今週はビジネス本を紹介します。
「アイデアが枯れない頭のつくり方」 高橋晋平 阪急コミュニケーションズ
著者はおもちゃメーカー、バンダイの企画開発で仕事をしています。
彼が手がけた商品は「∞プチプチ」「鳥人間」「猫背」など。
「企画」は考え続ける仕事…そう言う高橋さんが、アイデア発想の三原則を書いています。
アイデア発想の三大原則
① A×B=C
Aは考えたいテーマ Bは万物 Cはアイデア
Bの万物はランダムがよく、しりとりなどで言葉を出していく
② アイデアは「量より質」ではなく「質より量」
③ まずはダメなアイデアから出し始める
良いアイデアを出そうと思うからでない。
まずは、ダメなアイデアを数多く出すこと。
1000のアイデアがあれば、その中に1つ良いアイデアがある。
そして、アイデアを通す3つのポイント
a 通らないものは通らない
b 通るものはさらっと通る
c 本気で通したいものは、いくらでも通す方法がある
そして、
「アイデアとは、問題解決法です。
人の問題や欲求を知ると、アイデアは自然に生まれてくる」と展開されます。
そして、最後に「アイデアパートナーを見つけ、楽しく会話をすること」が提案されています。
最良のアイデアパートナーは
・気を使わない間柄である
・気が合うが、違うジャンルの知識を持っている
・話していて楽しく、会話が途切れない
・意見が食い違っても気持がツラくならない
・好きな食事が一緒である
・アイデアの話しをしても情報漏えいにならない間柄である
・アイデアの話をしていても恥ずかしくなく盛り上がる
私には思いつくアイデアパートナーが2人いました。
より、深く内容を知りたい方はぜひ書店や図書館に行ってみて下さい。