは、あなたが真実だと信じる考えのことである
2.あなたが考えたこと全てを信じてはいけない
 「事実」はあなたの物の見方にすぎないときもある
3.役に立たないことは捨て去ろう
 古い荷物を持って新しい探索に乗り出すことはできない
4.迷路の外に目をむけよう。
 ありそうにないことも考慮してみる…不可能なことも検討してみる
5.新しい信念を得よう
 あなたが考えても、あなたはあなたである
6.あなたが信じることに限界はない
 あなたは自分が考えているよりずっと多くのことを行い、経験し、楽しむことができる

【感想】
最初、この本を読んだ時にはあまりピンときませんでした。
前作の「チーズはどこへ消えた?」を読まずにこの本から読んだのです。
今回あらためて「チーズはどこへ消えた?」を読みヘムの人となりも理解したうえで読むと自分の行動に後悔し、相棒のホーを恋しく思って次へ踏み出すことができたヘムを応援していました。

この本ではホープというもう一人の小人が現れてヘムをサポートします。
ホーは一人でも進むことができる小人ですがヘムはそうではありません。
ホープが居たからこそ迷路の外に出ようと思うことができたのです。
共に歩むことができるパートナーの存在が大切だと感じました。

お互いを刺激しあい干渉しすぎないパートナーと迷路の外にも目を向けて多くの経験を楽しむこと。
これが世の中の変化に対応するのに大切なことなのではないでしょうか。

この本は前作を読んでから読むと理解も深まります。

【目次】
まえがき
セミナー シカゴにて
もともとの物語「チーズはどこへ消えた?」
新しい物語 その後、起こったことは…
ディスカッション
あとがき

扶桑社
102ページ
2019年2月27日第1刷発行
本体価格 1000円
電子書籍あり

著者 スペンサー・ジョンソン
著者 スペンサー・ジョンソン
医学博士・心理学者
心臓のペースメーカー開発にもたずさわる
さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ
シンクタンクに参加する一方
著者活動を続けている
ハーバードビジネススクールの名誉会員著書
「1分間マネジャー」
「1分間意思決定」
「人生の贈り物」他、多数

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