きみはいい子  中脇初枝

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今回は私のラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で紹介した本です。
テーマは「雨」

インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル
毎週日曜午前11時~11時半
「ホンスキー倶楽部」


試聴はこちらから

https://yumepod4.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/05/5-4_honsuki-kurabu_20190513.mp3

中脇初枝「きみはいい子」

ポプラ社

◎内容
心に傷をもった人たちが暮らす同じ町、同じ雨の日の出来事を綴った5編の連作短編集。
学級崩壊を通じて子どもと向かい合う教師、
子どもの虐待が止められない母親とママ友、
認知症の母を施設に送り出すまでの娘の葛藤など。
傷を抱えながらも何かに気づき、歩んでいく物語。

◎感想
全編を通して、どこかに傷を負った子どもと大人がでてきます。
過去に起こったこと、感じたことは、全てその人を作る土台となっています。
その素晴らしさと恐ろしさ、そして希望を感じる一冊。
タイトルがすべてを包み込む鍵になり、
全編を通して作者の温かい眼差しを感じて涙がでます。
いくつになっても、誰の中にも、
無条件に認めてほしい子どもがいるのです。
きみはいい子。
愛をもってこの言葉を伝えられたらいいですね。
かつて子どもだった人に読んでほしい本です。

第28回坪田譲治文学賞
第1回静岡書店大賞第1位
2013年本屋大賞第4位

2015年映画化

ポプラ文庫
329ページ
2014年4月4日第1刷発行
本体価格 660円
電子書籍あり

著者 中脇初枝
1974(昭和49)年、徳島県生れ、高知県育ち。
筑波大学卒。
高校在学中の1991(平成3)年に『魚のように』で坊っちゃん文学賞を受賞し、17歳でデビュー。
2013年『きみはいい子』で坪田譲治文学賞を受賞。
同作は本屋大賞2013の第4位となり、映画化もされた。

著書
『こりゃまてまて』
『あかいくま』
『女の子の昔話』
『わたしをみつけて』
『みなそこ』
『世界の果てのこどもたち』など。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。

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