瞬読 山中恵美子

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「読むから書き出すまでが瞬読」

 本を読んでレビューを書いているので、できるだけ早く本を読むことができないかと日ごろから考えています。
そんなときに大手書店で出会ったのがこの本。
帯に「1冊3分で読めて、99%忘れない読書術」とあり疑心暗鬼に(笑)
パラパラと見てその日は棚に直しました。
 ある日、いつもいく近所の小さな書店に行くとこの本が置いてあります。
「あれ? ここにも置いてある」と気になり再度ペラペラとめくって、試しに…と購入しました。

右脳をフル活用

◆瞬読の真髄=右脳を使うことで潜在意識に働きかける
 ・読む(input=右脳)をして書き出す(output=左脳)
 ・書き出すのは概ね原稿用紙1枚程度(400字)
 ・書くことで脳に刺激することにつながる
 ・本から取り込んだ知識を記憶として定着させる
 ・目指すは「情報処理」
◆音読厳禁
 ・目的に応じて読み方は変える
 ・瞬読では情報処理を最優先にさせる
◆キーワードは右脳
 ・視覚的に記憶された「映像」は記憶の中から情報として比較的容易に引き出すことができる

 ・右脳への働きかけで本を読む速度が向上すると脳全体も活性化
  →理解力や記憶力など多くの能力も連動して向上する
   1.情報を受け止める力
   2.反復練習を行う力
   3.情報を処理する力

本は読むものではなく見るもの

◆トレーニングの実践的な方法
 ・1ページ10秒程度ずつ眺めてページをめくり目でそれを追うだけ
 ・文字の全部を読もうとしたり意味をとろうとしない
◆ステップ1 変換力を鍛える 
 ・脳は「バラバラに見える文字」を「すでに知っている情報に変換しよう」とする
 ・制限時間内で行う
◆ステップ2 イメージ力を鍛える 
 ・文字をイメージとして受け取り(インプット)ビジュアルとして連想(アウトプット)する
◆ステップ3 本を右脳読み 
 ・なるべく多くの文字を一度に見るようにする
◆ステップ4 本の内容をアウトプット
 ・インプットした情報をアウトフィットする
  箇条書きや印象に残った単語を書くのでもOK
  手書きで行う→手先を動かすことで脳を刺激する

【感想】
この本を読んだだけでは瞬読はできません。
前半は瞬読の解説
後半には瞬読ができるようになるトレーニングがあります。
最初のトレーニングは言葉がバラバラになっているのを見て元の単語を連想します。
カタカナ、漢字、ひらがなと漢字、3文字から10文字前後とバリエーションに富んでいます。
後半は文章を見てそれを写真や絵の様にイメージします。
どちらも1秒以内で見ると制限時間があります。

やってみての感想はカタカナだけひらがなだけより漢字が混じっている方が変換しやすいと感じました。
もう一つ感じたのはいろんな語句を知らないと変換ができないという事です。
例文で「小路篤者実武」とありますがこれは「武者小路実篤」です。
この人のことを知らなければ変換はできません。
文章をイメージするのトレーニングは普段小説をよく読むかたなら自然とできるような気がします。

三日坊主なのでトレーニングは2日くらいしかしていませんが、本を読むときに面で捉えるようにはなりました。
小説を読んでいても「この文章は一言一句追わなくてもいい」と思うと面で捉えてページをめくる様になり少し読むのが早くなったような気がします。

【目次】
はじめに
第1章 「瞬読」は、従来の「速読」とはまったく別物である
第2章 えっ、これだけ!? 瞬読はこんなに簡単にマスターできる !
第3章 瞬間トレーニング ステップ1「変換力を鍛える」
第4章 瞬間トレーニング ステップ2「イメージ力を鍛える」

SB Creative
214ページ
2018年11月10日第1刷発行
本体価格 1400円
電子書籍あり著者 山中恵美子
1971年、兵庫県生まれ。
甲南大学法学部卒業。
一般社団法人瞬読協会代表理事。
SSコミュニティ株式会社代表取締役社長。
大学在学中に日本珠算(そろばん)連盟講師資格取得。
学生時代より、母親の経営するそろばん塾にて、指導を開始。
卒業後、関西テレビ放送株式会社に勤務。
2003年、自身のそろばん塾を開校。
現5教室、のべ2,000人以上を指導。
2009年、学習塾を開校 

最後まで読んで頂きありがとうございます。
当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。

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