おススメのエッセイ
ラジオネーム KON
久住昌之 「タキモトの世界」
① この本のおすすめどころ
知る人ぞ知る妙なカメラマン滝本淳助さんの独特な世界観を孤独のグルメ原作者で、斜め上なエッセイを得意とする久住昌之さんがレポートした妙な一冊。
ハマる人にはたまらない。
一度、絶版になったものの復刊された伝説のサブカル本。
② このホントの出会い
デビューした頃、私が中学生の頃に久住昌之さん原作の漫画が雑誌に紹介されていて、大ファンになりました。
それ以来、ほとんどの作品を集めています。
③ エッセイの魅力
自分にはない視点で世界を切り取っているところ。
子供の頃は何がおもしろいのか分からなかったけど、今は、エッセイ大好きです。
♬くすみまさゆき
孤独のグルメの原作者
- 近くへ行きたい。秘境としての近所 舞台は”江ぐち”というラーメン屋 (はまの出版、1985年1月) のち『小説中華そば「江ぐち」』と改題して新潮文庫、のち『孤独の中華そば「江ぐち」』と改題して牧野出版から増補版
- ある純情青年の風俗十番勝負 (はまの出版、1985年7月)
- 久住昌之の人生読本 (角川文庫、1986年4月)
- HE-SO bookへその素 (ビクター音楽産業、1990年8月)
- 久住昌之のハイテクがなんだ! (ダイヤモンド社、1992年6月)
- 歩く人 (マガジンハウス、1993年2月)
- 夢蔵 Super dream collection (情報センター出版局、1995年5月)
- えっ、そりゃないぜ!久住昌之のパソコン奮戦記 (ソフトバンク出版事業部、1995年1月)
- コンプレックス・パワー マイナスをプラスに変える驚異の外見学 (はまの出版、1996年11月)
- Mangum (情報センター出版局、1998年7月)
- 工夫癖 (双葉社、1999年7月)
- 馬鹿でよかった (演劇ぶっく社、2000年9月)
- 工夫貧乏のシアワセ (双葉社、2003年10月)
- 食い意地クン (二見書房、2004年12月)
この俺を野蛮人にしてくれる、狂わせてくれる、そういう食べ物の中に間違いなくカレーライスがある(本文より)。焼肉、ラーメン、とんかつ、ナポリタン、大根、塩辛、立ち食いそば、キャベツ……。『孤独のグルメ』原作者である著者が、愛する二十六品目のメニューについて、熱く語ります。あなたはこのエッセイに抱腹絶倒しながら、やがて激しく共感している自分に気付くでしょう。
- いただきます (ポプラ社、2007年3月)
- 野武士のグルメ (晋遊舎、2009年2月)
- 昼のセント酒 (カンゼン、2011年12月)
- ひとり家飲み通い呑み (日本文芸社、2012年1月)
- ちゃっかり温泉 (カンゼン、2012年12月)
- 久住昌之のこんどは山かい!?関東編 (山と渓谷社、2013年4月)
- ふらっと朝湯酒 ( カンゼン、2014年1月)
- ひとり飲み飯 肴かな (日本文芸社、2015年6月)
- 東京都三多摩原人 (朝日新聞出版、2016年1月)
- 野武士、西へ〜二年間の散歩 (集英社、2016年3月)
野武士たる著者は、世の散歩ブームを受けて「大阪まで散歩しよう」と思い立った。でも大人だから、一気に踏破するなんて無茶はしない。ちょっとずつ歩いて帰りは電車で戻ってくればよしとする。途中でビールを飲んだりウマイものを食ってもよし。温泉に入ってもよし。疲れたらホテルでマッサージとか頼んでもよし。かくしてユルさと苦難がないまぜの、大人の東海道散歩500キロ超が始まった!
- ニッポン線路つたい歩き (カンゼン、2017年5月)