「高校生の時にハマった本」 山口県 ラジオネーム ゆうじ山田風太郎 忍法帖シリーズ 角川文庫 |
① この本のオススメどころ
山田風太郎の忍法帖は、多数の忍者や剣士たちが密命や復讐のために殺しあうという一見殺伐とした世界を、あきれるほど奇想天外な技やユーモア、エロなど作者独特の持ち味で味付けして、大変面白く読みだしたら止められない作品群となっています
② その本(作家)との出会い
作者名は角川映画「伊賀忍法帖」を紹介する雑誌などで紹介されていて気に留めていたのですが、
実際書店店頭で並んでいる本を見て、佐伯俊男氏によるカバー絵に衝撃を受けて即買いしました
いわゆるジャケ買いに近いですね(笑)
③ ゆうじさんの高校時代の思い出
70年代の横溝正史フェアに始まる角川文庫ブームは、本好きの学生に好きな作家の発見と作品をコンプリートしたいという思いを与えてもらえました
♬ 伊賀忍法帖
ジャケ買いと言うことですが、ちょっとエロいんですよね。
高校生だとドキドキしたかもですね。
ちょうど角川文庫と角川映画が全盛期の頃。
この伊賀忍法帖も真田広之さんと渡辺典子さんが主演でした。
角川映画は1976年に第1作『犬神家の一族』を公開。
翌1977年の第2作『人間の証明』は日活撮影所で撮影し、配給は東映、興行は東宝洋画系という従来の日本映画界では考えられない組み合わせで映画界に新風を巻き起こした。
「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷(うすい)から霧積(キリヅミ)へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ…」は西條八十の詩がオリジナル。
「伊賀忍法帖」「魔界転生」…映画館で観たなぁ。