また、同じ夢を見ていた 住野よる

LINEで送る
Pocket

「人生ってリレーの第一走者みたいなもの。自分が動きださなきゃ、何も始まらない」by奈ノ花

小林奈ノ花は賢くて正義感にあふれて本が大好きな小学生。
大人ぶったところと物おじせずハッキリと思った事を言うので
クラスからは浮いた存在となっている。

学校が終わると奈ノ花は、いつもの様に友達の猫と一緒に
大人の女性のアバズレさんのところでおやつを食べながら話をする。

最近、友達になった南さんや
木の家に住んでいるおばあちゃんの所にも行き
話をするのが奈ノ花の一日の過ごし方。

国語の授業で「幸せについて」考えて発表することになった。
「幸せって何?」アバズレさんやおばあちゃんに尋ねても
ヒントしか言わない。

奈ノ花の隣の席の桐生くんは、いつも絵を描いてばかりいる。
見せてと頼んでも隠しちゃって見せてくれない。
そんな桐生くんとペアで「幸せについて」話をする奈ノ花。

ある日、近所のスーパーに強盗が入った。
捕まったがその強盗は桐生くんのお父さんだった。
桐生くんは学校に来なくなり、奈ノ花はプリントを届けに
家に行き、話をするうちにカッとなって「いくじなし !」と
言ってしまい、桐生くんからは「小柳さんが一番嫌いだ」と
言われてしまい、ショックを受ける奈ノ花
そのうえ、唯一話ができる荻原くんにまで無視されてしまう。

アバズレさんに一部始終を泣きながら話すと、
ギュッと奈ノ花を抱きしめて謝りだすアバズレさん。
そして奈ノ花は決意する。



 

 

 

 

奈ノ花は小学生にしては生意気で
発想力が豊かで自分はすべて正しいと思っている女の子です。
なかには嫌悪する人もいるかもしれませんが
私は奈ノ花に好感を持ちました。

一人っ子で両親は仕事が忙しくて
奈ノ花との約束より仕事を優先してしまう。
奈ノ花は寂しさを紛らわすために
アバズレさんや南さん、おばあちゃんの所に行っている…。
それはほんのちょっとですが自分と重なるところもあったから
奈ノ花をほっとけなくて最後まで読んだ感じです。

表題は「また、同じ夢を見ていた」ですが、
あなたは同じ夢を見たことがありますか?

私は全く同じ夢はないのですが
シチュエーションがよく似た夢を見ることがあります。
それも2パターン。

1つは飛行機が落ちる夢。
その時私は飛行機には乗っていなくて
地上から飛行機が落ちていくのを眺めています。
落ちて爆発するところで終りです。

もう1つは高校生や20代の頃の夢。
亡くなった祖母が出てきます。
家は住んだことのない、かなら広い家です(願望かも)

共通しているのは、この夢を見る時は
心身どちらか(もしくは両方)が疲れているとき。
なのでこの夢を見ると
「あ~、今自分は疲れてるんだ」と自覚します。
最近は見ることも滅多になくなりました。
必死で「頑張らなくっちゃ」と仕事と子育てに
追われていた生活から、今は「頑張らない生活」に
シフトチェンジしたからかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

双葉社
257ページ

著者 住野よる
大阪在住
高校時代より執筆活動を開始。
デビュー作「君の膵臓をたべたい」がベストセラーとなり
注目を集める。
パピコが大好き。

著書
『君の膵臓がたべたい』
『か「」く「」し「」ご「」と「』など

住野よる ツイッター

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください