吉村 昭  『羆嵐』

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「背筋がゾッとする本」

岐阜県 ラジオネーム 4人目のクマーズ

吉村 昭  『羆嵐』

①この本のオススメどころ

大正時代に北海道の開拓村で発生した

日本で最多の犠牲者を出した獣害事件をテーマとしたドキュメンタリーです

当時の生活の描写にも驚きますね

羆に襲われ右往左往の開拓民、そのうちにどんどん犠牲者も増えて行き

警察が出動しても経験の無い彼らでは羆に対する恐怖で役にたたず

そこで 人間的には難のある「銀じい」と呼ばれる猟師に助けを乞う

描写では割りとあっさり片をつけるんですが

これは経験がものをいってるんでしょう

オススメどころは羆の恐怖と 当時の生活模様の描写でしょうか

悲しく恐ろしい物語です

②この本との出会い

本ズキー倶楽部で何度か話題になっていて

前々から読みたいなと思っていましたが

図書館行った時にふと思い出して借りてきました

③ 4人めのクマーズさんの背筋がゾッとする経験

偶然 北海道で体験した事ですが

出張で旭川空港に着陸の時 ちょっとフッと浮いた感じがあったんですが

後でホテルのTVでニュース見てたら該当の飛行機が「もう少しで山腹に激突する所でした」

と言っていて 流石に「なんだって!」となりました (笑)

 

♬吉村昭

(1927-2006)東京・日暮里生れ。学習院大学中退。

1966(昭和41)年『星への旅』で太宰治賞を受賞。

同年発表の『戦艦武蔵』で記録文学に新境地を拓き、同作品や『関東大震災』などにより、1973年菊池寛賞を受賞。

以来、現場、証言、史料を周到に取材し、緻密に構成した多彩な記録文学、歴史文学の長編作品を次々に発表した。主な作品に『ふぉん・しいほるとの娘』(吉川英治文学賞)、『冷い夏、熱い夏』(毎日芸術賞)、『破獄』(読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞)、『天狗争乱』(大佛次郎賞)等がある。

三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)とは、1915年(大正4年)12月9日から12月14日にかけて、北海道苫前郡苫前村三毛別(現:苫前町三渓)六線沢[注釈 1]で発生した、クマの獣害(じゅうがい)としては記録的な被害を出した事件。六線沢熊害事件(ろくせんさわゆうがいじけん)、苫前羆事件(とままえひぐまじけん)、苫前三毛別事件(とままえさんけべつじけん)とも呼ばれる。

エゾヒグマが数度にわたり民家を襲い、開拓民7名が死亡、3名が重傷を負った。事件を受けて討伐隊が組織され、問題の熊が射殺されたことで事態は終息した。

 

熊嵐…言い伝えによればクマを殺すと空が荒れるという。この天候急変を、村人たちは「熊風」と呼んで語り継いだ

今でも熊の被害はあります。

私の家の近くはカラスの被害

そもそも…動物達が住んでいた森や林を人間が開発して住むところを追いやったために起きています。

野生の動物達のとの共存は、どうしたらいいのか…大きな課題ですよね。

 

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