{棲月 隠蔽捜査7 今野敏

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棲月 隠蔽捜査7

今野敏

竜崎伸也が署長として勤務する大森署の最寄り駅の鉄道会社がシステムダウンして運休している。

竜崎はサイバー犯罪に詳しい所員を鉄道会社に向かわせる。

続きざまに都市銀行がシステムダウンしたとNHKが報道するのを見る。

ここにも竜崎は署員を向かわせると、警視庁本部の生安部長の前園から「管轄外だから署員を引き上げさせろ」と電話が入る。

そんな事でひるむ竜崎ではない。

「ある程度事情がわかってから」の言い分にキレる前園生安部長。

大森署の管轄内で他殺体が見つかる。

被害者は18歳の少年玉井啓太、彼は少年院にも措置されたことがあり非行グループのメンバーで周りからは恐れられていた。

すぐに捜査本部が設けられ伊丹刑事部長が本部長、竜崎は副本部長として捜査は進められていく。

同じグループの少年たちの事情聴取を行うが何かを恐れているような雰囲気がある。

横暴なリーダーが死んだのに何を怯えているのか?

一方、伊丹から異動の噂があると聞かされた竜崎。

大森署の署長としての数年で一国一城の主となり、キャリアとしては異動は当たり前と思いながらも心残りがあることに戸惑う竜崎。

サイバー攻撃はハッカーの仕業…ネット上で崇拝されている「ルナリアン」ではないかと疑う。

そして神奈川県警の刑事部長の辞令が出る。

最後となるだろう伊丹との合同の捜査に挑む竜崎。

殺人事件の捜査は玉井から執拗にいじめられていた少年への事情聴取へと進む。

事件の真相はどこにあるのか。

 

隠蔽捜査も7作目になりました。

会話が多かったこともありサクサク読めました。

これまでの作品と違うのは「悩める竜崎」

奥さんには「成長したのよ」と言われてますが(笑)

竹を割ったような竜崎に憧れていたので、この悩める竜崎には読んでいて戸惑いました。

と、言いながらも次の神奈川県警の刑事部長になった竜崎の話を心待ちにするのです。

伊丹とのからみがあるからきっと警視庁との合同捜査になるような事件になるんだろうなとは予測しているのですが…。

 

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