刑務所のリタ・ヘイワース スティーブンキング

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今回紹介する本は、インターネットラジオ番組「ホンスキー倶楽部」で4月7日に紹介した1冊です。
4月のテーマは「春」
話の季節が春、題名に春が入っているなどなど
リスナーの方が紹介する春に関する本をお楽しみください。

京都府 ラジオネーム 京都のよっしー


スティーブンキング 刑務所のリタ・ヘイワース 新潮文庫

①この本のおすすめどころ

今回紹介させていただくのは、スティーヴン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」。
新潮文庫から刊行されている、彼の中編集「ゴールデンボーイ(恐怖の四季-春夏編-)」に収められた一編です。

もしかすると、ホンスキーの皆さんとはいえ、この小説よりもはるかに有名な、これを原作とした映画をご存知の方のほうが多いかも知れません。

映画のタイトルは「ショーシャンクの空に」といいます。

妻とその浮気相手の男を殺したとして無実にもかかわらず投獄されてしまった、エリート銀行家アンディ。

彼が、長い長い刑務所暮らしの中の、数々の困難をじっと耐え忍び、その知恵と人柄をもって周囲に変化を及ぼし、その心に絶やすことのなかった「希望」という武器で、最後にはあっと驚くような奇跡を起こす様を描いた、痛快で感動的な物語です。

この作品のサブタイトルは、”Hope S prings Eternal”と言って、「希望の泉は枯れず」と訳される英語のことわざです。

そう、この小説の主題である、希望への高らかな賛歌こそ、最大のオススメどころです。

原書は、タイトルが”Different Seasons(ディファレント・シーズンズ)”という、サブタイトルに春夏秋冬を表す英単語が入っている4つの話がまとめられた中編集で、この「刑務所のリタ・ヘイワース」は、前述のとおりスプリングス、つまりは春の物語に位置付けられているというわけです。

本作以外にも、「スタンド・バイ・ミー」、「ゴールデン・ボーイ」、「マンハッタンの奇譚クラブ」が収録されていて、「スタンド・バイ・ミー」と「ゴールデン・ボーイ」も、やはり映画化されています。

ホラー作家としてのキングのブランド力を期待した出版社の販売戦略だったのか、「恐怖の四季」と翻訳されてますが、実は恐怖を前面に押し出したような作品は一編もなく、ホラー嫌いの方にもオススメですよ。

② その本との出会い

個人的ハズレなし作家(海外部門)の堂々たる1位に輝くスティーヴン・キングですので、これも翻訳され刊行された直後に入手して読んでおります。

今ググったら31年も前でビックリ!高校2年の3月で、これまた春ですね。

③ 春の思いで
思い出というのとはちょっと話題が違うかもですが、ツレとの結婚記念日が1997年3月2日、長男の誕生日が1998年3月18日、双子の娘の誕生日が2001年4月5日と、わが家の記念日は春先に集中しており、4月末には田舎の祭りもあることから、お祝いごと、お祭りごとのイメージが強い季節です。
桜が綺麗で、気温も徐々に暖かく変わっていくので、好きな季節の一つです。

リニューアル前にも何度かご紹介いただきましたが、またホンスキー’s Bookでオススメ本がご紹介いただけて嬉しいです。これからも、どうぞよろしくお願いします。

著者 スティーブンキング
1947年メイン州生れ。 71歳
貧しい少年時代から恐怖小説を好む。
高校教師、ボイラーマンといった職業のかたわら執筆を続け、1974年に『キャリー』でデビュー。
好評を博し、以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを生み、“モダンホラーの帝王”と呼ばれる。


『シャイニング』
『IT』
『グリーン・マイル』
『ダーク・タワー』シリーズなどがある。
全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

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