山際淳二 「逃げろボクサー」

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愛知県 たけちゃん

山際淳二さん 「逃げろボクサー」

「逃げろボクサー」との出会い

主人公 大橋克行。
横浜で生まれ育った不良上がりのボクサー。
テクニシャンであり殴るより、どうにかして殴られずに
12ラウンドを終えて判定で勝つことを美学とする。
練習が嫌い。殴られることが嫌い。命令されることが嫌い。
「ハングリーなボクサーなんていわれたくない。温室育ちのチャンピオンになるんだ。
何もかも投げ捨て、犠牲にしてチャンピオンになるなんて、性に合わない。
おれにはおれの人生設計があるんだ…」
大橋は12勝11敗の戦績で引退。
大橋にとってボクシングとは何だったのであろうか?
ボクシングを通じて自分の価値を存在をたしかめたかったのだと思う。
その強烈な意志の輝きは眩しい。
ちなみに大橋克行の弟は元WBA、WBC世界ストロー級(現ミニマム級)チャンピオン 、
現日本プロボクシング協会会長の大橋秀行さんです。

「逃げろボクサー」との出会い

子供の頃からスポーツが好きでした。 特に観戦するのが。
高校生の頃『Number』というスポーツ雑誌を愛読してました。
そこで山際淳二さんと出会いました。
山際淳二さんが語るスポーツは僕の知らないスポーツの世界を広げてくれました。
それから山際淳二さんのスポーツノンフィクション小説を
片っ端から読み漁り出会ったのがこの作品です。

「スポーツの想い出」

中学時代から陸上競技を始めました。 友達に誘われて。
脚に自信があった訳ではありません。 むしろ遅かったです。
しかし練習を始めると身体の成長もあったのだと思いますが
見る見る速くなって面白くなりました。
短距離を全力で走る時の景色の、空気の流れ、身体全体で感じる鼓動、
今でも思い出すとドキドキします。 今は全力疾走はムリなので過去の宝物です。

♫山際淳二
『江夏の21球』などを収録した作品集『スローカーブを、もう一球』で、
1981年に第8回角川書店日本ノンフィクション賞を受賞した。
ノンフィクション作家なので、この「逃げろボクサー」の大橋克行さんは実在のボクサーです。
理知的な風貌、紳士的な語り口でテレビなどにも進出。
1994年4月からはNHKの『サンデースポーツ』のメインキャスターを務め、
アサヒビールの「スーパードライ」などいくつかのCMでも
イメージキャラクターとして起用された。
1995年5月29日、胃癌による肝不全のため、
46歳で急逝。『サンデースポーツ』のキャスターを降板した直後のことであった。

「江夏の21球」は、山際淳司によるノンフィクション。
1979年のプロ野球日本シリーズ第7戦において、広島東洋カープの江夏豊投手が
9回裏に投じた21球に焦点を当てている
Sports Graphic Numberに掲載された後、山際のエッセー集『スローカーブを、もう一球』
(1981年、角川書店)に収録された。
往年のプロ野球ファンの方なら、思い出すのでは?
題材となったのは、1979年11月4日に大阪球場[1]で行われたプロ野球日本シリーズ第7戦、
近鉄バファローズ(以下近鉄)対広島東洋カープ(以下広島)の9回裏の攻防である。
両チーム3勝3敗で迎えた第7戦は、小雨が降る中で試合が進み、
7回表を終了した時点で4対3と広島がリードしていた。
広島・古葉竹識監督は万全を期すため、絶対的なリリーフエース、
江夏豊を7回裏からマウンドへ送っていた。迎えた9回裏、近鉄の攻撃。
この回を抑えれば広島は優勝、球団史上初の日本一となる。
ところが、同じく初の日本一を目指す近鉄もただでは終わらなかった。
先頭の6番打者・羽田耕一が初球に安打を放って出塁し、にわかに場面は緊迫する。
敬遠策も含めてノーアウト満塁の後、佐々木恭介選手を空振り三振、
石渡茂選手のスクイズを外して三塁走者をアウト、
その後三振で見事1点差を逃げ切り広島は優勝します。
ノンフィクション、フィクション、エッセイ共にスポーツを題材にしたものがほとんどの中、
ノンフィクションで「Give up:オフコース・ストーリー」とオフコースの解散の裏側を
迫った著書があります。
ある方のレビューを見ると
ボクのような中高年男性はオフコースファンだ、
小田和正がいいとか堂々と言いにくいところがある。
なんだか、軟弱だとか女々しいと言われそうな気がするからだ。
となると、一人で本を読んだり、CDを聞くというのが密かな楽しみとなる。
この本は人気絶頂のまま解散したオフコースの裏舞台、解散に至るまでの人間ドラマが丹念な取材によって描かれている。
オフコース5人の人間ドラマ、とくに小田和正と鈴木康博との
ある種の確執のようなものが描かれており、なかなか興味深い。
スポットライトを浴びる者とそれを蔭で支えている者。
スタートは一緒だったのに、いつしか、
前を走る者と後からついて行く者という序列ができてしまう。
なんだか男社会の出世競争で勝った者、敗れた者のイメージがだぶり、
中高年には鈴木康博さんの気持ちもわかる気がするのだ。

スポーツのあまり興味のない方もオフコースの本はどうでしょうか?
ノンフィクションもおススメのジャンルです。

 

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