幹事のアッコちゃん 柚木麻子

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「若くも器用でもないのだからこそ、個人の時間をもっと優先しよう」

国内商品を扱う営業二課の久瀬涼平は三人の姉と母との
五人家族。
コンビニおでんは埃が入っているから買わない
鍋など大勢で一つの容器をつつくのも苦手な新人。

職場の飲み会にも参加しない。
プライベートをさいてまで社内の人間と過ごしたくないと思っている。
そんな涼平に今年の忘年会の幹事が回ってきた。
先輩の澤田三智子におでん屋に誘われたものの
忘年会の店を聞かれ仕事が終わってからの飲み会のくだらなさを
三智子にぶつけていた。


 

 

 

 

三智子が酔いつぶれたときに現れたのが
「アッコちゃん」こと黒川敦子。
三智子が涼平を連れてきた店はアッコがプロデュースした店だった。
アッコちゃんに意見を支持されて嬉しくなった涼平は
飲みつぶれて気が付けばアッコちゃんのトレーラーハウス。

そこから4日間、涼平はアッコちゃんが幹事の忘年会に参加することに。
毎日、店もメンバーも雰囲気も違う忘年会に参加して
涼平が感じたのは…。

アッコちゃんシリーズの第三弾です。
今回は、アンチアッコちゃんが出てきたり
小学生を「師匠」と呼ぶアッコちゃんがいたり
と、楽しませてくれます。

この本でアッコちゃんが実は同年代と知り
更に親近感が湧きました。
小学生でも自分よりできると「師匠」と呼んで
お稽古に没頭するアッコちゃんを見習いたいわあ。

ちなみにお稽古はけん玉なんですが
私は随分前に学童保育の指導員をしていたことがあります。
その時に「竹馬・コマ・けん玉」を子ども達と一緒に練習しました。
けん玉の玉を顔にぶつけることはありませんでしたが
手や腕にはあたり、青あざがあちこちにできたのを覚えています。
あの頃にできた技「宇宙一周」「灯台」「ひこうき」…。
今でもできるかなぁ。
娘が持っているけん玉(娘も学童っ子)を借りてやってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

【目次】

第1話 幹事のアッコちゃん
第2話 アンチ・アッコちゃん
第3話 ケイコのアッコちゃん
第4話 祭りとアッコちゃん

双葉社
181頁

著者 柚木麻子

1981年東京都生まれ
立教大学文学部卒業
2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」で
第88回オール読物新人賞を受賞。
受賞作を含む連作短編集「終点のあの子」でデビュー

著書
「あまからカルテット」
「嘆きの美女」
「その手をにぎりたい」
「ランチのアッコちゃん」など多数

柚木麻子お知らせ ツイッター

最後まで読んで頂きありがとうございます。

当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。

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