スタンダップダブル!  小路幸也

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とある新聞社の北海道支局に転勤になった記者の前橋絵里。
絵里はスポーツ担当でとりわけ高校野球に力を入れている。
北海道に来て気になる高校を見つけた。

神別高校。
部員10名ながら、ピッチャーのコントロールは抜群。
ピッチャーは1年のコーイチ。
センターはコーイチと双子のケンイチ。
キャッチャーはシンジ。
この3人がチームの要。

他行の細かいデータを取って分析するのがマネージャーのめぐみ。
選手はめぐみのデータを頭に叩き込んで試合に挑む。
そしてなにより守備が抜群にうまい。
普通なら外野へのヒット性のあたりが、アウトになってしまう。
そこには双子ならではの秘密があるのだが…。

絵里は夏の大会が始まる前から神別高校に絞って取材を行う。
一方、神別高校野球部では新しい監督タムリンが就任する。
タムリンは甲子園にも出場した選手で社会人野球を辞めて神別高校の監督に就任した。
選手の特徴やチームカラーを尊重しながら的確なアドバイスをする。

神別高校の野球部はもともと、ある養護施設「そよ風学園」に居た子ども達が
集まってきたチーム。
「そよ風学園」は元プロ野球選手だった「ハジメ先生」が理事長。
子ども達と毎日野球をしていたが、ある事件があり「そよ風学園」は解体してしまう。
子ども達はそれぞれ引き取られ、野球を続けていた。

夏の甲子園を目指して1回戦が始まる。

私感

小路さんならではのアットホームな青春小説です。
ありえない設定もあるけれど、
大人は子どもの自主性を尊重するからこそ信頼関係も生まれるんだ
と感じました。

目的があるからチームも一致団結する。
今年の夏の甲子園も楽しみです。

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