内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術 竹下隆一郎

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「内向的な人ほど、物事の本質をつかんでいます」

人脈モンスターたちが活躍する時代はもう終わりを迎えている

人脈モンスター…様々な場所に出かけ名刺を配って人と繋がりをつくりまくる。

◆時代の変化
・TwitterやFacebookなどのSNSの発展で組織や人脈を介さなくても「本当に会いたい人」と個人対個人でつながることが出来るようになった。
→ ここでもみんなと繋がる必要はない。
  限られた自分が好きな人たちとピンポイントで付き合っていくだけで上手くいく。
・インターネットの登場やテクノロジーの進化によって一人でできることが増えた。
 TwitterやFacebookで宣伝ができ、クラウドファンディングで資金集めもできる。
➡ 人脈モンスターにならなくても、大事な少人数の個人と熱量がある深い関係を結んでいた方が、仕事も生活も楽しめて結果がだせる時代になってきた

現代の4大潮流を知る

① 人脈の逆ピラミッド化
 ・トップより現場の社員の方に情報が集まっている
 ・実際にあった例…若手社員が大手自動車メーカーの幹部とFacebookでつながっていて相当なキーパーソンであることがわかる。
 ・イベントなどの会場で知り合い肩書の壁を越えて仲良くなることができる状況
➡ 今までの様なピラミッド型の人脈だとこの情報が上まで伝わらない。
  自然に出会う人のなかで、ピンポイントな人間関係を築くことが重要な時代

② 動きまくる個人の出現
 ・クラウドファンディングを利用して個人が自分が実現したいことを書き込み、写真や動画を発表するだけで資金を集めることができる。
 ・個人でブログやTwitterで発信することが当たり前になる。
 ・接待では人脈の意思ができない
➡ 普通の個人が芸能人の様に、企業にとって大事な発信力や影響力を持つ

③ 会話の高速化
 ・Skypeやappiar.in、zoomなどネットで動画中継できるサービスを使って仕事先の人と話をしたり、海外の上司からオンライン会議ができる。
➡ 会話による高速な情報交換が行われるので、生の情報の質が高い内向的なひとこそ求められている

④ 家の中の過ごし方改革
 ・これからのビジネスパーソンは基礎的なスキルとして家事や育児を行うことが求められる
 ・外でバリバリ働くだけの人は尊敬されなくなった
➡ 外交的で開かれた人脈を一時的にシャットアウトして、内向的な自分と向き合い家庭の中でのゆったりとした時間や家族を含めた生活を大事にする

◆ピンポイント人脈の築き方
・直感的に一緒にいて心地よい人と繋がる
・「好き」という感情を大切にする
・「苦手な人」と我慢して付き合っても意味がない
・少しでも時間があれば、自分の感情と向き合う
・どんな人が好きなのか、という自分の中の定義を持っておくことが重要

ピンポイントで人とつながる7つの人脈術

①まずは7人の「好きな人」を見つける
・好きに基づく選択を鍛えて7人の好きな人とだけつながる
  (7人の根拠は著者のこれまでの経験)
・自分の好きなものとは何か、好きな人とは誰かに向き合う
②「うん、でもね」「そうは言っても」を口にする人は相手にしない
・話あいで「NO」と言い続けても意見は出る
・「いいね」というと話が盛り上がる
・「いいね、でもね」と曖昧な人は困る
③名刺交換せずに会話をはじめる
・名刺に書いていない情報で親密度を高める
・今やっている面白いこと、仕事のビジョンや夢などの話をする
・企業名や役職名に触れない
・スモールトークのコツ
  仕事や研究テーマ、食べもの、自分が相手に聞きたいこと、子どもの悩み
➡ 自分が上手くしゃべるのではなく、上手に聞くこと
④自分だけのビジネスコーチをつける
・コーチ…相談役、相手のやる気を引き出したり、話し相手になることで複雑に絡まった仕事を整理したりする人
・コーチングを通じて相談することの大切さを知る
➡ 友人と30分コーチングの時間をとる
⑤抽象的な話で会話と思考の幅を広げる
・具体的なことは、多様性を損なう
・抽象度を上げるということは自分の仕事や業界について興味が無い人に対してもオープンになる
・抽象的な話だと様々な解釈ができて、話しているテーマの具体的な内容に詳しくなくても会話に加わることができる
⑥紙とペンを使って引き付ける
・大事な人や、今後仲良くなりたいと感じる人と会った時、ノートに図を描いたりして自分が考えてるいることを形にする
⑦不良が活躍する時代「小さな変革者」を探す
・会話によって物事を進める破壊願望がある人
              → 良い意味で何かを壊してやろうという人たち
・昨日とは違う「1.1倍」を生きている人

