フーガはユーガ 伊坂幸太郎

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「俺もそうなんだよ」

ラジオ番組「ホンスキー倶楽部」2019年3月10日放送 リスナーからの本の紹介です。

福岡県 ラジオネーム スノー

◆この本のおすすめどころ
伊坂さん1年ぶりの新作長編。

双子の兄弟、常盤優我と風我。立派な名前だが、名付けたはずの二人の両親は、クソみたいな奴らだ。
普通の家で育てば、普通に知っていること、持っているもの…何一つないまま、怯えながら暮らしてきた。ある日、二人に「アレ」が起こるまでは…。 

読んでて辛いシーンも多かった。

軽妙な会話も少なめだけど、「あの小道具がこんなところで活躍するなんて!」みたいな伏線の回収は、やはりお見事。
でも、今度はもう少し明るい話を読みたい気がする。

公園で出会った双子の小学生と優我の会話。
「俺もそうなんだよ」
「へえ、双子なの?」
「そうそう。俺が優我で、向こうが風我。ユーガとフーガ」
ふうん、と彼らは大して面白くもなさそうに応え、それから、「ユーガって伊藤さんが話してた案山子の名前と似ている」だとか二人でぼそぼそ喋っていたが、もちろん僕には何の話か見当もつかない,。

伊坂ファンなら見当がつきますよね(^-^)


 

 

 

「フーガはユーガ」の発想
・「砂漠」を発売するころに編集者さんが双子を出産
・「次の作品は双子を題材に」から10年
・双子の意識が入れ替わるを構想
・新海監督のアニメ「君の名は。」東京の男の子と岐阜の女の子の心が入れ替わる
・見て感動 ➡ 入れ替わりはできない
・双子で体ごと入れ替わる設定にする
…といった経過をたどっています。

実業之日本社
284ページ
2018年11月8日第1刷発行
本体価格 1400円
電子書籍あり


著者 伊坂幸太郎
1971年、千葉県生まれ。
2000年『オーデュボンの祈り』で第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。

04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。
08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞および第21回山本周五郎賞を受賞する。

著書
『砂漠』
『アイネクライネナハトムジーク』
『陽気なギャングは三つ数えろ』
『サブマリン』
『AX アックス』など多数。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。

また読みに来ていただけると嬉しいです。

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