ギルドレ 1 有罪のコドモたち 朝霧カフカ

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「重ね合わせの世界。わずかな差異が引き起こす可能性の混成。それが世界の本質だ。世界はどんなものでもありうる」by 神代

文豪ストレイドッグスを友人から借りて初めて読んだ時、「おぉ~、この本スゴイ!!」と一気読みしたのがもう1年以上前の話。
その原作者である朝霧カフカさんが書いた小説!!
これは読むしかないでしょう。

近未来、『敵(エミネーズ)』と呼ばれるモノ達に攻撃され人類は絶滅寸前だった。
あと48分で月が落ちてくる…。
敵は放射光実験施設を強奪し超高出力の粒子加速器へ改造した。
この加速器はワームホールを生成し、ワームホールを介して月が地球の重力の引かれて落下しているのだ。
敵に向かっていった栗栖大佐は一人の少年を見つける。
少年は拳銃で敵を倒し、敵の施設に乗り込みワームホールユニットを破壊したのだ。
地球は救われた。
その後、少年ー救世主の姿をみることはなかった。

3年後、南雲かなで准尉は一人のヒッチハイカーを車に乗せる。
少年の名は神代カイル。
カイルは記憶喪失で何も覚えていなかった。
南雲はそのまま皆川ニィナを迎えに行く。
ニィナは手足が鈍色の機械で、父親が作ったものだった。

車が進んでいくと「警報」がなる。
ネズミの形をした巨大な敵がカイル達を乗せた車を狙ってきた。
トンネルで逃げ切ったと思っていたが執拗に追ってくるデカネズミ。
デカネズミの体毛が巨大な針になってカイルを目掛けて飛んでくる。
カイルは思考がクリアになった感覚で、数秒後に起こる未来を全て予想し、そこから未来を選び取った。
「刺さる・死ぬ、刺さる・死ぬ、刺さる、刺さる、刺さらない、刺さる、刺さる」
カイルには1本も針は刺さらず直接手を下さずデカネズミを倒した。
カイルは救世主なのか?

 

 

 

 

 

 

 

【感想】
早く続きが読みたい!!
まだまだ主人公のカイルは謎の少年です。
敵(エミネーズ)との戦いで自分の力に目覚め始めますが、もっと大きな力があるのでは??
と思わせます。

登場人物も楽天家で少し強引なところがある南雲。
高飛車で周りを寄せ付けない雰囲気を持つ少女ニィナ。
自分のことがよくわからず、なんとか周りに合わそうとするカイル。
まるでエヴァンゲリオンの葛城、アスカ・ラングレー、シンジではないか。

とはいえ、朝霧さんの文章は読みやすくスピーディ。
南雲の運転する車に一緒に載っている感覚で読むことができます。
そもそもSF好きで戦闘物も好きなほうなので
(初代ガンダムにハマった世代)
読みながら自分の中でテンションが上がっていきました。

因みに…この本は単行本が出ていますが、文庫本では加筆・改編されています。

 

 

 

 

 

 


↑ ↑ ↑ 単行本の表紙

【目次】

観測起源(プロローグ)
第1章 世界最弱の救世主(ミニマム・ワン)
第2章 戦闘都市(アラヤシキ)
[生残戦略研究所・黛ロヴ博士の講義録]
第3章 兵器(ドローン)

講談社タイガ
224ページ
2019年2月22日第1刷発行
本体価格630円
電子書籍あり

著者 朝霧カフカ
1984年、愛知県生まれ。
漫画原作者、小説家。
『汐ノ宮綾音は間違えない。』『水瀬陽夢と本当はこわいクトゥルフ神話』のコミックス原作を手がける。
2013年1月号より「ヤングエース」で連載を開始した「文豪ストレイドッグス」シリーズは、実在の文豪たちが異能力を持ち戦うという斬新な設定が話題となる。
同作はアニメ化・舞台化・映画化など、次々に世界を広げ大人気となっている。

 

朝霧カフカ ツイッター

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