北村薫 「八月の六日間」

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愛知県 ラジオネーム 563匹目のうさぎ

北村薫 「八月の六日間」
この本のオススメどころ
山をよく知らない人にも、山の素晴らしさ、山登りの楽しさが伝わります。
山の情景、山小屋の風景などもとてもリアルに描かれていて、なんだか本当に自分が山に出かけたような気持ちにも慣れます。
また、北村薫さんの作品だけに、日々の生活の中での喜び悲しみや、悩み事が淡々と語られながら、山登りを通して人生の見方が少しずつ変わっていく様なども描かれています。
読み応えのある1冊です。
ただし山岳ガイド本ではないので、これだけ読んで「私も北アルプスに行ってみよう」と思うのは、未経験者にはキケンなので、山登りの詳しい人によく話を聞いてからにして下さい。

この本との出会い
著者とタイトルを知って「是非読みたい」と思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。
昨年の夏、南アルプスの椹島(さわらじま)ロッヂの本棚にさりげなく置いてあるのを見つけ、夕食後のひと時に読み始めたら、案の定おもしろく、でも夜遅くなったので最後までは読みきれませんでした。山から帰って結局購入してしまいました。

「山」に関する思い出
高校の山岳部で10年間顧問を務めました。
毎年夏に南アルプスで5日間ほどの縦走をしました。
それ以来、顧問を勤めた仲間と一緒に北アルプスの山にもいくつか登っています。
剣岳のカニの横ばい、戸隠の蟻の門渡り、白馬の不帰ノ嶮などでは怖い思いもしましたが、楽しく続けています。
なによりも登頂後、あるいは山小屋でのビールの美味しいこと。そのために登っているといってもいいほどです。
♫北村薫 「八月の六日間」の公式サイト
・新刊ラジオで著書の一部をラジオドラマで聴く事ができます。
著者のインタビュー動画やあらすじや絵で描いたルートもあり楽しめます。

・北村薫さんは元高校教師です。
そこで教師をしていた作家の作品を紹介します。

・夏目漱石 英語の教師
「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「こころ」
・芥川龍之介 文化学院文学部講師
「羅生門」「蜘蛛の糸」「鼻」「杜子春」
・内田百けん 法政大学教授(予科独逸語部)
『阿房列車』『冥途』『百鬼園随筆』
・藤沢周平 中学校の、国語と社会を担当。
「蝉しぐれ」「たそがれ清兵衛」「武士の一分(いちぶん)」
・石坂洋次郎 高等学校 国語
「陽のあたる坂道」「青い山脈」「あいつと私」
その他にも…
小泉八雲、島崎藤村、与謝野晶子、宮沢賢治、石川啄木、宇野千代、中島敦、坂口安吾、俵万智など

 

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