平山夢明 「DINER」

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平山夢明 「DINER」

・この本のオススメどころ
殺し屋専門の会員制ダイナーと言う設定が、そもそもとんでもない設定ですが そこにひょんな事で連れてこられたヒロイン?(オオバカナコと言う名前から…) と店の店主ボンベロがお互いに徐々に近づいて行くのと、ヒロインの成長譚物語です。
これだけでは今回のテーマ「食」と関係が無いので 本の表紙にもなっている店主ボンベロが作る「Ultimate Sixplex](アルティメットシックスプレックス)という パティは子鹿の背肉・子羊・鴨・牛肉・豚・そして熊肉、ソース仔牛のストックから 構成されるという凄いハンバーガ、これは間違いなく旨そうです。
後 お酒も色々と登場、ディーバ・ウォッカなるものも初めて知りました

・この本との出会い
作者の平山夢明氏は、どちらかと言うとホラーとか殺し屋とかを扱ったスプラッター系の 作家さんです。 その作者が「ダイナー(定食屋)」のタイトルでこの表紙とくれば どんな内容なのか興味津々で手に取りました。
近くの書店には無かったのでアマゾンで購入です
平山夢明入門にはいい本だと思います、他の著作とは毛色は違いますが…

・「食」に関する思い出
我家は子供の頃に小規模な養鶏をやっていたので、ある程度の期間で鶏を入替えて行きます
ほとんどは業者に引き取ってもらいますが、自宅で食べる事もあってそれの料理は 親父の仕事でした。親父の作るこの地方で言うところの「鶏ちゃん(鶏肉を味噌か醤油ベース で味付けしたもの)」これが絶品の味でした。 自分も弟も料理好きなのは親父の影響が大だと思っています。

♬平山夢明  本の話WEBより引用
夜眠れなくなるくらい怖い話、気持ち悪くなるほどグロテスクな話を書く作家、といったら真っ先に名前が挙がる平山夢明さん。

『SINKER』とか『独白するユニバーサル横メルカトル』とか『他人事』とか『ミサイルマン』はさ、オレという店を出したばかりなわけだから、どんな商品を扱うのか教えなくちゃ、ということもあったわけ。あともうひとつ、そういう中で読者を殺す、読んだ人をノックアウトさせようと思ってたってこともあるね。でもその手がいつまで続くかというと、それはどうか。ノックアウトも純化して、深度を深めていかないと、ただの駄菓子になっちゃうからね。それは課題です。これからは、見た目は優しく見えたりするものにしますよ。でも食ったら死ぬ、っていう。これからはそういう偽造をほどこさなくちゃ、と思っているからさ、小説界の船場吉兆を目指して頑張りますよ(笑)。

・平山さんのおススメの本
最近では福澤徹三テツの『怖い話』っていう本が面白かったねえ。
コーマック・マッカシーの『ザ・ロード』。
何回か読み返しているのはグレゴリー・マクドナルドの『ブレイブ』ネイティブ・アメリカンの何の知識もない男の子が、家族のためにスナッフフィルムに出ることを決意するんだよ。愕然とするような悲しい話。
トマス・ハリス『羊たちの沈黙』はバイブル的に読んでいるね。
筒井康孝『佇むひと』
村上龍『コインロッカーベイビーズ』かな。
チャールズ・ブコウスキーは『くそったれ! 少年時代』とか『ポスト・オフィス』とかね。

 

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