酒井順子 『負け犬の遠吠え』

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「おすすめのエッセイ」

ラジオネーム 風呂好きシャンシャン

酒井順子 『負け犬の遠吠え』

① この本のおすすめどころ

酒井順子さんの言う“負け犬”とは、未婚、子供なし、仕事をしている30代以上位の独身女性のことで。

こういう女性は、世間からの無言の圧力や風当たりがある。

なぜか?結婚し家庭を持ち子供がいる女性の方が、世間的には地位が高かったり女性としての価値を認められる傾向がある。

が、そこにあえて逆らわず反旗を翻さず、最初から腹を見せて「私は負け犬ですよ~でも何がいけないの?」と良い意味で開き直る。その方が生きるのが楽チン。

その開き直りや潔さが、読みながら痛快で負け犬の端くれの私としても、ブラボー

読んでいて気持ちがいいです。

でも、酒井さんは最終的には「負け犬だって勝ち犬だって、それぞれその世界で生きるのが大変で頑張っているんだ」と双方を冷静に温かく見ている。

その酒井さんの冷静で公平な姿勢や分析もとてもいいです。

とにかく世の負け犬の女性たちは、この本を読めばもやもやした迷いや悩みは消え、自分に自信を持って胸を張って溌剌と明るく生きていける元気が出ると思います。

② この本との出会い

読書が好きなお友達にすすめられました。

③ エッセイの魅力

元々エッセイは苦手で、ほとんど読まないのですが。

酒井順子さんは日本でも第一人者のエッセイストで。

酒井さんのエッセイを読んで、エッセイとは作家さんの思いだけをただつらつらと語っているだけでなく、伝え方によっては、小説とはまた違った面白さや刺激があり、自分自身の考え方や生き方に直接影響を与えてくれるという良さがあるんだなと思いました。

また、書き手側の腕や技術がかなり試されるのではないかと思います。

 

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