有川浩 「植物図鑑」 幻冬舎文庫

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「春を感じる1冊」

大阪府 ラジオネーム なつかんさん

有川浩 「植物図鑑」 幻冬舎文庫

・この本のおすすめどころ

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です。」マンションのポーチにある植え込みで行き倒れていた男、樹(いつき)はそう言った。

ほろ酔い気分で帰ってきたそのマンションの一室で暮らす女の子、さやかは彼を「拾って」一緒に暮らし始める。炊事洗濯掃除を卒なくこなす樹。

植物、特に山菜の旬から調理まで詳しい樹にさやかは強く惹かれる。

そしてある日突然、樹はさやかの前から姿を消す。

そして・・・という内容です。

樹がいない間、さやかは大きな喪失感に見舞われるのですが、その時の彼女の行動というか生き方が良いです。

勝手に出て行ったなら勝手に待ってやる!という感じで、樹と暮らした日々の中で彼が教えてくれた植物を思い出と共に反芻するんです。

この部分がすごく切なくて強がっているのがいじらしくて好きです。

こんな人生の春、いいですね。

・この本との出会い

「植物図鑑」との出会いは近くの本屋で見つけてふと、手に取ったのがきっかけでした。ページをめくるといろんな植物のカラー写真が数ページ。そして小説が始まります。

表紙絵も好きな感じで、作者はと見ると「有川浩」。

しばらく分からなかったのですが子供が貸してくれた図書館戦争シリーズの作者だと思い出して即、購入しました。

ちなみにこの時は有川さんを男性作家だと思ってました。

・さて、春の思い出、です。

小さい頃、母親に山の辺の道に何回か連れてってもらいました。

たしかその時によもぎをたくさん取ってよもぎ餅を作ってくれた記憶があります。

他にも土筆も取って帰った記憶がかすかにあります。あまり覚えてないのですが。

それから泉北に引っ越ししました。

そこは結構自然に恵まれた所だったのでまた春になると近くによもぎをよく取りに行きました。しかしそのうち、「犬とか猫がおしっこしてるかも」と、気付いて取りに行かなくなりました。

今思えば「植物図鑑」に描かれているように洗えば落ちるし農薬とかよりまし、なんですけど。

まあ、普通「春の思い出」って言ったら卒業にまつわる恋話なんかなのでしょうが、そういう話とは全く無縁でしたので…そういう野山の思い出になってしまいました。

・私も小さい時ヨモギを取ってよもぎ餅を作ってもらいました。

よもぎは上の方を摘んで、洗ってすり鉢でするのは、私の仕事。

その間に祖母がもち米を炊いてお餅を作ってくれました。

おはぎと一緒に作っていた様に思います。

懐かしい~♬

今日のぐーりんさん本スキーラジオの
「はみだしっこ」紹介を聞いて。
あの濃密なネームで、グダグダと思い悩む少年たち。なつかしー!(*´▽`*)
今、育児経験の目で読み直したらどう感じるかなとおっしゃるのにも同感しました💕

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