ピンポイント人脈がもたらす3つのメリット

◆自分のキャリアを自分て設計できる
・気が合う人、感覚が合う人がいたら転職する
・ピンポイントでつながった人たちと次々一緒に働く
・ネットにプロフィールを載せるだけでピンポイントで見つけてもらえる
◆新しいプロジェクトを起こし、ビジネスを変えられるメリット
・好きな人を見つけてから、新規プロジェクトを始める
・一緒に仕事をしたいと思った人とつながってから仕事をつくっていくのが新規プロジェクトを成功させる秘訣
◆古い組織を変えるキッカケがつくれる
・好きな人をたった一人でも捕まえれば、組織は変わる
・ピンポイント人脈でつながった人と一緒に、熱量を持って動き続けることで組織を大きく変える

ピンポイント人脈でチームをつくる3ステップ

◆チームをつくるための好きな人を見極める
・旅先でLINEをしたくなる人が「好きな人」
 旅先で日常の安全地帯から抜け出した時、言葉では言い表せない仲間意識が生まれるのは、どこの誰なのか。それが好きな相手であり、ピンポイント人脈でコアになる人
・「キラークエスチョン」で会話をして見極める
 1.「AIであなたの仕事や人生ってどう変わると思いますか?」
 → 相手が自分の仕事の構造を抽象的に理解し、なおかつ未来予測ができる人かどうかわかる
 2.「最近、1万円を何に使った?」
 → 何にお金を使っているか、を聞くと人の本質が見えてくる
・一緒に散歩をする
 相手との距離感、言葉のチョイス、短い時間での話の展開方法で相手を好きになるかどうかを判断する基準となる
◆好きな人との熱気を保ち続ける
・好きな人が声を上げていたらそこに振り向く
・キラークエスチョンを自分に向け問いかける
・SNSやnoteで発信を続ける
・違和感がある面白いことをやり続ける
・アルコールに頼らない
・イベントに誘ってみる
・人脈爆発期を作ってみる
・内向的な人のためのイベントを企画する
◆変化の激しい時代のチームづくり
・目の前の課題は個人ではなくチームで乗り越える
・好きな人とお金の関係になってプロ同士の関係をつくる
 報酬をもらったり、払ったりすることで初めて好きな人同士の集まりはプロフェッショナルなチームになる
・FacebookのやLINEなどのメッセージ機能を使ってグループを作る

【感想】
この本を読んで自分の好きな人…旅先でLINEをしたくなる人を書き出してみると
7人もいませんでした…。
FacebookやLINE、Twitterなど多くの人と繋がってはいるものの
自分が本当に「好き」って思える人ではないんだ。
その事実にショックでした。

私はこの本に書いてある「人脈モンスター」で名刺を配り歩き、
最後まで店につき合い人脈を拡げていきましたが
「好きな人」までの付き合いではなかったのです。
あらためてここ数年の自分の生活を振り返ると
「内向的な人」の生活スタイルになっていました。

多くはない「好きな人」をチーム化にすることは、たまたまあるイベントをきっかけにLINEのグループを作ったので、熱気を保つためにアウトプットの内容を吟味して
発信し続けて行き、本に書いてあるようなチームにすることができるのか試してみます。

自分自身を振り返る良いきっかけになった良書でした。

【目次】
はじめに
第1章 内向的な人が活躍できる「ピンポイント人脈」の時代
第2章 内向的な人のためのスタンフォード流「7つの人脈術」
第3章 ピンポイント人脈がもたらす3つのメリット
第4章 【実践編】ピンポイント人脈でチームを つくる3ステップ 

ディスカヴァー・トゥエンティワン
252ページ
2019年4月20日第1刷発行
本体価格 1500円
電子書籍あり著者 竹下隆一郎
1979年生まれ。
ハフポスト 日本版編集長
2002年慶応義塾大法学部政治学科卒。
同年朝日新聞社入社。
宮崎、佐賀での勤務、西部報道センター経済グループ、東京本社経済部をへて2013年からメディアラボ。
2014年~2015年米スタンフォード大客員研究員(研究テーマ:「人工知能と人間は、どちらがニュースの編集長としてふさわしいか」)。
ビジネス開発のほか、フェイスブックを使った記者の生中継レポートなど報道の新しい形を模索してきた。
2016年5月1日より現職。

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