断る力 勝間和代

「断る力とは交渉力」

人に頼まれて気が進まない時に断ることができますか?
私は断る事が苦手でついつい引き受けてしまい、
後で後悔する事がよくあります。
なんとか断る力を身に付けたいと思い手に取りました。

なぜ断れないのか?


・自己主張ができない
・嫌われたくない
・「断る」のイメージがネガティヴ
・日本の典型的な人間関係
  互いに空気を読みながら嫌なことがあってもやり過ごす気質

「断る力」とは

・望まないことには「NO」ということを相手に伝え、
  適切な自己主張を行う
・長期的な良い関係を築くための力
・相手に対して適切な意見を主張すること
・人に対して自分の意思をある程度うまく伝え、
  互いにとってよりよい環境を一緒に作っていける力

「断る力」をつけるにはどうすればいいか

・相手との対等な人間関係が必要
・相手をよく知る
  相手がどういう体験があるのか
・Not To Do List
   断ることしてはいけないことリストを作る
・「断る」という選択肢を持つ
・出された指示に質問する
・依頼ができる内容か判断する材料を持つ
・自分の意見や要求を(断りたい)相手の権利を
 侵害することなく誠実に率直に対等に表現する

断ることの効用…「ノー」とは

・相手と自分に誠実でありたいからこそ言うことば
・あなたと私は違うそれがOKだから伝えることば
・何ができて何ができないかをわかってもらう理解のことば
・相手と長くよりよい関係を築く架け橋のことば
・あなたを「燃えつき」から救う魔法のことば
・おかしいことにはおかしいと立ち上がる勇気のことば
(出所 特定非営利活動法人アサーティブジャパン)

過去に仕事ではなかなか断ることができませんでした。
今、断っていることってあるかな?
と考えてみると…
1年前から体質改善トレーニングを始めて
お酒を飲まなくなりました。
飲むと次の日の体調が悪くなるのです。
食事会などで「ウーロン茶」と言うと
これまで一緒に飲んでいた友人たちは
「えっ、ビールじゃないの?」と驚きますが
「体質が変わって飲むと次の日体調が悪くなるの」
と正直に話すとすんなり受け入れてもらえました。

そうは言っても、今までの自分とは180度異なり
「断る」ことは簡単ではありません。
上司どころか友達からの頼まれごともまだまだ「NO」とは言えません。

まずは引き受ける時に即答ではなく時間を取り
「引き受ける」か「断る」かの選択を考えるところから始める
小さな一歩かもしれませんが、些細なことでも経験を積むことで
「断る力」がついてくるのではないかと思いました。

【目次】

はじめに
第1章 総論 「断る力」の圧倒的な効用を理解する
第2章 ホップ 自分の揺るぎない軸を持つ
第3章 ステップ 相手への建設的な影響力を発揮する
第4章 ジャンプ 「断る力」で、自分と周囲の好循環を作る
おわりに

文藝春秋
295頁

著者 勝間和代
1968年東京生まれ
経済評論家
公認会計士
早稲田大学ファイナンスMBA、慶応義塾大学商学部卒業
「やればできる」
「専門家はウソをつく」など著書多数