「犯罪者」太田愛 角川文庫

2005年3月25日金曜日の深大寺駅前広場で起こった
死傷者5名の薬物を使用した通り魔による殺傷事件から物語は始まる。
通り魔は近くの雑居ビルのトイレで薬物乱用による死亡が確認。
実はこの事件は始まりではなく途中経過だった。

5名の中でただ一人生き残った修司は病院で見知らぬ男から
「あと10日、生き延びてくれ」と言われる。
病院から消えた修司。

一方刑事の相馬は署で浮いていた。
事件の本丸から外され亡くなった被害者を調べる担当に配属。
修司の過去のデータから部屋に訪れた相馬は
修司が何者かに襲われるところに遭遇。

相馬のおかげで命が助かった修司
「あいつ…昨日の通り魔だ」
通り魔は死亡したはずでは…?

相馬は修司をかくまうために昔の友人鑓水のマンションに連れて行く。
「なぜ俺は狙われたのか?」
相馬・修司・鑓水は事件を調べていく。

 

著者の太田さんはTVドラマ「相棒」などのサスペンスものの脚本家。
本を読んでいてTVを見ている様な錯覚に陥りました。

場面転換が早く、時系列も行ったり来たりするので
読むのに時間がかかってしまいした。
でも、面白い!!

ある程度展開を予想して読みますが
何回も裏切られました(笑)
映画よりじっくりと時間をかけてドラマにして欲しい1作です。