「成功は旅であり目的地ではない」
「ザ・シフト」といあDVDを友人から紹介され
そこで著者のダイアー博士を知りました。
アクシデントが起きても穏やかな笑顔を絶やさない
ダイアー博士がとてもステキで
「ザ・シフト」は本も購入しました。
そのダイアー博士の著書を見つけて
手に取りました。
シンプルに生きる
☆気が進まないことを無理にしない
・罪悪感を持ったり、付き合いで行動しない
気が進まないのに誘われて行ったものの楽しめなかった…
そんなことはありませんか?
無理につき合わずに断ってもOKです。
・自分の行動について謝るのをやめる
謝罪は「責任は全部自分がとります」と言っているようなものです。
いつも「すみません」と言っていると犠牲になる習慣がついてしまいます。
つい口癖で「すみません」を言っていませんか?
・プライバシーを大切にするのをためらわない
公表しない方がいいことは公にしないでおきましょう。
「ここだけの話なんだけど…」って言っていませんか?
・ときには「成り行き」にまかせてみる
行為やその動機の全てについて、ああだ、こうだと無理してでも
解釈しようとは思わないでおきましょう。
☆自然体でいる
自分にとって自然な行動をとりましょう。
考えなくても勝手に体が動く…車の運転の様な感じです。
無意識に体が動く状態を保つためには「集中力」を養うことが必要です。
集中力とは思考や理論だてたりするのではなく瞑想に近いものです。
毎日を一番ポジティブな自分で生きる
☆現実の中に見過ごしてきた「宝物」を探す
日を決めて現実をゆっくり鑑賞してみましょう。
普段見過ごしているいることが多いことに気づくでしょう。
☆怒ることより「解決」にエネルギーを注ぐ
現実の様々な事柄で不機嫌になる代わりに行動を起こす人になっていきます。
☆「自分の好きなもの」をマイペースで楽しむ
それは人生の一瞬一瞬を楽しむことに通じます。
☆どんなときでも「今」「ここ」を楽しむ
あなたが居る場所は常にあなた自身が決定しています。
自分が選んだ場所なのだから、意にそわないとしても
クリエイティブで活気をみなぎらせる機会を作る様に
心がけることが大切です。
☆「変わること」を恐れない
人生はいくつもの体験の連続だと考えましょう。
人生は永遠に変化していくものなので、自分自身で操作が可能です。
これまでの古い生き方に固執せず、新しい生き方を求めましょう。
人は自分がなりたいと思っているものになれる
「自分で選択したことは何でもできる」という確信と
信頼を表明しましょう。
次に自分がなりたいと思う人物を、自分の中に描いてみることから始めます。
つまずいても落胆する必要はありません。
失敗もまた勉強なので恐れずに自分自身に期待をして
自分の中にある素晴らしい才能を開花させましょう。
私はこれまで「断る」ことが苦手で誘われると
「付き合いもまた大切」と思って断らずに参加していました。
いろいろな自己啓発の本を読むようになり
「断る」こと大切さが書いてあり、ごくごく最近ですが
気持ちが乗らない事に「断って」みました。
断わることでその人との関係が壊れるのでは…
と危惧していたのですが、そんなことは全くなく
初めて私は「断っても大丈夫なんだ」と実感したのです。
それからは気がのらない事には断ることができ
気持ちも軽くなりました。
この本に書いてあった
「すべての人」に理解してもらう必要はない
この言葉が心に沁みました。
【目次】
訳者のことば 渡部昇一
1 「いい人生」を生きるための約束事
2 簡単にできる「心の鍛え方」
3 無駄なエネルギーは使わない
4 「自分は自分」と賢く割り切る
5 もっと「動ける人」になる
6 生きるのが断然ラクになる「現実」とのつき合い方
7 人生で成功する人の「いい習慣」
三笠書房
285頁
著者 ウエイン・W・ダイアー
1940年ー2015年
心理学博士
マズローの「自己実現」の心理学をさらに発展させた
「個人」の生き方重視の意識革命を提唱
著書
「『小さな自分』で一生を終わるな !」
「『自分の価値』を高める力」
「ダイアー博士のスピリチュアル・ライフ」など
訳者 渡部昇一
1930年ー2017年
上智大学名誉教授
深い学識と鋭い評論で知られる。
著書
「自分の品格」
「知的生活の方法」
「イギリス国学史」
など
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