0から1をつくる 本橋麻里

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「カーリングが人生なのではなく、人生の中にカーリングがある」

この本をみつけたときに「本橋麻里さんて誰だろう?」とピンときませんでした。
簡単な本の紹介を読んで、カーリングで銅メダリストのキャプテンと知り
「ああ、あの人か」と納得しました。
平昌オリンピック開催中は中継をずっと見ていたので
興味を持って読みました。

「カーリングは審判がいない競技」

◆フィフス(5人目の選手)の役割
・選手にアクシデントがあった場合の交代要員
・相手チームのコーチボックスにいるメンバーとも交流
・ハーフタイムでの捕食の準備
・ナショナルコーチ、専属コーチ、整形外科医、トレーナーとの調整
◆1試合3時間のカーリング
・何位になっても最低9試合が保証されている
・ストーンに足などが当たってしまった時は相手チームに報告
・試合中はすべて選手で相談し判断する

「強いグループを形成するには、ぶつかり合いを繰り返す」

◆チームで仕事をする場合は話し合いが必要
・あいまいな言葉ではイメージが共有できない
 ➡ 「楽しいカーリング」の「楽しい」は全員同じイメージか?
・お互いの弱さを知り、お互いの強さを讃え合う
・誰が何を言ってもいいミーティングにする
◆高いパフォーマンスを維持する
・情熱と明確な目標が必要
・現場以外での振る舞いこそが良い結果につながる
・動かないことは退化
・全力で楽しむ
◆コミュニケーションの基本
・相手の立場に立って考える
・主張したぶんだけ相手の意見を聞く
・ミスした相手には相手に一番よいタイミングで伝える
 ➡ 自分の都合で伝えない

 

 

 

 

 

 

 

【感想】
著書の中にはオリンピックで連覇したスウェーデンチームの事に触れています。
次のオリンピックまでの4年間で彼女たちが子育てを経験していることに驚いています。
「カーリングが人生ではなくて、人生の中にカーリングがある」
女性のオリンピアンで結婚、子育てをしてまたオリンピックに戻ってくる選手は多くありません。
特に日本は少ないように思います。
これはオリンピックに限らず労働現場においても同じです。
女性が働きながら子育てをする時に、同じ現場に戻れる…。
それが当たり前の社会になることの大切さをこの本から読み取りました。
結婚し子育てをしながらカーリングを続けている本橋さんだからこそ説得力があります。

自分がやりたい事を貫くためには情熱と明確な目標が必要であること。
動かないことは止まっているのではなく退化であること。
とても学びが多い一冊でした。


 

 

 

 

 

 

【目次】

第1エンド はじめに
第2エンド 平昌五輪「銅メダル獲得」の裏で
第3エンド 何もない町に生まれ、トリノ五輪に出るまで
第4エンド バンクーバー五輪、チーム青森で学んだこと
第5エンド ロコ・ソラーレ結成、組織とは何か
ハーフタイム フォトギャラリー「私の愛するトコロ」
第6エンド 家族から成長させてもらったこと
第7エンド 結集した、それぞれの想い
第8エンド 綿密なコミュニケーションと観察眼
第9エンド 地元への感謝、私たちの未来
第10エンド  おわりにー「今、3合目にいます」
エクストラエンドー麻里ちゃんへ

講談社現代新書
950円(本体価格)

著者 本橋麻里
1986年北海道生まれ
カーリングチーム、一般社団法人ロコ・ソラーレ代表理事
平昌オリンピック銅メダリスト

ロコ・ソラーレ 公式サイト

最後まで読んで頂きありがとうございます。

当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。
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