季節風 春  重松清

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今回紹介する本は、ラジオ「ホンスキー倶楽部」のコーナー
北海道在住のブックコーディネーター、かーるさんによる選書
「かおる文庫のおすすめブックコーナー」からの1冊です。

季節風 春
重松清

◎あらすじ
美しい四季と移り行く人の心をテーマにした短編集「季節風」シリーズの春の物語。
12編の小さな春が心に温かい風を吹かせます。

◎みどころ
春は様々な形で人生に訪れます。
新しく始まること、否応なく変わること。
そして過ぎ去った季節が思い出となり、美しく今を彩ることもあるのです。
・古いひな人形から思い出す母のやさしい面影と新しい春を描く「めぐりびな」
・土の香りから甦るほろ苦い少年時代とよもぎだんごの思い出を描く
「よもぎ苦いか、しょっぱいか」
・嫁ぐ娘に贈る、夫婦の子育ての葛藤を描いた父の手紙「ツバメ記念日」
など、心ゆさぶる春の記憶を綴った12の短編集です。

思い出から呼び起こされる、香り、色、感触、味わいが感情に結びつき、温かい気持ちでほろりと泣きたくなります。
新しい小説ではありませんが、ぜひシリーズで読んでみてほしいです。


文藝春秋
328ページ
2010年12月3日第1刷発行
本体価格 555円
電子書籍あり

著者 重松清
1963(昭和38)年、岡山県生れ。
出版社勤務を経て執筆活動に入る。
1991(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。
1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。
現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している。

著書
『流星ワゴン』
『疾走』
『その日のまえに』
『きみの友だち』』など多数。

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