藤川桂介 「宇宙皇子」 角川書店 

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「おすすめのファンタジー本」

兵庫県 大乃国のぶお

藤川桂介 宇宙皇子 角川書店
①この本のおススメどころ

うつのみこは頭に角を生やして生まれた子供。

物心つく前にすでに父母もなく、周りから鬼の子と蔑まれ、忌み嫌われた幼少期を過ごす。

人と違う引け目のある姿、それをモノともしない心。

金剛山の荒行にも耐えうる肉体と精神をさらに高める姿は魅力的。

ちょうど社会に出る前の学生なら、うつのみこと自分とを重ねて読み進めるのではなかろうか、と思います。

また、忌み嫌われる自分の角がここ一番で勝手に効果を発揮し、己を助け役に立つのだが、これが自分の意思ではどうもならん。

このどうもならんは角だけでなく、彼の歩みも同じくどうもならんことが多いが、すぐに前を見据える姿勢は格好良かった。

描かれた時代が、ちょうど西暦670年頃から。壬申の乱(じんしんのらん)、孝徳天皇、浄御原宮(きよみはらのみや)、摂津の国などが出てきて史実と重ねています。

年表から暗記しようとした日本史を勉強してる時にこれを読んだので、実際の出来事や人物が物語にはまり、受験勉強をするきっかけにもなりました。

和歌はところどころ使われてるけど興味なかったなー。

額田王(ぬかたのおおきみ?)他多数。

②この本との出会い

高校生の時です。すでにシリーズ化で3冊くらいは出てました。

平積みされた装丁のイラスト、題名の奇抜さが気に入って購入したはず。

一冊読んだらハマって、すぐに追いかけました。卒業するまで読んだけど、そこでおしまい。

結末までは追いかけてません。

③大乃国さんにとってのファンタジーとは

人に言うのは恥ずかしいのですが、結構大きくなるまでガチャガチャで手に入れた怪獣を両手に持ってあやつり、ヒュー、ドガーンと戦わせて遊んでおりました。飽きもせず何時間でも。

だから私にとってのファンタジーは、遠く離れた世界ではなく、手を伸ばすと触れられ、顔をのぞけば見えるかもしれない身近なところ。

曖昧な空想しかできない私の代わりに具体的に描いてくれるのがクリエイターです。

大ヒットした映画 「君の名は」もファンタジーですよね。ああいう世界が好き。

♬ 宇宙皇子 公式ウェブサイト

登場人物の説明や用語解説もあります。

原作者の藤川桂介さんとOVA版、劇場版とも宇宙皇子の声優古谷徹さんの対談の動画もみることができます。

公式ツイッターと公式fbもあります。FBの方は2014年から更新はされていませんが・・・。

 

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