「チーム」 堂場瞬一

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「俺のために走ってくれ」

箱根駅伝の出場をかけて行われる予選会。
出場できなかった大学から好タイムを出した選手が選ばれる
「学連選抜」チーム
監督は予選会11位美浜大の吉池
その吉池から「終わりじゃない。俺と一緒に箱根に行こう」
と、声をかけられたのは、城南大4回生の浦大地。
浦は膝を故障して1回生の時に箱根のメンバーに選ばれていたが回避。
3回生で初めて箱根10区を走るが7位で襷をもらったが
途中で失速し最下位。
昨年の自分を吹っ切るために浦は学連選抜で走る決意をする。

 

学連選抜、最初の練習日。
浦は吉池からキャプテンを命じられる。
寄せ集めチームでミーティングを行うが、その中で一人不機嫌全開の
東京体育大の山城は予選会でもトップでゴールをする天才的ランナー。
しかし、周りを一切寄せ付けず見下した態度でマイペースを貫きとおす。
「こんな寄せ集めどこがチームだ」と吐き捨てミーティングの途中で席を立つ。

合宿、直前の練習で寄せ集めから少しずつチームになっていく学連選抜。
目標は「優勝」
いよいよ箱根駅伝がスタートする。
PICK-UP TEAMの学連選抜は果たして何位でゴールするのか?

 

箱根駅伝物は「風が強く吹いている」に続いて2作目。
それも「学連選抜」という特異なチーム。
浦が昨年のリベンジが出来るのか?
後半のレースは読みごたえがあり、テレビの前で応援している様な感覚になりました。
この小説が発表された翌年に学連選抜が総合9位、復路3位となり話題になったとか。
来年の箱根は学連選抜にも注目しちゃおうと思った1冊でした。

 

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