発達障害グレーゾーン 姫野桂

「”普通の人”よりも頑張らないと社会では生き抜けない」

大人の発達障害は今では書籍も増え、メディアも取り上げているので
よく目や耳にするようになりました。
今回は題名の「グレーゾーン」という言葉が気になったのと
店頭に平積みされていたのを見かけて読んでみました。

“発達障害グレーゾーン 姫野桂” の続きを読む

1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法 クリス・ヒューズ

「保証所得は不安定な経済生活を安定させ、自分や家族に投資する原資になる」

クリス・ヒューズ氏はフェイスブックの共同創業者で、
2007年にバラク・オバマ氏の選挙キャンペーンで
オンライン戦略の指揮を執った人物です。
彼がこの本で提唱している保証所得とはどんな制度か
知りたくて読みました。

“1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法 クリス・ヒューズ” の続きを読む

インフルエンス 近藤史恵

「一度も会ったことがなく、恨みもない人を殺す。そんなことができるのだろうか」by 友梨

私は毎週の様に図書館に通っています。
歩いて10分ほどの距離にあり、近くには公園もあって
気候の良い時には借りた本をそのまま公園で読むこともあります。
先日も借りた本を返すついでに、何か面白い本は無いか…と
本棚を眺めているときに、この本に出合いました。

表紙は団地でなんとなく暗いイメージが伝わってきます。
題は「インフルエンス」時期は(これを書いているのは1月末です)
インフルエンザが猛威を振るっている最中。
なので題名にもあまり良い印象はありません。
ただ、フェイスブックの本のグループで書評を見かけたのを思い出し
好きな作家さんなので借りることにしました。

“インフルエンス 近藤史恵” の続きを読む

皇室女子 “鏡”としてのロイヤルファミリー 香山リカ

「多くの人にとって皇室はもはや単に畏敬すべき対象ではなく、自分をそこに写していろいろ考えさせてくれたり、自分を認めりさせてくれる対象」

2019年、4月に平成天皇が退位され5月には皇太子殿下が新しい天皇に即位されます。
一方昨年から眞子内親王の結婚問題でマスメディアが賑わっています。
ある意味、ロイヤルファミリーが身近に感じる昨今でもあります。
そんななか、香山リカ氏が語る皇室女子とはどんなものなのか
興味を持ち本書を読みました。

“皇室女子 “鏡”としてのロイヤルファミリー 香山リカ” の続きを読む

雪わたり 宮沢賢治 絵 : 方緒良

「だまされたという人は大抵お酒に酔ったり、臆病でくるくるしたりした人です」by 紺三郎

雪が凍って大理石よりも固くなる、そんな冬の日。
四郎とかん子のきょうだいは子ぎつねを呼ぶ歌を歌って遊んでいると
森の中から子ぎつねが出てきました。
名前は紺三郎。
紺三郎は二人にきびだんごをあげようと言いますが
二人はウサギの糞でできてるのでは?
と疑います。
紺三郎は人をだますなんて無実の罪をきせられていると訴えます。

紺三郎は二人を幻燈会に誘います。
幻燈会がある夜、四郎とかん子は出かけます。
兄達に「行きたい」と言われますが
11歳以上はキツネの学校の父兄以外は入れない決まりのため
仕方なく鏡餅を土産に持たせ二人を見送るのでした。

幻燈会は林の中で行われていました。
キツネの子ども達がたくさんいます。
紺三郎の司会で幻燈会は始まりました…。

 

 

 

 

 

【感想】

この絵本を読むときに音読してみました。
途中で歌もあり、適当な節をつけて歌いました。
とても素朴で穏やかな言葉が並んでいます。

子どもと子ぎつねとの交流を書いていて
「きつねは人をだますもの」という固定観念を取り除き
子どもも子ぎつねも一緒で、お互いに認め合える存在として
描かれています。
それもまた宮沢賢治が理想郷とした、イーハトーブなのでしょうか。

絵も白と黒の濃淡で表現で、それがとても柔らかく
優しい絵となっています。
最後に四郎とかん子を迎えに来た兄達の姿にホッとします。

現代なら小さな子ども2人だけで夜に出かける…という事は
まず無いでしょうが、絵本の世界に自分たちを投影させて冒険ができる。
これが読書の醍醐味だと思います。
私も小さい頃に本の中に書かれてある世界に自分も一緒に入り込み
ワクワクドキドキしました。
ちょっとした時間に絵本を読むと心が和むのでおススメです。

 

 

 

 

 

 

 

mik ihouse
1500円(本体価格)

著者 宮沢賢治
(1896-1933)明治29年、岩手県花巻生れ。
盛岡高等農林学校卒。
1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。
中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。
教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立。
農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化。
最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。
(新潮社の著者プロフィールより引用)

著書
「注文の多い料理店」
「セロ弾きのゴーシュ」
「銀河鉄道の夜」
「風の又三郎」など多数

最後まで読んで頂きありがとうございます。

当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。
グッドレビュアー

プロフェッショナルな読者

ボードゲームカタログ201 編 : すごろくや

「ボードゲームには、人の顔を見ながら遊ぶというコミュニケーションの面白さがある」

ボードゲームという言葉で連想するのはどんなゲームですか?
「人生ゲーム」「すごろく」「オセロ」「モノポリー」「ドンジャラ」…。
小さい時にはよくボードゲームで遊びました。
子どもが小さいときにも家族ですごろくやドンジャラでよく遊びました。
ボードゲームそのものが好きで、最近で買ったものは
「7つの習慣ボードゲーム」「キャッシュフローゲーム」です。
他にもボードゲームが欲しくてボードゲーム販売店「すごろくや」さんが
紹介している201のゲームが知りたくてこの本を読みました。

“ボードゲームカタログ201 編 : すごろくや” の続きを読む