「晴れの日のは 藍千堂菓子噺」 田牧大和

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「今、あの二人を見捨てたら、俺の菓子の味はきっと濁ってしまう」

 

神田、相生町の片隅に店を構える「藍千堂」
晴太郎と幸次郎の兄弟、菓子職人の茂市と
三人で営む小さな菓子屋。

菓子を作るのは、根っからの職人気質の茂市と
兄の晴太郎。
算盤勘定や商いは弟の幸次郎が切り盛りしている。

茶席で出す上菓子から子どもの駄賃で買える四文菓子まで幅広く作っている。
そんな藍千堂に起こる人情噺の第二弾。

 

今回は兄晴太郎が恋に落ちるお話。
兄晴太郎が恋をした相手は
小さな娘を抱え嫁ぎ先から離縁された佐菜。
その佐菜の嫁ぎ先は年番方与力の鎧坂竜之介。
娘が居ると知って佐菜親子を探す鎧坂。
晴太郎の恋は実るのか??

これが今回の主軸ですが、
茂市さんが主役の話や
晴太郎・幸次郎兄弟の母にまつわる話に
節句のお菓子が出てきてホロっとする場面もあります。
金平糖が食べたくなりました。

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