モップの精は旅に出る 近藤史恵

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「探し物なら、ふたりで探した方が見つかるんじゃないか?」

キリコは深夜、英会話スクールが入っているビルの清掃員。
キュートな服装で歌を歌いながら掃除機をかける。

英会話スクールの事務をしている翔子に郵便物が届き中を開けると婚姻届が⁉︎
相手は受講生の中沢。
翔子は中沢に話をしようと思っていた矢先に死体で発見される。

殺人の疑いがあり事情聴取を受ける翔子。
キリコに相談すると「翔子さんに確認してほしいものがあるんですが…」
それは、事件に関係するものだった。

この話を含めて4つの話からできています。
2つ目は同じ英会話スクールのイケメン講師の
ファンクラブに対抗する女性の話。
3つ目はコワーキングスペースで意識不明になった男性の話。
4つ目はキリコ自身の話。

1話から3話まではキリコの観察力で事件の糸口を掴みます。
いつも快活で誰に対しても笑顔のキリコが4話めで
自分自身と対話し、姉の死を乗り越えていきます。
そこにはいつも優しくキリコのことを見守る夫、大介が。
どの話もどこにでもいそうな「女性」がキーワードです。

一気読みして最後に著者の近藤さんのあとがきを読むと、
この本がシリーズの最後だと書いてあるではありませんか。

そうだったのね…。
次はシリーズの1作目を読もうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

【目次】

第一話 深夜の歌姫
第二話 先生のお気に入り
第三話 重なり合う輪
第四話 ラストケース
あとがき


実業之日本社
245頁

著者 近藤史恵
1969年大阪生まれ
大阪芸術大学文芸学科卒業
1993年「凍える島」で第4回鮎川哲也賞を受賞しデビュー
2008年「サクリファイス」で大藪春彦賞を受賞
著書
「サクリファイス」シリーズ
「ビストロ・パ・マル」シリーズ
「岩窟姫」など多数

近藤史恵ツイッター

最後まで読んで頂きありがとうございます。

当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。

また読みに来ていただけると嬉しいです。

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