東京都の ジョディさん
「占星術殺人事件」 島田荘司
「占星術殺人事件」の魅力は?
島田荘司のデビュー作であり、のちに、
何作もシリーズで書かれている名探偵、御手洗潔もデビューした作品です。
なんといってもトリックの凄さがイチオシですが、
時代の味わいや、占星術とのからみ、
そして!御手洗潔のキャラクターの素晴らしさ!ムードもたっぷり。
絶対に後ろのページを見ずに、先入観なしで、読んで欲しい作品です。
「この本との出会いは?」
これは…あまり覚えていません。普通に本屋さんで手に取りました。
「ジョディさんにとって推理小説とは?」
先が気になって仕方がないもの!読むのが止まらなくなる話が好きです。
「ラジオネームのジョディの由来をお聞かせください」
若い頃、外資で仕事していて、何人かそーゆー外人名がついていたんです(^O^)
その頃の仲間は、いまでもジョディって呼びます(笑)
この本は1980年に第26回江戸川乱歩賞に応募された
『占星術のマジック』を改稿・改題した作品です。
事件の解決編が「袋とじ」という体裁で刊行されたことでも話題になり、
初版の袋とじ未開封の物はコレクターズ・アイテムとして高値で取引されています。
Amazonでみたら10/29現在3万円の根がついていました。
映画『星籠の海 (せいろのうみ)探偵ミタライの事件簿』
脳科学者・御手洗潔を主人公とする
小説作日本を代表するミステリー作家・島田荘司の大人気シリーズ品は、
1981年の「占星術殺人事件」からはじまり、総部数330万部を更新し続けています。
第1作目「占星術殺人事件」は、
2014年1月にイギリスの有力紙「ガーディアン」において
「世界の密室ミステリーベスト10」の第2位として認められるほどの
本格ミステリー作品。
和製シャーロック・ホームズとも称される
天才探偵・御手洗潔が登場する作品は、中短編あわせて49作を数え、
34年もの長きに亘って、ファンに愛され続けられています。
レベルを越えた天才ぶりゆえに、
このキャラクターを演じることの出来る俳優など存在しない――。
それゆえに、映像化を拒み続けてきた原作者・島田荘司が、
ただ1人「彼であれば……」と、その出演を熱望したのが
、映画『ウォーターボーイズ』で一躍脚光を浴び、
その後テレビドラマ「のだめカンタービレ」『幕末高校生』
『神様はバリにいる』など様々なジャンルの話題作に出演し、
現在の日本映画界の一翼を担う玉木宏です。
そしてその確信は、前述のドラマ「天才探偵ミタライ~難事件ファイル
「傘を折る女」~」(フジテレビ系列)によって見事に証明されました。
「期待以上の御手洗で、原作者として大変うれしく思います」と島田氏も大満足だそうです。。