えんとつ町のプペル にしのあきひろ

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「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」

「高くて買えない」と言った小学生のために
web無料公開に踏み切り、賛否両論になった一冊です。

【あらすじ】

えんとつ町に住むルビッチはお母さんと二人暮らし。
お父さんは海に出てそのまま亡くなってしまい、
家計を助けるためにルビッチは煙突そうじをしています。

ハロウィンの日、ルビッチはゴミで出来たゴミ人間に出会います。
周りはゴミ人間の事を疎んじていますが、ルビッチはゴミ人間を毎日洗って友達になり
「ハロウィン・プペル」と言う名前をつけます。

ある日のこと、プペルを虐めるアントニオ達に囲まれたルビッチ。
アントニオに詰め寄られルビッチはやプペルに告げました。

「もうキミとは会えないよ。もうキミとはあそばない」
会わなくなって暫くたったあるしずかな夜、ルビッチの窓が鳴ります。
外には体がドスぐろく、片方の腕も無くなり、
変わり果てた姿になったプペルが居ました。

プペルに連れられてやってきた砂浜には風船がついた一隻の船が。
船に乗ったルビッチが知った真実とは…。


無料公開されているwebでこの物語を読みました。
「キングコング西野オフィシャルダイアリー」にアクセスし、
読み終えたときには話に感動して泣いていました。

(なぜ感動したのか・・・ネタバレになってしまうので、気になる方は読んでみてくださいね)

 

絵も細かく描写されていて手に取ってじっくり読みたいと思い購入しました。
えんとつ町の風景はちょっと昭和のにおいがして懐かしさを感じます。
そして、プペルはいろんな人に例える事ができるのではないか・・・と思いました。
単純に子どもの「いじめる」「いじめられる」関係の事だけではなく、
日本に住む少数派の人々もこのプペルに当たるのではないか・・・?

             

西野氏がなぜ無料公開に踏み切ったのか。
彼のブログに書いてあります。
「お金の奴隷解放宣言」
「僕の財産は、『えんとつ町のプペル』という《作品》だと思うのですが、
個人の財産を個人が独り占めするのではなく、分配し、皆の財産にしようと思いました。
皆が豊かになった方が、巡り巡って自分も豊かになるだろう、と。
『ギブ&テイク』ではなく『ギブ&ギブ』。
自分のことだけを考えても、その方が良いだろうと結論しました」
web無料公開してのにも関わらず、イヤ無料公開したからこそこの絵本はアマゾンで一位になっています。
それは何故なのか?
そして1月20日付のブログでは
「僕らはもっと人を信用していい。
自分から与えていっていい。
見返りがない場合もあるかもしれないけれど、それも問題ない。
なぜならインターネットによって分母が増えたから。
無視する人がどれだけいても『ゼロ』で、計上されるのは
『ありがとう。お礼に、コレを…』と言ってくれる人の数だ」
絵本をwebで無料公開したことによって、「お金とは?」と言う事を問い、
ビジネス書でよく見かける「まずは無料で与える」と言う事を実践しています。
結果(Amazonで一位)が出ているのは、商品(この場合は絵本)が良いものだからではないでしょうか。
そして、1月20日付に続けて書いてある「クソみくじ」も読んでください。
ここにもまた感動があります。

      

幻冬舎

【こんな人におススメ】

ファンタジーが好き
アートに興味がある
ちょっと寂しくなってる

最後まで読んで頂きありがとうございます。
当ブログの記事があなたの読書のお役に立てれば幸いです。
また読みに来ていただけると嬉しいです。

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