今夜、笑いの数を数えましょう いとうせいこう

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「ツッコミが面白いんじゃない、反応の方が面白いんだ」

「今夜、笑いの数を数えましょう」というのは、東京の下北沢にある本屋B&Bで行われたトークイベントです。

(本屋B&Bは ビールが飲める&毎日イベントを開催する新刊書店です)

      本屋B&B サイト

 

 

 

 

 

この本はいとうせいこう氏がホストとしてお笑いに携わる
放送作家や芸人、劇作家をゲストに迎え、
「笑い」の種類を探求・解明する連続対談を書籍化したものです。

・「ギャップで笑う」ではいかにギャップを生み出すか。
 妙にいい声だったら笑う…麒麟の川島
 ヤクザみたいに見た目が怖いヤツが校が高いと笑う…クロちゃん
・ノーマークは笑いを生む
・真剣になりすぎてうっかりなヤツ
・人間、熱が出てたら、なんかおかしくなってくる
・ごまかそうとしてる人間がごまかしきれない
・笑うと不謹慎な状況は笑える
読んでいて「そうそうそうそう」と思いました。

本当に笑いについて真剣に語っています。
欽ちゃんこと萩本欽一さんのすごさ。
無声映画がなぜ面白いのか…などなど。

対談しているゲストの方の笑いの原点にも興味が持てます。
「8時だョ ! 全員集合」や「ゲバゲバ90分」だったり
キートンやチャップリンといった無声映画だったり
吉田戦車のマンガであったり「夢で逢えたら」です。

私も小さいころからお笑いが大好きでした。
土曜のお昼は学校から急いで帰ってきて「吉本新喜劇」
当時は岡八郎さんや花紀京さんが活躍していました。

藤山寛美さんの「松竹新喜劇」も大好きで
「藤山寛美の3600秒」も欠かさず観ていました。
もちろん「8時だョ!全員集合」も「俺たちひょうきん族」も
「欽どこ」も!!
夜更かしして「枝雀寄席」も見てたなぁ。

只々、笑って観ているだけで
なぜ笑うのか?
「緊張と緩和」(桂枝雀師匠が言ってました)というのはわかっていましたが
ギャップであったり、ノーマークの人が放つ一言というのは
わかっていなくて、芸人さんは笑うこととはどういうことなのかを
理解しうえでネタを作っているんだ…。
とあらためて芸人さんの凄さを感じた本でした。

 

 

 

 

 


【目次】

前口上 いとうせいこう
第一夜 倉本美津留
第二夜 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
第三夜 バカリズム
第四夜 枡野浩一
第五夜 宮沢章夫
第六夜 きたろう
エピローグ 宮沢章夫
ゆるい切り口上 いとうせいこう

講談社
340ページ

著者 いとうせいこう
作家、クリエイター。
音楽、舞台、テレビなど様々な分野で活躍。
1988年、小説『ノーライフキング』で作家デビュー。
1999年、『ボタニカル・ライフ』で講談社エッセイ賞、
2013年、『想像ラジオ』が三島由紀夫賞、芥川龍之介賞の候補となり、野間文芸新人賞を受賞。

いとうせいこう ツイッター

いとうせいこう オフィシャルウェブサイト

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