兵庫県 ゆみこさん
「フランバーズ屋敷の人々」 K・M・ペイトン
この本の魅力
両親を亡くし叔父と2人の従兄弟が暮らすフランバーズ屋敷に引き取られた
少女クリスチナの青春と愛と人生を描いた全5冊の物語です。
第一次世界大戦前後のイギリスを舞台に、
決して幸せな日々ばかりではないけれど、
前を向いて懸命に歩いて行くクリスチナの姿に心打たれます。
ロマンスもチラホラ出てくるので、子ども心にドキドキときめきました。
この本との出会い
小学生のとき、隣の住んでいた同級生の女の子に貸してもらいました。
当時は全3冊の物語だったと思います。
一度読んだだけでしたが、ずっと心の中に残っていました。
数年前に続きの2冊が出版されていることを知り図書館で借りて再読。
物語の世界にひきこまれて夢中になって読みました。
児童文学の魅力は?
楽しい話、悲しい話、不思議なファンタジー、ワクワクする冒険物語。
色々な児童文学がありますが、すべてに共通して言えるのは、
子どもたちに世界って広くて色んなことがあるんだなぁと気づかせてくれる、
扉を開けるカギのようなものなんじゃないかなと思います。